老後に安心して暮らすために…みんなが重視していることとは?

老後に住む家は「一戸建て」「マンション」どちらが多いの?では、60歳以上の方の持ち家率は88.2%と非常に高い割合になっていることや、都市部になるほど持ち家率は下がり、地方部になるほどその持ち家率は高くなる傾向があることが分かりました。今回は、ファイナンシャルプランナーの平...

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では、60歳以上の方の持ち家率は88.2%と非常に高い割合になっていることや、都市部になるほど持ち家率は下がり、地方部になるほどその持ち家率は高くなる傾向があることが分かりました。今回は、ファイナンシャルプランナーの平原直樹(所属:ブロードマインド株式会社)が老後の住まいの環境を豊かにするために必要なことについて解説いたします!

■老後に引っ越しをする人は少ない?

最近、定年を迎えた際に住み替えを選択する人たちが増えているというニュースを耳にします。子供が巣立って夫婦二人になると、広さよりも利便性を重視して住み替えるということです。現役時代に郊外で買ったマイホームを売却して、都市部の駅近のマンションなどに住み替えるといったイメージですね。
 

個人的には合理的な行動だと思うのですが、実際に老後に住み替えをしている方が増えている実感はあまりありません。というのは、私の実家はまさに東京郊外にあるのですが、自分の親をはじめ、近所の方々で住み替えをしている方がいないためです。

実際に60歳以上の方は、現在住んでいる地域から住み替えを考えているのでしょうか?

(出典:

上図の通り、60歳以上の方全体でいうと、93.1%の方が現在の地域に住み続けると考えているようです。「住み続ける予定がない」という方は、3.1%しかいません。もちろん同一地域内での住み替えもあるかと思いますが、「老後に住み替えをする方はそれほど多くない」と言えるのではないでしょうか。

さて、同じデータで年代別でみてみると、違う見え方ができます。公的年金の満額受給前の60代前半の方は、「現在住んでいる地域に住み続ける予定がある」という方がやや少なく、年齢が上がるにつれ、その割合が高くなっています。80歳を過ぎてから住み替えというのも大変ですので、納得できる傾向だと思います。

また、「持ち家」か「賃貸」かでも、その割合は変わってきます。持ち家の方は、「現在住んでいる地域に住み続ける予定がある」が95%を超え、賃貸の方は75%に留まっています。また、「現在住んでいる地域に住み続ける予定がない」は、賃貸の方が持ち家の方の約7倍になっています。これも当然かと思いますが、賃貸の方の方が将来的に地域を跨いだ引っ越しを考えていることがわかります。

■安心して住み続けるために必要なこと

それでは、老後も現在住んでいる地域に住み続けるとして、安心して暮らしていくためにはどんなことが必要でしょうか。

60歳以上の方で、「現在住んでいる地域に住み続ける予定がある」方を対象に調べてみると、以下のような結果が出ました。

(出典:

60歳以降の方が現在住んでいる地域に住みづけるために、もっとも必要と感じられていることが、「近所の人との支え合い」(55.9%)です。一方、「経済的な余裕・資金」(29.1%)の必要性は低くなっています。経済面よりも近所の方との人間関係の方が重要と考えているというのは、意外に感じませんか?

男女別で比較してみると、男性のほうが「経済的な余裕・資金」を女性よりも重視する傾向にあるようです。また、男性の「必要なことはない」という回答は女性の倍近くになっています。現役時代に専業主婦世帯が多かったであろう60代以上の方で考えると、現役時代男性は仕事がメインで、あまり生活環境やご近所付き合いなどを考えることが少なかったのかもしれませんね。
 

とはいえ、男女共に半数以上が「近所の人との支えあい」を必要と考えていることがわかります。このことからも、地域の方との付き合いは安心して暮らしていくために必要不可欠と考えられますね。

いかがでしたでしょうか?私も普段は仕事があるため、近所の方とあまり交流はありません。まずは、近所の方とあいさつレベルの交流を始めてみようと思います。近所の方と交流があまりない方は、老後安心して暮らすために、周囲との交流を意識してみてはいかがでしょうか?

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