無垢材と新建材の違い

無垢・複層フローリングのメリット・デメリット!

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・無垢材とは
合板や集成材ではなく、使用する形状でマルタから切り出した木材です。
割れやひびなど が入りやすいが、天然木の風合いを持ち、室内の温度を調整する働きもあります。
※「正物とも呼ばれます」
・新建材とは
新しい材料や製法によって作られた建築材料。
合成樹脂を材料とするものが多く断熱材・ 壁・床・家具などに用いられます。

・無垢の杉材とパイン材の断面 (左)
・複合フローリングの断面(右)

Q、耐久性の違い

A、無垢材で作られた家は世界中に100 年、200 年建ち続けている物が現存してます。

新建材は工業化製品なので試験で強度、耐久性を計測して無垢材よりも
強いと言われてい ますが、それは木材のチップを固める接着剤の強度という事です。
あくまでも実験室での 耐久性、強度が根拠なので新建材の耐久性には疑問が残ります。
反対に、無垢材は世界中に 100 年、200 年建ち続けている無垢材でつくられた家が
現存し ているということが、耐久性の根拠になっています。

Q、身体に優しいのはどっち?

A、自然素材の無垢材です。

無垢材には健康を促進する働きがあり、自然の素材なので一切化学物質は出ません。
また、フィトンチッドによるリラックス効果で、精神を休ませ、安定させます。
新建材もシックハウス対策で、フォースターという低ホルムアルデヒドのものに
なってい ますがシックハウスの原因である科学物質の含有量が少し減っただけです。
身体に良い と言える材料ではありません。

Q、環境にやさしいのはどっち?

A、自然素材の無垢材です。

新建材は今まで捨てていた木片、チップを利用して作っているから
地球にやさしいと言 っていますが、25 年で建て替えるサイクルは変わっていないため
地球環境にやさしいとは言えません。やはり、家を長く持たせて建て替えサイクルを
伸ばさないと現状は変わりま せん。木は二酸化炭素を吸って酸素を放出し、
炭素を蓄えて成長しますが成長の止まっ た木は二酸化炭素をそのまま放出するようになります。
この成長の止まった木を切り出し て住宅に使用する事で、若木を植えることが出来るようになります。
そうすることで森林 を守り、二酸化炭素を酸素に変えることができ、地球温暖化を防ぐことにもなります。

Q、調湿効果、遮音性、断熱性は?

A、無垢材は木が元々持っている調湿性、遮音性、断熱性を兼ね備えていますが
新建材は 結露や音が響いてしまいます。

実際にサンプルなどを手にとり目で見て体感するとおわかりいただけます。
無垢フローリ ングは夏はひんやりと涼しく、冬はじわっと暖かいのです。
肌触りがやさしく気持ちが良 いです。素足で気持ちいいし、寝っ転がっても気持ちいい。
そして、梅雨の時期でもベタ つきません。複層フローリングは、
化学接着剤で張り合されているので耐用・耐久年数は 15~20 年と言われております。
使用環境によっては表面のシートが剥がれたりします。
化学接着剤を使っていない無垢の床は剥がれることは一切ありません。
また音に関しても無垢材は空気層で形成されているため音を遮断する効果があります。
一方で新建材は複数の合板を重ねていますので空気層はもちろんありませんし、音を直に 伝えてしまいます。

無垢フローリングのメリット、デメリット
メリット
・本物の木質感 ・経年による風格 ・調湿作用 ・心地よさ

デメリット
・膨張と収縮 ・傷がつきやすい ・水に弱い

複層フローリングのメリット、デメリット
メリット
・無垢と比べ安価 ・バラつきが無く一定の品質を確保できる
・防音性、耐久性 ・床暖対応やデザインにも幅が多い

デメリット
・化学物質を無垢に比べて多く使用している ・経年劣化
・肌触りが無垢に比べ無機質 ・キズが付くと修復が困難


上記のように、無垢フローリングと複層フローリングでメリット、
デメリットが違います ので、フローリング選びの参考にしてみてください。

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