木造住宅のリノベーション!ポイントと注意点を知って、改修を成功させよう

今回は、木造住宅のリノベーションについてご紹介します。日本の伝統的な住居といえば、木造住宅です。木造住宅は、しっかり手入れをした場合の耐用年数は100年を超えるといわれ、日本の温暖・多湿な気候や環境に最も適した特性を備えているともいわれています。そのため、リノベーションすることで、長い期間使用することができるのです。どんなポイントを押さえ、何に気をつけてリノベーションするとよいかを知り、ご自宅のリノベーションプランにお役立てください。

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木造住宅リノベーションのポイントはここ!

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木造住宅の特徴を知り、その利点を生かしたリノベーションを成功させるポイントを以下に紹介します。

1.思い切った間取り変更は木造住宅ならでは

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リノベーションに伴って、大幅な間取りの変更を考えている人も多いはずです。実は、木造軸組み工法(在来工法)の住宅は、特に間取り変更の自由度が高いとされています。「壁を解体してリビングを広げたい」「吹き抜けを作りたい」などの要望も実現できる可能性が高くなるでしょう。木造在来工法の住宅にお住まいであれば、大規模な間取り変更も積極的に検討できます。

2.通気工法の取り入れ/見直し

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木造住宅の構造部分は天然素材である木が主体になっていますから、これからも長く住むことを考えるなら湿気の問題は悩みの種でしょう。屋根や外壁を含めたリノベーションを行う場合は、通気工法を取り入れることでこもりやすい湿気を逃すとともに省エネ効果も得られるというメリットがあります。また、一部外壁材では通気工法の採用が保証制度の必須事項になっている場合もあります。

3.断熱、高気密化の見直し

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築年数がまだ浅めの木造住宅であれば、すでに断熱・高気密加工を行っているケースも多いでしょう。しかし、10年ひと昔というように住宅設備の省エネ化・高機能化は日進月歩です。リノベーションのタイミングで断熱や高気密工事についても見直してみましょう。住宅の省エネ改修には、内容によっては助成制度などが適用される場合もあり、費用の面で新たな工事を検討しやすいというメリットもあります。

木造住宅のリノベーションはここに注意!

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木造住宅をリノベーションする際には、気をつけるべき点もいくつかあります。つぎは、木造住宅リノベーションの注意点についてご紹介しましょう。

1.湿気による腐食やシロアリによる食害は必ずチェック

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木造住宅ゆえに特に気をつけたいのが、湿気による構造部分の劣化です。リノベーションでは、室内など目に見える部分の変化に気を取られがちですが、柱や床下などの見えない部分も経年により傷んでいる可能性があります。湿気が多い箇所にはシロアリも発生しやすいため、食害の有無も必ず確かめておきましょう。劣化や損傷がみられる箇所は、住宅の耐用年数をさらに延ばすための補強工事が必要になります。

2.金具のサビなどがないかも確かめておく

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前項で述べたように、リノベーションのタイミングは普段見えない部分を確認するチャンスでもあります。柱など構造部分の木材を接続している金具の部分まで確認しましょう。サビが多ければ金具自体が脆くなっている心配もあります。細かいながらも、住宅全体の強度に影響する箇所ですから、怠らずにチェックしておきましょう。

見た目のリニューアルにとらわれがちですが、住まい全体の価値を高めることもリノベーションの目的です。機能や性能、安全や省エネなど多方向からの視点で、将来のライフスタイルまで考慮しつつ住宅そのものに一段上の付加価値を与えるリノベーションを考えていきましょう。

木造住宅のリノベーション事例

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それでは、木造住宅を実際にリノベーションした成功事例をご紹介します。

【事例】木造住宅のフルリノベーション。築40年ながらスタイリッシュな明るい住まいに

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築40年の木造住宅をリノベーションしました。古いながらしっかりと作られている家ですが、瓦屋根からの雨漏りと断熱性の弱さが悩みとのことです。雨漏り対策で屋根瓦をガルバリウム鋼板に葺き替え、外壁材こそ既存のものを残しましたが、室内はほぼ全面改装のフルリノベーションを行っています。

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屋内は一旦スケルトンの状態まで解体してしっかりと断熱施工をし、窓もペアガラスのサッシに交換しました。暗かったLDKは天井を撤去して吹き抜けを設け、採光性と開放感をアップ。吹き抜けにした2階の一部は使わない部屋があったため、潔く減築しました。残した2階の一部は壁で仕切らず、吹き抜けを見下ろせる書斎スペースと子供部屋、そして子供が遊べるプレイルームに。1階のテラスは大きなウッドデッキにして、家族でバーベキューができる空間にしました。

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ご家族が住みやすくなっただけではなく、ご近所さんや友人が沢山集まって楽しめる家を実現しました。フローリングを安価な合板にするなどコスト面で妥協した部分もありますが、予算内で希望・要望のほとんどをかなえられ大満足のリノベーションができました。

おわりに

これまで住み続けた家を大切に手入れしながら、より長持ちさせたいと考える人も多いでしょう。木造住宅の工事を行える業者さんは数多くありますが、大事な家のリノベーションですから、できれば信頼できる優良業者さんを見つけたいものです。一括見積を利用すれば、選ばれた多くの優良業者さんから、ご要望・ご希望に合ったお近くの業者さんが必ず見つかります。

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もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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