木製装飾レールを切って短くしたい時に気をつけて欲しいこと。
ポールにリングが通っているカーテンレールを「装飾レール」って呼ぶんですね。
装飾レールには木製や金属製があるんですが、今回は木製タイプのお話。
木製タイプの場合、ご自分で短く切って長さを調節することができるんです。
その時に「気をつけて欲しいこと」があるので、
店長がお伝えしよう!っていうのが今回のお話でございます♪
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今回は「装飾レールを切りたい時」のお話。
どうもこんにちは!
あなたの暮らし応援アドバイザー。
北海道の標茶(しべちゃ)にある、ひらた家具店、
店長の平田敬(たかし・弟)です!
カーテンレールって、木製や金属製のポールにリングが通っている
「装飾レール(または装飾カーテンレール)」と呼ばれるタイプがあるんですね。
(それに対して一般的なカーテンレールは「機能性レール」と呼ばれたりします)
今回は、そういう装飾レールの中でも「木製のタイプ」のお話でして。
木製の装飾レールはお使いになる時に長い場合は、
「ノコギリなどで切って短くする」ということができるのですが…
その時に「気をつけて欲しいこと」があるので、
それをお伝えしよう!っていうお話でございます♪
装飾レールはちょっと長めにできている。
一般的なカーテンレールの場合と比べると、
装飾レールって長く作られているんですね。
上の写真のもので「2.1m」あるんですが…
一般的なカーテンレールだと「1.82m」で十分間に合う窓に
この2.1mの装飾レールを使うわけなんですね。
通常のレールよりも大きく長いので豪華に見えるってわけです♪
しかし…
取り付けたい窓の側にエアコンとか、
色んな障害物がある場合もあるわけなんですね。
そういう時には装飾レールのポールを短くして、
適切なサイズにして使うことになるわけです。
装飾レールを短くする手順。
「短くする」にはポールを外して、
ノコギリなどで切るわけなんですが…
その手順を実際に見ていきましょう♪
装飾レールの両端には「ギボシ」と呼ばれる
キャップの役割をしているものがついているんですね。
上の写真で言うと、一番右にある部品です。
これってネジでポールについているので、
ギボシ本体をつかんで、左回転させると取れるのです。
こんな風に取れるわけです♪
あ、こうやってギボシを取り外す前に、
「ブラケット」という部品からポールを取り外しておいた方が良いです。
手順の解説が前後してすいません(笑)
壁に取付けられているポールをブラケットから外し、
ポールを床に置いてから、ギボシを外したら…
どれくらい短くしたらいいかを計算して、
必要な分を上の写真のように切ってしまいましょう。
ノコギリは力いっぱい押し付けずに、
なるべく優しく前後してあげると切り口がキレイに仕上がりますよ~♪
ポールを切ると、上の写真のようになりますので、
ギボシを戻す際にはポールの中心辺りに
キリや電動ドリルである程度下穴を開けるとギボシが戻しやすいですよ!
下穴を開けなくても戻せなくないですが…
下穴がないと、ギボシをねじるのが大変なのと、
最悪の場合、ポールが割れちゃうこともあるのでご注意を♪
大きな窓についている装飾レールを切る時の注意点。
ここまでは2.1mサイズの木製装飾レールを
切る時に気をつけて欲しいこと、ってお話でした。
装飾レールにはさらに大きな幅のタイプもありまして。
それが「長さ3m」の装飾レールなんですね。
窓の幅が2.5mくらいの時に使う装飾レールでございます。
長さが3mのタイプはポールが2本連結されている。
長さ3mの木製装飾レールは…
こんな風にポールが2本に分かれていて、
取り付ける際に2本を1本に連結するわけなのです。
2.1mのタイプは壁に取り付ける「ブラケット」が2つですが、
3mになると3つ使うんですね。
んで。
2本のポールはどうやって連結されているのか、というと…
この金具をポールの穴にねじ込むわけなんですね。
こうやって連結されたポールは、
上の写真のように「ポール同士のつなぎ目」が見えるわけですが…
これは真ん中に取り付けるブラケットによって見えなくなる(見づらくなる)んです。
ポールを切る時には2本とも均等に切るように。
この「2本のポールの連結部分をブラケットで隠している」
という点がとても大事でして。
先ほど、2.1mのポールを短くする時には
ギボシを外して「ポールの片側だけを切った」わけですが…
もし3mの木製装飾レールで片方だけを切った場合、
ブラケットに戻した時に
「連結部分のつなぎ目が見えてしまう」
っていうことになるわけなのです。
こんな風にならないために、
例えば20cmポールを短くしたい時には
2本のポールをそれぞれ10cmずつ切りましょう!
そうやって2本とも均等に切ることで、元通りに戻した時や、取り付ける時に、
真ん中に取り付けたブラケットでつなぎ目を目立たなくさせることができるのです♪
本日のまとめ。
ちょっとお話が長くなってしまいましたが…
木製装飾レールを切る場合、
・2.1mのポールが1本のものは切ってギボシを元通りに。
・3mのポールが2本のものは2本とも均等に切ってギボシを元通りに。
ということなわけです。
ご自分で装飾レールを窓辺に取り付ける時や、
もともと使っていた装飾レールの場所を変更する時など、
参考にして切ってみてくださいね~♪
さてさて。
それでは今回はこの辺で。
店長でした!
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