省スペース、且つ、冒険的面白さの「互い違い階段」ってご存知ですか?

ロフトへの上り下りはこれまで梯子でしたが、より安全快適で、且つ収納にも使える「互い違い階段」に変えてみました。
スペースは少なくて済み、面白みのあるこの階段は、家の中のアクセントのひとつになっています。

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互い違い階段とは

互い違い階段・・・って、あまり聞きなれない言葉ですが、いろいろメリットがあって面白いものなのでご紹介したいと思います。

簡単にいうと、右足用と左足用の階段を別々に作って抱き合わせた構造で、普通の階段の半分のスペースがあれば設置できるという優れものです。

これがうちの「互い違い階段」です。自分で(DIYで)作りました。

ロフトに登るにはこれまで梯子を使っていましたが、梯子だとやはり手に何かものを持って上り下りするには危険度も高いし使い勝手が悪いので、改善しようといろいろ調べた結果「互い違い階段」に行きつきました。

この階段は、階段本体の下に収納部分も取れるので一石二鳥です。 

互い違い階段のメリット

メリットは何と言っても省スペース
普通の階段の半分のスペースで設置できることです。

一般的な階段、例えば「ささら桁」階段の場合、大雑把にはこんな感じになっていますが ↓↓

これだと水平方向の長さが長く、大切なスペースをたくさん取られてしまいますね。 (>_<)


互い違い階段の場合は、作り方が全く違い、大雑把にはこんなイメージです。↓↓

右足用と左足用をそれぞれ抱き合わせる構造ですが、それぞれ(例えば右足用)の階段の1ステップの高さは、なんと!40cm近くあるのです。

なので右足用階段だけではとても上り下りできませんが、2つを抱き合わせ、それぞれ右足専用、左足専用とすることで1ステップの高さが20cm程度になり、普通に上り下りできるようになります。

このため、水平方向の設置面積は普通の階段の半分です。
うちのリビングからロフトに登る互い違い階段は、既存の出窓やコンセントを避けてこのように設計しています。↓↓

作り方の概略

最初の設計さえしっかりしていれば、縦板と横板を直角に組んでいくだけなので、普通の階段を作るよりずっと簡単です。

壁側には横板(踏み板)を受ける受け材をあらかじめ打ち付けておき、まずはメインの骨格になる部材をこんなふうに取り付けます。

うちで使った板は厚さ36mmの集成材ですが、厚さは30mmでも良かったと思います。

メインのL字部分に肉付けしていく感じで残りのステップを足していきます。

これで右足用の完成です。

この隣に、左足用を設置します。

こういう感じで左足用を抱かせていきます。

ちなみにうちの場合は右足用との交差部分を3cmほど板を欠き込んで食い込ませ、歩きやすく且つ見栄えがよくなるようにしていますが、加工はやや難易度が高くなります。
特にこれをやらなくても困るようなことはありません。

これは左足用のファーストステップの完成状態。
ちょっと複雑な組み方をしてしまいましたが、階段状になってさえいればもっと単純な構造でも良いと思います。

互い違い階段の本体が出来上がったところです。

上るときに膝がぶつからないか? 下るときに怖くないか? という疑問はありましたが、
実際に歩いてみると、最初はやや怖くて、変な感じがしましたが、すぐに慣れて快適に使っています。 

膝は、ぶつかりそうでぶつからない・・という絶妙なところですね(^_^;
なんか冒険的な要素もあって楽しい~♪

早速、猫の遊び場になってしまいました。というか、作っている最中からすでに遊び場でした。 (^_^;

うまく設計すると収納スペースを多くとることができます。
うちではメインのL字部分を大きくとることで、引き出しを作りました。

その他の小さな「箱」の部分もすべて収納に使えます。

昔の家によくあった「箱階段」の収納みたいな感じで、楽しく収納スペースを活用できますよ。

あまり汎用的ではないかもしれませんが、ロフト階段をお考えの方などに何か参考になることがあればと思い、ご紹介させていただきました。

ホームページでは設計のことや作り方ももっと詳しく載せていますので、よろしければどうぞご覧ください。

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DIYクリエイター

はじめまして。にゃんまると申します。岩手在住のおじさんです。家作り・DIYの情報発信、木工雑貨・家具・自作DVDの製作販売をしております。何でも自分で作るのが好…

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