子育てしやすい家にしたいあなたへーリフォーム・リノベーション実例&費用、ポイントをご紹介します

子育て世代にとって、お子さんと一緒にいられる時間はかけがえのないもの。おうちの中でも、のびのび過ごしている姿を見たいですよね。子供を見守りやすい環境に整えたり、家事の時間を短縮して一緒に遊んだりするために、リフォームやリノベーションでできることは色々あります。今回は「子供と暮らす家」を作る際の間取りなどのポイントや、一戸建て・マンションのリフォーム実例についてご紹介します。また予算組みが不安な方のために、補助金やローンについても解説するので、参考にしてくださいね。

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子育て世帯におすすめのリフォーム【間取り・家事・水まわり編】

親子で一緒に暮らしやすい家にするためには、大人と子供の生活動線をきちんとイメージしておくことが大切です。

思い切った間取り変更や、水まわりの集中的なリフォームを行うことで、子育てのしやすさはグッとUPしますよ!
以下の点を参考に、家事の効率も考えて、ご自宅に合ったプランを練っていきましょう。

①対面キッチンのあるLDKにするのが人気

対面式のキッチンは、子育て世代の主流となりつつある定番スタイル。
料理をしながらでも、リビングで遊ぶお子さんをしっかり見守れます。

オープンな壁付けキッチンと比べてベビーゲートの設置が容易なので、 赤ちゃんの安全対策もしやすいですよ。

お子さんが小学校に上がったら、リビングで宿題をしている様子を見てあげるのもいいですね。
自然と会話が生まれるので、家族のコミュニケーションが円滑になるはずです。

なおキッチンの設置時には、確保すべき通路幅にご注意を。
複数人で一緒にキッチンに立つ場合は、通路の幅は100〜125cm程度は必要になるでしょう。

②余裕があれば、水まわりをまとめておくと楽

キッチン・お風呂・洗面所・トイレなどの水まわりは、子育てや家事で使う頻度の高い場所。
できるだけ近くにまとめた間取りにしておくと、家事動線が短くなるため楽になります。

また可能であれば、汚れやカビの付きにくい浴室、自動洗浄機能が付いたトイレなど、手入れのしやすさを重視した設備を選ぶのもおすすめです。
掃除の手間が省けて、家事がより効率的になりますよ。

大幅なリフォームが難しい場合には、キッチンの脇などにアイロン掛けや洗濯物を畳めるようなユーティリティースペースを設けておくだけでも、だいぶ楽になるでしょう。

③親子で一緒に入浴しやすい浴室・浴槽の広さを確保

お子さんが小さいうちは親子で楽に入浴できても、子供の成長はあっという間。
スペースに余裕がないという理由で、一緒に入れなくなるのは寂しいですよね。

浴室や浴槽をリフォームする際は、親子で入浴しやすい広さを確保するのが一番です。
浴室の拡張向けに設計されたユニットバスや、ワイドサイズの浴槽を選ぶなど、既存の浴室の広さを変えずにできるリフォーム方法も色々あるので、業者に相談してみましょう。

また思い切ったリフォームが可能なら、脱衣所も広くしておくとさらに快適になります。

④洗面台は、大きく広い物が使いやすい

洗面台の選び方で意外と失敗しやすいのが、小さくて浅い洗面ボウルを選んでしまったということ。
ボウルのサイズを大きく広い物にリフォームすれば、お子さんの上履きを洗ったり、汚れた衣類を漬け置き洗いしたりできます。

またスペースに余裕がある場合は、洗面台の脇にカウンターを設置しておくと、何かと便利です。

⑤室内物干しや浴室乾燥機があると重宝するかも

子育てが始まると一気に増えるのが、洗濯物の量。
天気の悪い日が続いたり、花粉の季節になったりすると、干す場所にも困ってしまいますよね。

そんなお悩みを解消してくれるのが、浴室暖房乾燥機です。
浴室に物干しを取り付けて乾燥機を使えば、天候や季節に左右されずに洗濯物を干せますよ。

一方、リビングや洗面所に物干しスペースを作る場合は、天井に取り付けるユニットタイプがおすすめ。
必要な時だけ下ろして使えるタイプを選べば、日常的に邪魔になることもありません。

