SNS映え間違いなし!ピンク色の大根【紅芯大根】を使いこなそう

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切ってびっくり!ピンク色の大根【紅芯大根】ってどんな大根?

表皮は一般的な青首大根のような色みで、中は鮮やかなピンク色の「紅芯大根(こうしんだいこん)」。中国系の大根で「青皮紅芯大根」とも呼ばれ、中国では食べるだけでなく、祝い料理の飾り細工にも使われる。インパクトのある見た目は人目をひくため、日本でも店頭に並ぶことが多くなってきた。今回はそんな紅芯大根について紹介しよう。

1. 紅芯大根の特徴

紅芯大根の表皮は一般的な大根と同じ青首で、かぶのような丸い形をしている。見た目にはほかの丸大根と変わらないが、包丁で切ると鮮やかなピンク色が現れる。
原産は中国の北京近郊で、古くから栽培されていた。現地では「紅心美(ホンシイメイ)」または「心里美(シンリイメイ)」と呼ばれ、甘みが強いことからフルーツの代わりにも食される。日本には戦後の国交回復によりやってきた。

紅芯大根のほかにも!意外と身近な中国野菜

中国野菜とは、中国を原産あるいは改良地とする野菜の総称で、とくに1975年(昭和50年)以降に日本に導入されたものをいう。中国野菜には紅芯大根のほかに以下のようなものがある。

チンゲンサイ

中国野菜の代表的品種。日本でもなじみ深く、広く親しまれている。白菜の仲間でシャキシャキとした食感があり、中華料理だけでなく日本料理や西洋料理にも合う。

豆苗

日本では節約料理の定番食材だが、かつて中国では高級食材とされていた。油との相性がよく、炒め物に向いている。

冬瓜

漢字とは裏腹に夏が旬の中国野菜。貯蔵性が高く、冬まで保存できることからこの名がつけられた。煮物にすると、とろけるような食感が味わえる。

2. 紅芯大根の旬や選び方

紅芯大根の収穫は10~12月ごろ。貯蔵により甘みが増すため、店頭に並ぶのはそれより少しあとになることもある。
近年、スーパーなどでも見かけるようになった紅芯大根の選び方は次の通りである。

葉がピンと張っていて、変色していないもの

紅芯大根の葉もほかの大根と同じく食べることができるので、なるべく葉つきのものを買おう。しなびて元気がないもの、黄色く変色しているものは鮮度が落ちている証拠なので要注意だ。

表面に傷がなく、なめらかなもの

皮の表面がざらざらしていたり、でこぼこしているものは味も悪い可能性が高い。あまり傷がなく、触ってつるつるしているものを選ぼう。

ひげ根が赤いもの

せっかく紅芯大根を買うなら鮮やかな赤色のものがよい。しかし紅芯大根は外側は青首白色のため、内部の色を見ることができない。そこで見るのがひげ根である。ひげ根は内部と同じくピンク色に色づき、ひげ根の色が濃いほど中身も鮮やかな可能性が高い。

3. 紅芯大根の食べ方

紅芯大根は鮮やかなピンク色が特徴的だが、加熱することでその美しさは失われてしまう。そのため、生食としてサラダや漬物にするのが一般的である。
冬に出回る紅芯大根は外皮の緑色の部分をうまく使うとクリスマスカラーになるので、クリスマスの日のサラダにもおすすめ。ピクルスにして料理に添えるのもよいだろう。

紅芯大根のクリスマスサラダ

紅芯大根ピクルス

結論

中国原産の赤大根・紅芯大根について紹介した。色鮮やかな紅芯大根は見た目がよいだけでなく味もよい。甘みが強くみずみずしいので、一般的な日本の青首大根よりも生食に向いている。普段の食卓の彩りに物足りなさを感じている人は、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。

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投稿者:

ライター 松崎茉莉奈(まつざきまりな)

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