リノベによるユニバーサルデザインとバリアフリー

よく耳にする、ユニバーサルデザイン。でも、それが何なのか説明しようとすると、なかなかできません。バリアフリーとの違いなど、気になるポイントをまとめてみました。

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1. ユニバーサルデザインとバリアフリーの違い

ユニバーサルデザインは、1985年にロナルド・メイスが公式に提唱した概念。国籍、性別、年齢、障がいなどをこえて、全ての人ができるだけ使いやすい施設、製品、情報を設計することです。一方、バリアフリーは障がい者やお年寄りに配慮して、快適に暮らせるように後からバリアをなくすことです。
例えば、玄関に大きな段差があり使いにくいので、なだらかなスロープを作るのがバリアフリー。家を建てる段階で、そのように設計するのがユニバーサルデザインです。できあがったものだけ見れば同じ形をしているので、区別しにくいのかもしれませんね。また、どちらも今の日本に必要な概念であることに変わりはありません。

フラットなデザインで、年齢を重ねてからも暮らしやすい。

2. ユニバーサルデザインを取り入れたリノベーション

リノベーションは1度全てをゼロに戻して設計しなおすので、ユニバーサルデザインということになります。
人によって何が快適かは異なるから、まずは話し合い。住む人のライフステージや希望に沿った設計を模索して、暮らしやすい家にたどり着きます。そんな風にして生まれたデザインをいくつかご紹介します。

広々とした土間のような玄関。ベビーカーを押しながら入れたり、両手いっぱいの買い物袋を置けたり、良いことがいっぱい!

入り口を広く取り、床をフラットにしたトイレ。もちろん手すりも完備。足を怪我した人や、車いすを使う人でも入りやすく出やすい。

引き戸を布地の吊り戸にすることで、段差がなくスムーズな空間作り。素材が柔らかいため、大きな扉でも圧迫感がない。

間取りのない、ゼロ空間。床面積以上の広さを感じる。廊下という概念がないので、体の大きな人、足の不自由な人、いろいろな人が移動しやすい。

3. ユニバーサルデザインの根本にあるもの

相手を理解しようという気持ちが、ユニバーサルデザインを成立させます。どうしたらみんなが快適に過ごせるのか分からなければ、作ることはできません。だからこそ、ゼロリノベではたくさん話し合いをして、時には無駄なおしゃべりもして、住む人を理解することから始めています。ぜひ一度、お話をしに来てくださいね。

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