⑥リビングに和室を設置するのも◎

リビングの横に和室があると、子育て中にも何かと役に立ちます。
赤ちゃんのおむつ替えやハイハイの練習、少し大きくなってからは寝転がって遊べるなど用途が広く、また畳のほうがクッション性があるため、フローリングの上で過ごすよりも安心です。

和室を設置する際は、リビングと同じ高さにするか、段差を作って小上がりにするかによって、使い勝手も変わります。

小上がりの場合は、段差に腰掛けて作業できるというメリットがありますが、お子さんがつまずいたり段差から落ちたりする危険があるのでご注意を。

なお、間仕切りや収納スペースにふすまを用いる場合は、いたずらで破ってしまう可能性があることも考慮しましょう。
不安な方は、洋風建具や格子戸などを用いることをおすすめします。

⑦勉強机を置く場所は、リビングか子供部屋か?

勉強机をどこに置くかという問題は、各家庭によって結論が様々。
はっきりした正解がないので、悩む親御さんも実は多いんです。

ただ、最近ではリビングの一角に勉強するコーナーを設けたり、ダイニングで宿題をさせたりするスタイルが浸透しつつあります。
お子さんが小さいうちはリビングで面倒を見て、大きくなったら間取りの変更で子供部屋を追加するというのも一つの方法でしょう。

なお、あらかじめリビングの横に、間仕切り戸付きの洋室を用意しておき、お子さんが大きくなったら個室として使えるように設計するのもおすすめです。

子育て世帯におすすめのリフォーム【内装・収納・その他の設備編】

快適に過ごすための内装選びや、子育て世帯ならではの収納スペースも、なるべくこだわりたいリフォームポイント。
また、遊び場作りにチャレンジするのも楽しいですよ。
続いては、そんな時におすすめのアイデアをご紹介しましょう。

①内装材は、汚れ・衝撃・アレルギーに強い素材が最適

子供にのびのび遊んでほしいと思う反面、壁が汚れたり、床が傷ついたりすると平気ではいられない。
そんなジレンマを抱える親御さんも、きっと多いはずですよね。

内装材の傷みが気になるなら、汚れや衝撃に強い素材に一新するのがおすすめです。
最近は耐久性に優れた内装材が多く、汚れを楽に落とせる壁紙、傷が付きにくいクロスや床材など、選択肢も豊富にあります。

お子さんが小さいうちだけ対処したいのであれば、フローリングの上にクッションフロアシートやカーペットを敷くのもよいでしょう。

壁紙の手アカ汚れ対策として、壁の下側に腰壁を設置しておくのも良策です。
スタイリッシュな見た目に仕上がるので、おしゃれな部屋にしたい場合にもおすすめの方法ですよ。

アレルギーなど健康面が不安な場合には、天然木・珪藻土・漆喰などの自然素材 を検討するのもよいですね。
化学物質が引き起こす「シックハウス症候群」の予防にもつながります。
また、リクシルのエコカラットも、有害物質を低減する効果があり、見た目もおしゃれにできますよ。

【マンションの場合は防音性にも配慮を】

マンションにお住まいの方は、階下の住民への配慮も必要です。
お子さんが家の中で遊び回っても迷惑にならないよう、防音性の高いコルクタイルや複合フローリングなどにリフォームしておきましょう。

管理規約で、床材の防音性能が決められているケースも多いので、どのような床材が適しているか、マンションの施工知識のある業者に、一緒に選んでもらうとよいでしょう。

②片付けが楽しくなるような収納を

使ったおもちゃを自分で片付けるのも、子供の自主性や自立性を育てるのに必要なこと。
可愛い壁面収納や造作家具などのリフォームで、本人の手が届く位置に片付けスペースを用意してあげるとよいですね。

見せるタイプの収納スペースなら、どこに何があるのか分かりやすく、お気に入りのおもちゃを飾るように収納できる楽しさもあります。
物をしまうこと自体が遊びの延長のようになれば、お子さん自身が積極的に片付けをしてくれるはずですよ。

③玄関に土間収納やシューズインクローゼットがあると便利

アウトドアやスポーツがお好きなご家庭なら、玄関に土間収納やシューズインクローゼットを作るのもおすすめです。

スペースのサイズを決める際は、まず何を収納したいのかを具体的に考えましょう。
1~2畳ほどの広さがあれば十分機能的な収納場所に変身します。
靴を片付ける程度であれば、もう少し狭いシューズクロークでもOKです。

