引越しはIKEA家具をメンテナンスする最高の機会

家具のメンテナンスを考えたことはありますか?
おそらく多くの方が意識したことがないのではないでしょうか。
家具を長く使い続けるためには定期的にメンテナンスをしてあげる必要があります。
メンテナンスさえ続けていれば、そう簡単には壊れません。
IKEAなどの組み立て家具は実はメンテナンスに向いていて、きちんと手入れをしてあげれば高い品質を保ったまま、使い続けることができるのです。
この記事では、家具の引越し専門家からみたメンテナンスの重要性とポイントについて紹介していきます。

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解体/再組立を経ることでIKEA家具は強くなる

IKEA家具は解体や再組み立てで強くなります!と聞いて、ピンときますか?
恐らく、ピンとこない人のほうが多いと思います。
もしかするとIKEA家具を引越しで持っていくことができるということも、あまり多くの方がご存じではないかもしれません。

IKEA家具の多くは、バラバラで搬入し家の中で組み立てます。
そのため、ベッドやクローゼットなどの大型家具になると、引越しの時に再度分解しないと搬出ができず、引越し時に苦労したという話も少なくありません。
引越し会社もIKEA家具の分解にかかる時間などから、IKEA家具お断りという会社も多くせっかくのお気に入りの家具が引越しのやっかいものにもなり得てしまいます。

例えばTwitterで【IKEA 引越し】などと検索すれば、引越し時の様々な声が聞こえます。

このようにIKEA家具をお持ちで新居へ持っていきたいと考えていた方にとって、ショックな情報も多いかもしれません。
しかし、これは解体をしなかった時のお話です。

組み立てることができたのであれば、もちろん解体も可能です。
きちんと解体して再組み立てさえできれば、IKEA家具でも引越しは可能となります。
そして引越し時に行う解体や再組立の時こそ、冒頭に述べた家具のメンテナンスを行う、絶好のタイミングなのです。

組立家具のメンテナンスとは?

組立家具は本来通常で使用していても(乱暴に使ったり、角の負荷がかかり様な使用法であったりしていなくても)3か月から半年に1度は接続部分(カムロック)のゆるみを締めなおす必要があります。

また大型収納家具で壁に固定をしていない場合などは、ところどころ部品自体にも負荷がかかり傷んでしまうこともあります。
引越しでIKEA家具を持っていく際には、基本板状にまで解体をしますので、その際にいたんだ部品の交換をおこなえますし、再度組み直す際に接続部分(カムロック)を強く締めなおすことになります。
3か月から半年に1度締めなおすといっても、モノが入った状態(ベッドなどはマットレスが乗った状態)でなかなかおこなえるものではありません。
このような理由から、引越し時におこなう家具の分解と再組立は、メンテナンスの最高の機会であると言えるのです。

IKEA家具の品質保証

IKEA家具には家具ごとに品質保証期間が設けられています。
詳しくはこちら

注意すべき点を組立業者の目線からわかりやすくご説明したいと思います。

マットレスとベッドベース(すのこ)

マットレスに関しては、使用方法に特別なことはありませんが、問題はすのこです。
IKEA家具では、マットレスを乗せる前にベッドにすのこを敷きます。

IKEAのすのこはわかりやすく言い換えると忍者の必須アイテム【縄ばしご】のような形状になっています。
この、すのこがベッドのレールから外れた状態で気づかず取り付けてしまう事があり、我々も『不具合があるので見てほしい』といわれお伺いすると、外れた状態で取り付けられているすのこを見ることがあります。
どんな不具合が出るかというと、マットレス落ちます。
またすのこが折れてしまいます。
そういった場合での破損には保証が適用されませんのでご注意ください。

PAX/パックス

PAXはIKEA家具の中でも人気の高い、ワードローブです。
一番の注意点は壁固定の有無になります。
基本的に扉がつく仕様が多くなりますので、固定をしていないことで転倒のリスクも増すのですが、日々扉を開閉することによる本体側板への負担によりゆがみが出てしまいます。
またPAXは本体以外にも引出レールや扉のヒンジなども補償の対象となります。
それらの動きが悪くなった場合、一度説明書をご覧いただき調整をしても症状が改善されない場合はIKEAのカスタマーセンターへご連絡をしていただくといいかもしれません。

