なぜ輸入住宅は高いと言われるのか。【つづき1】

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構造材と技術改良

【暑い構造材やさまざまな工法も、耐震性・耐久性を高めている】




元来の強い構造に加えて、輸入住宅を扱う国内の企業などでは、大型地震に対応できるよう、耐震性や耐久性をさらに高めるための技術改良も積極的に進められている。

例えば、ある木質パネル工法系の企業では、一般的な2×4工法の約1.6倍太い資材を縦枠の構造材として使用している。

また2×4工法系の別の企業では、通常の2×4工法と比較して1.3倍~1.6倍の厚さの構造用合板を開発した。

このほか、基礎部分に免震装置を導入し、大地震が発生しても、建物の破損が防げることを実験で証明した企業の例もある。

東日本大震災でも2×4工法は強さを発揮している。

耐火性・防火性

【太くて厚い構造材や石こうボードが、耐火性・防火性を高めている】

≪1≫石こうボードなどが、輸入住宅の耐火性を高めている



輸入住宅では構造材や内装材にたくさんの木材が使用されている。

一般に、木材は火に弱いと考えられがちだ。

しかし2X4工法や木質パネル工法の構造材に使用される太くて厚みのある木材は、火災が発生しても表面が燃えるだけで、その中心部までは燃焼しないことが実験で証明されている。表面が燃えるとそこに炭化膜がつくられて、火の進行をくい止めるためだ。

この太くて厚い構造材に加えて、さらに耐火性·防火性を高のるために、輸入住宅ではいくつかの工夫がなされている。


まず注目したいのが、石こうボード。

石こうボードにはいくつかの種類があり、壁や天井など、使用する部位や条件によって使い分けられている。

このなかで最も防火性能が高いといわれているのが、「強化ボード」である。

強化ボードには、
①高温でも伸縮や変形を起こさない
②ボードの中に約21%の結晶水が含まれていて、ボードの表面が災に触れると熱分解を起こして水蒸気を発生させる
といった特徴がある。

特に②の水蒸気は、壁の内部や天井裏の温度の上昇を押えるので、壁内の構造材が発火温度に達するまでの時間を遅らせるという力を持っている。


また2×4工法や木質パネル工法では、壁パネルの中にファイヤーストップ材を組み込むケースもある。

このファイヤーストップ材は、パネル内の空気層を細かく区切り、壁内の温度が急激に上昇しない役割を果たしている。

↑太くて厚い構造材が2×4工法の輸入住宅を支えている。
この構造材に合板を張り付けて、壁・床・天井の6面ボックス型構造となる。




≪2≫ デザイン性を損なわない外壁・屋根材が登場



北米や北欧などと比べて住宅密集度の高い日本では、耐火性とともに、もらい火や飛び火による延焼·類焼を防ぐために、防火性も強く求められている。

例えば屋根材は、わが国の多くの地域で不燃材料(陶器瓦や天然スレート、鉄板など)で葺くことが要求されている。

また外壁材も、住宅を建てようとする地域や、隣地・道路からの外壁の位置などに応じて、一定の防火性能を持つことが義務付けられている。

一般には難燃材料 (難燃合板や難燃繊維板など)や、土塗り壁と同程度の不燃性の高い材料、さらにコン
クリートやレンガなどの不燃材料による防火構造が必要。

このほか、木製ドアや窓サッシなどの外部健具も、同様の耐火性と防火性が要求されている。

そこで輪入住宅を手がけるメーカー各社では、輸入住宅ならではの外観デザインや質感などを損なわずに、防火性の高い屋根材や外壁材、外部建具を開発。


今は、日本の住宅事情に適合した、耐火性·防火性に優れた輸入住宅が多くなっている。

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