文化住宅をリノベーション!レトロな家を住みやすくするポイントや注意点とは?

今回は、文化住宅のリノベーションについてお話しましょう。文化住宅とは、主に近畿地方で昭和の高度経済成長期に多く建築された集合住宅の総称です。賃料の安さや昭和レトロな味わいが密かに人気を呼んでいるのですが、リノベーションして、それを自分に合ったお家にするのもまた一興です。入居者さんが文化住宅を選びたくなる改修のポイントや、リノベーション時に気をつけたい注意点などを中心にまとめましたので、気になる方はぜひご覧ください!

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文化住宅のリノベーションはここがポイント!

まずは、文化住宅の利点を生かし、さらに入居率を上げるためのリノベーションのポイントについてご紹介します。

1.昔ながらの味わいを残す

文化住宅には、その雰囲気や佇まいを好む「固定ファン」がいます。住宅のイメージを大きく変えられるのがリノベーションの利点でもありますが、文化住宅のリノベーションでは昭和らしいあたたかみを損なわない改修がおすすめです。

安心して暮らすために設備面は充実させつつも、元々あった文化住宅らしい味わいは損なわない、足し算と引き算のバランスに配慮したリノベーションを行うとよいでしょう。

2.立地至便な利点を生かし、幅広い世代向けの空間を作る

文化住宅といえば長年暮らしているお年寄りの方や、家賃の手頃さから在学中だけ暮らす学生さんのための住まいというイメージがあります。しかし、昭和期の私鉄延伸などによって開発された土地に多く建てられたため、駅に近い物件ばかりであるという特徴もあります。


通勤などの利便性を求めている幅広い世代のニーズを意識することで、古い物件でも入居率アップにつなげることが期待できます。リノベーション時には防音・防犯などのプライバシーやセキュリティに配慮し、若年層・小家族にもマッチするレトロな集合住宅として再生することで人気を呼べるかもしれません。

3.古民家再生のリノベーションを参考に

文化住宅は、主に築年数が40年を超える物件が多くなっています。これは年数で判断すれば「古民家」に近いともいえます。したがって、今では希少になった木材が用いられていることや、窓ガラスなども大量生産化によって作られなくなった珍しい製法のものなどが数多くみられる場合があるのです。

安全面での補強や資材の再利用などは古民家リノベーションのノウハウを参考にすることで、文化住宅本来のよさを生かしながら現代でも安心して暮らせる集合住宅の実現が期待できます。

文化住宅リノベーションの注意点

つぎに、文化住宅のリノベーションで特に注意すべき点をみていきましょう。

1.防音・断熱工事の手間や費用を予測しておく

建てられてから半世紀を超える物件も少なくない文化住宅は、風通しを良くすることで夏涼しく過ごすという旧来の日本家屋の考え方で建築された建物が多くなります。ゆえに、断熱性や防音などを考えてリノベーションするには、一般的な住宅よりも手間や費用が多くかかる可能性があります。

2.建物調査や耐震診断を行い、安全面に配慮する

築40~50年の文化住宅は、1981年の新耐震基準に則って建築されてはいませんし、現在までに大きな地震や台風などの災害を経験しているかもしれません。また、しっかり作られていても、経年で強度が低下している箇所がある可能性もあります。事前に建物調査(戸建て住宅における住宅診断)や耐震診断を実施し、耐震性をはじめとする安全面でのリスク対策を考えたリノベーションを行うようにしましょう。

文化住宅リノベーションの事例

それでは、文化住宅をみごとに再生したリノベーション事例をみていきましょう。

【事例1】レトロな雰囲気ながら、バリアフリーでLDKのある現代の住まいに

大阪市の下町にある、典型的な文化住宅です。文化住宅の特徴である、近隣入居者さんとのコミュニケーションを前面に出した「楽しい住まい」を演出しながら、快適な暮らしをかなえる再生リノベーションを行いました。

8帖のLDKと4.5帖の洋室のほか、和室も1室設けて間取りを2LDKに変更。各室に段差のないバリアフリーを実現しました。キッチンは昭和レトロ風スタイルながらIHコンロを備えた最新型で、浴室も最新のユニットバスに交換。個別のバルコニーは狭めですが、共用の大きなウッドテラスで洗濯物をたくさん干すことができます。今ではご近所さんと世間話をしながら物干しできる空間が「癒される」と評判です。駅から徒歩圏内と立地もよいため、たちまち人気物件に生まれ変わりました。

【事例2】ほぼ空き家状態の文化住宅を、欧州のアパート風に

賃貸住宅としてほぼ機能していなかった、大阪にある昭和の文化住宅を全面リノベーション。パステルカラーの外観が欧州のアパートを思わせる、スタイリッシュな建物になりました。玄関の引き戸はすべてドアにし、一部損壊していた2階の玄関前通路も柱を設けてマンションのエントランス風に。全室ワンルームの居室にはロフトを新設し、水回りは浴室・トイレ別の間取りを生かしながらすべて最新の設備に入れ替えました。

空き家のままほぼ放置していた文化住宅が若い女性を中心に常時満室状態の人気物件になり、大家さんもびっくりの大成功リノベーションが実現しました。

おわりに

「もう入居者も減るばかりだし、そろそろ経営から退こうかな…」と思っている文化住宅の大家さんも、設備や間取りの見直し方しだいで空室ゼロの人気物件を生み出せる可能性があります。興味がわいた方は、まずリノベーション相談から始めてみてはいかがでしょうか。一括見積を利用すれば、実績あるリノベーション業者さんの中から、お持ちの物件にぴったりな業者さんをきっと見つけられます。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。


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