ここを見る、IKEA家具のメンテナンス

大切な家具を長く使うためのメンテナンス、でも実際どこをどうすればいいんだ!!という声が多いと思います。
IKEA家具の引越し専門業者目線からのIKEA家具メンテナンスポイントをお伝えしていきます。

接続部分

板と板が接続される部分には必ずネジなどの部品が使われています。
IKEA家具はそのほとんどが直接、相手側の板・部材に対して打ち込んでいるネジ、カムロックと言われる固定方法の2パターンで固定されています。(IKEA家具はボンドを使っていません)
直接打ち込んでいるネジは頭が浮いてきていれば、締めなおしてください。

ネジが緩んでいる状態
ネジを締め直した状態

接続部分を動かした際に、しっかり止まっていれば問題ないのですが、すこしでもぐらつく場合は締めなおしが必要でしょう。
カムロックはマイナスドライバー(プラスより向いています)で締めなおしてください。
ここで気を付けていただきたいことは、プラスティックの樹脂が使われている場合、あまり力任せに締めてしまうと割れてしまいます。

ロック(カムロック)が外れてしまっている状態
ロック(カムロック)を締め直した状態

ゆっくり様子を見ながら締めて、止まるところでストップしてください。

壁固定

収納家具で壁に固定している場合は、固定金具と壁・家具にゆるみがないかどうかをチェックする必要があります。
壁固定の方法として
石膏ボード壁の場合、壁裏の下地(間柱と言われる柱)に金具を固定、もしくはボードアンカーを使用して留めることがあります。
ボードアンカーで固定している場合は、ゆるんできている場合がありますので要チェックです!!

コンクリート壁の場合、壁側がゆるんでくるという可能性は低いですが念のためネジのゆるみをチェックしましょう。
どちらの場合も壁側よりも家具側のネジは入念にチェックしてください。
ゆるんできている場合は、別の個所にネジを打ち直す必要があります。
この場合、打ち直す際に今打たれている場所から少なくても3cm以上離れた位置に取り付けてください。
あまり近くにネジを打ち直すと、その周辺一帯の木材が弱ってしまいますので気を付けましょう。

これが一番使用しているうちにゆがむNo.1であるかと思います。
扉によって調整方法も、形も変わってきますのでここで全てを取り上げることはできませんので、まずは説明書を読み返していただき、説明書を紛失してしまっていたり、説明書を読んでもチンプンカンプンという方はカグッコシ!ではLINE@による無料相談窓口を設置しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

扉のゆがみは本体に多大な負担をかけてしまい、経年劣化を速める一番の要因です。
お写真をいただければ、アドバイスさせていただきます。
扉の調整は電動ドライバーよりも手動のドライバーのほうが向いていますので、皆様のおうちにある工具で全く大丈夫ですよ。

また、扉や引出しのトラブル解決について、もう少し詳しく知りたいという方にはこちらのブログにてご説明させていただきました。

まとめ

さてIKEA家具のメンテナンスについてお伝えしましたが、いかに日々のメンテナンスが長持ちさせるために重要で、しかし日々使う上でなかなかできるものではないことをおわかりいただけましたでしょうか?
ベッドマットをどかして、ネジを締めなおすことができる方は3か月から半年に1回はおこなってください。
PAXワードローブは収納している洋服を一度出していただき、接続部分、壁固定部分のチェックをしてください。
しかし一人暮らしの学生さんなどにそれをするのはなかなか難しいかもしれません。
様々な事情があると思いますが、必ずメンテナンスをおこなえるタイミングがあります。

それがお引越しのタイミングです。

IKEA家具は一度解体すると弱くなる、再度組立できないという情報ばかりが検索で出てきますが、それはIKEA家具を専門に取り扱っている業者目線、しいては実際に使っているお客様の目線とはかけ離れたものです。
実際のIKEA家具は引越しにも向いていますし、今回お伝えしたように引越しをすることでさらに強く、長持ちさせることができます。
またカグッコシ!では通常ご使用の方へメンテナンスや家具の壁への固定のみでのご訪問もさせていただいておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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