雨に負けない!勝手口に屋根と目隠しを作って快適生活!

自宅の勝手口を開けた瞬間、雨に濡れる…(涙)
そんな経験をされた事はありませんか?

勝手口は住宅によって幅やスペースが異なり、
メーカの市販屋根が付けにくいため屋根がない事が多々あります。
そのため晴れた日は良いのですが、雨の日は扉を開けられないことも。

そこで住宅の勝手口に屋根をDIYしてみました。
屋根を付けて雨に濡れなくなるだけでこのスペースが劇的に生まれ変わります。

例えばゴミ箱を置いたり、チョットした物を置けるようになります。
また目隠し壁を付ける事で小屋のようなスペースが作れるため
さらに有効的な使い方ができるようになります。

勝手口屋根の材料にはアルミパイプと波板を使い、
作り方はとても単純です。
住宅のサイディングにパイプを固定して仕切り壁側には柱を設置、
それらを繋いでアーチ状にして最後に波板を取り付けます。
2日もあれば作れる程の簡単DIYです。

この作り方は簡単なだけでなく、好きな形に自由に作れる事が特徴です。
ここで紹介する勝手口も最も狭い場所で600mmほどしかありませんが、
それでも作る事が出来ました。

もし勝手口が使いにくいと悩まれる方は必見ですよ。
屋根があるだけでその勝手口のスペースが生まれ変わります。

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1. 雨に濡れない勝手口が欲しい…

勝手口の扉を開けるとそこは雨だった…
そんな経験をされた事はありませんか?

実は自宅の勝手口に屋根が付いていないので雨の日に開ける事が出来ません。
開けた瞬間に雨が家の中まで入って濡れてしまいます(泣)

本当であれば勝手口の外にゴミ箱などを置けるようにしたかったのですが、
隣家との距離が短く、メーカの既製屋根をつける事が出来ませんでした。

しかしやはり諦めきれない!
メーカ品が使えないのであれば自分で屋根を作ってしまえば良い!

そんな感じでこのDIYのスタートです。

2. 今の勝手口はこんな感じです

今の勝手口はこのような感じです。
この写真は自宅の建設中の写真ですが、勝手口に足場は作るものの屋根は作れません。
このままでは雨の日に勝手口の扉を開けることはできません。

隣家までが近く、仕切り壁まで人ひとりが通れるくらいの距離になっています。
このスペースに屋根を取り付けて、ごみ箱などを置きたいです。
せっかくの敷地内のスペースを無駄にはしたくありません。

さらに出来れば隣から見えないような目隠しまで作りたいと考えていましたが、
色んなメーカを調べたところ既製品では無理でした。

実は住宅と仕切り壁が斜めになっていて奥に進むにつれて距離が広くなります。
既製品ではこのような斜めに対応した物はありません。
スペースが広ければまっすぐした屋根を付けて少し無駄を作ってもいいですが、
この距離なので柱1本分でさえ無駄にはできません。

このまま屋根がなければ物も置けず、勝手口の扉も開けづらくなるので
このスペースの有効活用が難しい・・・

でもそんな事はしたくない!

このスペースを有効活用するためにもこの勝手口に屋根をDIYします。

フレームDIYラボ frame-diy.com

3. こんな屋根を作ります

この勝手口に屋根をDIYする時に問題となるのが隣まで距離です。

最も狭い所で600mm程しかなく、もし屋根の柱を立ててしまうと
さらに狭くなってしまいます。
できればこのスペースを最大限に活用したいので極力柱は立てたくありません。

しかも物をたくさん置けるようにしたいので屋根の幅を5mくらい欲しい。

斜めになったこのスペースに高さが約2.5mある屋根を5m分取り付ける!

これが今回目指す勝手口屋根の構想です。

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4. 勝手口屋根を設計してみよう

DIYしたい勝手口屋根のイメージができたので、後はどのように作るか考えます。

色々検討した結果、材料にアルミパイプを使うことにしました。
アルミパイプは濡れても錆びず、しかも簡単に組み立てる事が出来ます。

まずスペースを最大限に確保するために柱は仕切り壁の上に立てることにしました。
実はこの壁までが自分の敷地になっていました。

そして住宅側には柱を立てず、サイディングに直接屋根を支えるパイプを固定します。
そうすればこちら側には柱が不要で、実質使えるスペース内に柱がありません。

これを絵で描くとこのような感じになりました。
DIYだと自分が望む形状の屋根を好きなように作ることができるので
この複雑なスペースにも対応できそうです。

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5. 勝手口屋根を作ってみる

設計した図面を元にアルミパイプとパイプを繋ぐ部品を購入します。

これを組み立てればいいのですが、屋根が斜めになるため
ここは実際に合わせながらパイプを切断します。

アルミパイプは金物用ノコギリがあれば簡単に切断できます。

サイディングへのパイプの固定はサドルを使いましたが、
これも専用の部品があったのでそれを使いました。

またパイプを柱として立てる際にはスタンドという部品があり、
これをアンカーで仕切り壁の上に固定しました。

アルミパイプの連結は六角レンチでボルトを締め込むだけの簡単な作業でした。

最後に波板を屋根下地パイプにネジで固定すれば勝手口屋根の完成です。

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6. 勝手口屋根があると最高!

こちらが完成した勝手口屋根です。

これがあれば雨の日も濡れる事なく勝手口扉を開ける事ができます。
屋根の幅が5mもあるのでかなり広いスペースとなっています。

これだけあれば色んなものを置けそうです。
柱や梁もしっかり固定されており、
台風が来ても部品が外れたりする事もなく無事でした。

パイプどうしは簡単に接続できますが、意外に強度は強いです。
ただ目隠し壁をもう少し下まで取り付けて密閉したいですね。

アルミパイプは後からでも部品やパイプを自由に取り付けられるので
それは今後進めていく予定です。

メーカの市販品が使えない時はどうしようか悩みましたが、
DIYすれば簡単に解決できました。

しかも思っていた以上に簡単な作業で費用もだいぶ抑える事が出来ました。
何よりこのままでは無駄になりそうなスペースが屋根を付けただけで
便利なスペースに生まれ変わった事が嬉しかったです。

DIY初心者でも十分できる作業なので、
同じお悩みの方は是非チャレンジしてみて下さい。

より詳しい作り方などはブログで公開しているので、
興味のある方はそちらをご覧ください。

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