また、照明・換気扇・可動式の棚などを設置すれば、使いやすさが向上します。
さらに、用途に応じて板の間スペースや物干しスペースなどもあると便利です。

④庭やリビングなどに、遊び場があると理想的

子供を思い切り遊ばせてあげたいけれど、その度に公園に連れて行くのはちょっと大変……。
そんな時、自宅に遊び場があれば、家事をしながらしっかり見守ってあげられますよね。

例えば、好きなだけ書いて簡単に消せる、お絵描きボードや黒板がリビングにあるだけで、夢のある空間になるでしょう。

またハンモックは、お子さんにはもちろん、親御さんのリラックススペースとしてもおすすめ。
リビングに設置して、みんなで共用すると楽しそうですね。

対応できる業者を探す必要はありますが、子供たちの間でも人気の高いボルダリングを、ご自宅の壁に取り付けることも可能です。
リビングや玄関など、広い壁がある場所にピッタリです。

なお一戸建てのご家庭なら、庭にウッドデッキやサンルームを作るというアイデアも。
特にサンルームは、雨の日でものびのび遊べる場所になりますよ。

ただ、子供の遊び場は、成長と共にだんだん不要になってくるものでもあります。
リフォームプランを練る際は、長期間そのままの状態にしておくのか、あるいは10年後などを区切りとして、お子さんが大きくなった頃にまたリフォームし直すのかなど、長い目で見てじっくり考えましょう。

子育て経験のある女性プランナーなどと相談できると◎

そもそもリフォームは、暮らしやすさをUPさせるためのもの。
設備を新しくするだけではなく、家事動線や収納の配置など、具体的な点が改善できると嬉しいですよね。

リフォーム業界では、家事や子育て経験のある女性プランナーも大勢活躍しています。
そんな女性プランナーが在籍しているリフォーム会社を選べば、ご家族だけで計画を立てるより、さらによいアイデアをもらえるかもしれませんよ。

できれば複数のリフォーム業者に現地調査をしてもらい、最も提案内容がよいと思えるスタッフに、細かい点を相談してみるとよいでしょう。

参考にしたい!リフォーム・リノベーション事例・費用

それではここで、当サービス『リショップナビ』の加盟業者が手掛けた、子育てのためのリフォーム・リノベーションの実例をご紹介します。
工事にかかった総額や日数も掲載しているので、参考にしてみてくださいね。

子育てリフォームで、補助金やローンは活用できる?

上記のようなリフォーム事例をご覧になって「思っていたより高いかも……」と不安になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで、リフォーム・リノベーションで活用しやすい補助金やローンについても、簡単にチェックしておきましょう。

子育て支援のリフォーム補助金を活用できる場合も

市区町村によっては、子育てのための住宅改修や、三世代(親・子・孫)が同居あるいは近居するためのリフォームに対して、補助金を支給してくれる場合があります。

また、断熱化工事や節水トイレへの交換などの省エネリフォーム、耐震補強工事などを実施する場合にも、補助金の対象になるケースがあります。

地域によって、工事内容の条件や、ご家族の年齢、世帯年収などの条件があるので、お住まいの自治体に確認してみるとよいでしょう。
地元の補助金制度に詳しいリフォーム業者に出会えれば、申請方法や工事プランについてアドバイスしてもらえる可能性もありますよ。

ローンを組むことも可能

リフォーム資金のためにローンを組むことも、もちろん可能です。
もしも住宅ローンが残っている場合には、新規でリフォームローンを申し込むこともできますし、別のローンに借り換えることで金利が安くなる可能性もありますよ。

また、これから中古住宅を購入してリフォームするご予定なら「リフォーム一体型」の住宅ローンもおすすめです。

心配な点があればリフォーム業者に、提携ローンを紹介してもらえるか、審査は通りやすいかなども、相談してみるとよいでしょう。

リフォームやリノベーションは、どういった間取りや設備がよいのか、結果的にコストがどの程度かかるのか、考え始めると気になる点も多く出てきてしまうものですよね。

それでもまずは、親身になって対応してくれる施工業者を探し、相談してみることから始めましょう。
相性のよいスタッフであれば、ご希望や予算に合わせたプランを柔軟に提案してくれるはずです。

ご家族みんなで快適に暮らせる、素敵な家作りをぜひ目指してくださいね!

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