夫婦二人暮らしの、家具配置についてのお話です。
上のイラストのように、約12畳のコンパクトなLDKです。
この家具配置には、快適に過ごすことができない3つの大きな問題点があります。
問題点 その①
上の矢印は、人が動く動線です。
動線が部屋の真ん中を横切るため、落ち着いてTVを見たり、ソファーでくつろぐことができません。
問題点 その②
赤の点線は、ソファーからTVまでの視線を表しております。
ソファーからTVまでの距離が約4mもあるため、大変TVが見にくい状況です。
問題点 その③
黄色の矢印は日射を表しております。日中は、TVの背中から太陽が差し込むため、TVが見にくくなります。そのため、カーテンを半分閉めて日射を半分おおうため、日中でもお部屋が暗くなりがちです。
問題点 その①の解決策
動線が空間を横切らないように、ダイニングゾーンとリビングゾーンの2つに空間を分ける
問題点 その②の解決策
TVの配置を変え、TVとソファーの距離を近くする
問題点 その③の解決策
日射の影響を受けないよう、TVを太陽光と平行になるよう横向きにする
いかがでしょうか?
家具配置だけで、こんなにもお部屋は簡単に、使いやすく模様替えできます
ソファーから遠く、日射の影響で見えにくかったTVも・・・
空間を2つにわけることにより、快適になりました
部屋の模様替えについて詳しく勉強されたい方は
著書「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」(彩図社)を参考にしてください
模様替えのスペシャリストになりたい方は、資格取得をお勧めいたします