灯油の価格ってどれくらい?価格推移をご紹介!

灯油はどのようにして価格が決められているのでしょうか。冬の必需品である灯油も輸入元の経済状況や為替変動によって左右されてきます。今回は灯油価格の推移、灯油価格の今後の動向などをご紹介します。

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家庭内のエネルギーを支える重要な役割を担っている灯油ですが、
今回はその灯油について、どのようにして価格は決められるのか・灯油価格の推移・灯油価格の今後の動向など、さまざまな角度から調べてみました。

灯油の価格はどうやって決められているの?

我が国の原油は99%が輸入に頼っており、そのうち83%が中東からの輸入となっています。

そのために中東地域での紛争による情勢不安や、欧米の経済問題による為替変動などによって原油価格変動の影響を受けてしまいます。

石油元売各社は2008年以降より、価格体系を「原油価格連動方式」から「市場連動週決め方式」に変更したことで、需要や市場動向に販売コストを反映させながら元売会社主導で価格が決められるようになりました。

<参考>プロパンガスの価格はどうやって決まっている?

灯油のほかに、重要なエネルギー源としてプロパンガスが挙げられます。

では、プロパンガスの価格はどのように決まっているのでしょうか。

プロパンガスの価格はガス会社によって異なるので、
プロパンガス料金が高すぎると感じている方は、
ガス会社の切り替えを検討してみてもいいかもしれません。

複数社比較検討することで、より安く・より信頼できるガス会社を見つけることができます。
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灯油の価格推移はどうなっているの?

昭和32年から統計を取っている
総務省統計局の資料によると、
統計開始した昭和32年の
東京都の灯油18Lの小売価格は559円でスタートし、
昭和44年には最安値の343円まで下落しました。

その後、昭和55年あたりから
オイルショックの影響で灯油の値段は急上昇し、
昭和57年には1,882円まで一気に上昇しました。

その後、時代は平成へと変わり、
1,100円前後で推移していましたが
平成18年当たりから急上昇し始め、
平成20年8月には過去最高値の2,468円を記録しました。

この時期は1L当たりの灯油単価が
137円と非常に家計に大きな負担がかかっていました。

その後、市場連動週決め方式が導入されたことで、
比較的安定した価格を保っていて、
原油価格の値下がりと合わせて灯油の価格も下がり、
平成30年6月の時点で1,667円となっております。

家庭内でたくさん灯油を消費する灯油ボイラーの価格は?

家庭内で灯油を使用する機器の中でも、
年間を通して使用される『灯油ボイラー』があります。


この灯油ボイラーは構造的に見て、

ある程度使用すると耐用年数を迎えてしまい、

いざ故障しても修理に高額な費用がかかってしまいます。



灯油ボイラーも様々なタイプが発売されていますが、

標準的な機種の価格で200,000円~250,000円ほどで

販売されており、

取付工事に50,000円ほどかかるのが相場となっています。

さらに灯油ボイラーについて詳しく知りたい方はコチラもご覧ください。

都道府県別の灯油の価格比較!全国平均は今、いくら?

経済産業省の調査発表から
2018年10月22日時点と10月15日時点での
灯油店頭販売価格を比べてみました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■全国平均

1,787円/18リットル(2018年10月15日時点)
↓  ↓  ↓
1,797円/18リットル(2018年10月22日時点)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1月時点:1,578円
2月時点:1,586円(8円値上がり)
3月時点:1,581円(5円値下がり)
4月時点:1,578円(3円値下がり)
5月時点:1,649円(71円値上がり)
6月時点:1,668円(19円値上がり)
7月時点:1,673円(5円値上がり)
8月時点:1,673円(前月同じ)
9月時点:1,700円(27円値上がり)
10月1日時点:1,714円(14円値上がり)
10月9日時点:1,751円(37値上がり)
10月15日時点:1,787円(36円値上がり)
10月22日時点:1,797円(10円値上がり)

気温もどんどん下がり、肌寒さを感じるようになり、
一気に冬に向けて加速が始まったような気がしますが、
これから出番の増えてくる灯油の価格はどんどん値上がりを続けています。
前月9月に比べても約100円の値上がり傾向にあります。

実はこの灯油価格、多少の上下はあるものの
2年前からずっと値上がり傾向が続いており、
2年前から約600円、1年から見ても約400円も高くなっております。
下記は10月25日時点の全国平均1,797円を基準に
灯油価格が「安い順」と「高い順」で
ランキングをつけてみました。

【灯油が安い都道府県(2018年10月26日更新)】

【灯油が高い都道府県(2018年10月26日更新)】

<参考>都道府県別プロパンガスの価格は?

灯油の価格を都道府県別に見てきましたが、
プロパンガスの価格は都道府県によって変わりがあるのでしょうか。

お住まいの都道府県の平均ガス料金と、
ご家庭のガス料金を比較してみましょう。

比較してみて、異常に高いと感じた方は、ガス会社の切り替えを検討してもいいかもしれません。

今後の灯油価格動向はどうなっていくの?

連動週決め方式を導入して、業界あげて価格の安定に努めていて一定の成果は出ているものの、
我が国は原油のほとんどを輸入に頼っている状況です。

この状況に変化がないことには外国の情勢によって価格の変動は避けられない状況は、今後も続いていくでしょう。

まとめ

現在家庭の重要なエネルギー源の
灯油価格安定のために、官民一体となって
努力をしてきていますが、
やはり海外からの輸入に頼っている状況では
その努力には限界があります。

地球の限られた大事な資源という
意識を持って、個人個人が節約に努める事が
必要ではないでしょうか。

灯油と同様にプロパンガスを利用している
お宅の場合も地域によって値段が異なります。

さらにプロパンガスの場合は、
地域の中でも会社によって料金設定が
バラバラで、なかには異様に高いガス料金を
請求する悪徳業者も存在します。

灯油の場合は価格が公表されていますが、
プロパンガスは料金が不透明な場合が
多く見受けられます。

今すでにプロパンガスを利用されていて、
料金や対応面に不安を感じている場合は
一度、ガス会社を見直すことをオススメします。

エネピではプロパンガスをより安く・
より信頼できるガス会社を見つけることができます。

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