10月以降に火災保険が値上げ!?値上げ前にできる対策とは?

火災をはじめ、雷や洪水による被害、家財や部屋の破損など、幅広く補償してくれる火災保険。住宅購入時に加入する代表的な保険の一つです。...

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火災をはじめ、雷や洪水による被害、家財や部屋の破損など、幅広く補償してくれる火災保険。住宅購入時に加入する代表的な保険の一つです。
しかし、そんな火災保険の保険料が、10月以降に上がるということをご存知でしょうか?今回は、ファイナンシャルプランナーの平原直樹(所属:ブロードマインド株式会社)が火災保険の値上げ対策について解説いたします。

■火災保険の保険料はどのように決まるの?

火災保険の保険料構成は、実際に保険事故が発生した際に給付に回される「純保険料率」と保険会社の事業運営上の経費となる「付加保険料率」とで構成されています。
かつては補償期間が35年の長期タイプがありましたが、現在は10年が最長保険期間となっています。これは、ゲリラ豪雨などの異常気象が増えている中、35年間の事故発生率を予測することが難しくなっているためと言われています。「純保険料率」の部分が、今後上がっていくことを損害保険会社は危惧していると言い換えることもできそうですね。
 

ちなみに、「純保険料率」「付加保険料率」ともに、損害保険会社ごとに決定することができるのですが、各損害保険会社は

の発表を参考にしています。損害保険料率算出機構は、損害保険会社などから各保険商品の支払いデータを収集し、各損害保険商品の純保険料率の基礎となる「参考純率」を算出する役割を果たしているのです。

■なぜ火災保険の保険料は上がるの?

さて、そんな火災保険ですが、値上げの噂は以前からありました。
というのは、損害保険料率算出機構から火災保険の保険料値上げに繋がりそうなニュースが発表されていたためです。具体的には、住宅総合保険の「参考純率」が平均で5.5%アップしたことです。(参照:

)各社の純保険料率の基礎となる「参考純率」が値上がりしたことから、各損害保険会社の火災保険の保険料が上がることが予想できたということですね。

参考純率が上がった背景には、自然災害や水漏れ損害の増加があるようです。自然災害としては、関東甲信で2013年度に発生した大雪や2015年度に九州に大きな影響を与えた台風15号などにより、保険金支払いが増加しました。また、水道管の老朽化などにより、水漏れ損害の保険金支払いも増えているそうです。(水漏れによる保険金支払い:2012年=190億円⇒2015年=230億円)

■実際、保険料はいくら上がるの?

火災保険の保険料は、実際にどの程度上がるのでしょうか?
(※2019年7月上旬段階で全損害保険会社の火災保険料が出ていないため、あくまでも概算となりますのでご了承ください。)

火災保険の保険料は、地域と構造ごとに異なります。
地域は都道府県単位となり、構造は建物ごとに3つに分類されることが一般的です。それぞれ、マンションは「M構造」、鉄鋼造住宅(耐火構造)は「T構造」、木造住宅(非耐火構造)は「H構造」と呼ばれます。全ての地域と構造で保険料が上がるわけではありませんが、多くの地域と構造で保険料が上がっているようです。
現時点ですでに保険料が発表されている某損害保険会社をベースにみてみると、M構造、T構造は原則料率値上げの傾向です。H構造に関しては一部の都道府県では料率値下げとなっていました。
個人的にびっくりしたのはその値上げ幅です。大きな水災を経験した九州地域では、M構造で1.7倍も値上がりしている都道府県もありました。

■保険料の値上げ前にできる対策とは?

大幅な値上がりが予想される火災保険ですが、今のうちにできる対策についてお伝えしましょう。まずご確認いただきたいのは、現在加入している火災保険の満期です。満期を迎える時期によって対策は異なります。

①10月の新料率前に満期を迎える保険に加入されている方

更新のタイミングで現在の保険料率(値上がりしていない保険料率)での更新となるので、特に対策は必要ありません。ただし、損害保険会社ごとに特徴があるので、一度各商品を比較検討してみることをおすすめします。

②10月の新料率後に満期を迎える保険に加入されている方

満期が10月より先の方は、満期時に新料率(値上げした保険料率)で更新することになります。そのため、10月前に現在の保険を解約して、現在の料率の火災保険に掛け替えることが一つ検討するべき対策と言えるでしょう。
特にM構造(マンション)の方は、保険料率の値上げ幅が大きくなりそうなので、ぜひ検討してみて下さい。ただし、35年の長期契約の方など、このケースに当てはまらない方(既存の契約を継続した方が有利な方)もいらっしゃいますので、一度ファイナンシャルプランナー(FP)にご相談されることをおすすめします。

いかがでしたでしょうか?我が家の場合はどうするべきなのか?とお悩みの方は、一度Sodanの対面相談をご利用下さい。それぞれのご家庭に合わせた最適なプランをご提案させていただきます。現在加入中の火災保険の証券をご用意いただければ、各損害保険会社の商品を比較しながら、どのようにするべきか?をご案内することが可能です。テレビ電話によるご相談も承っていますので、お気軽にご相談ください。

 

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