洗濯を夜にするのはアリ?夜干しのメリットとデメリットを紹介

洗濯は、日々の生活で欠かせない家事の一つですね。朝の時間帯に洗濯する人が多いのではないでしょうか。しかし、生活スタイルの変化によって、夜に洗濯する人も増えてきました。夜に洗濯することのメリットやデメリットについて知っておきましょう。

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夜の洗濯はアリかナシか?

働いていたり、小さな子どもがいたりすると、朝と夜の時間を上手に使って家事をしたいものです。

しかし、「夜に洗濯するのは何となく気が引ける」という人もいるでしょう。夜の洗濯はアリなのでしょうか? それともナシなのでしょうか?

その日の汚れが落ちやすい

汚れは時間が経てば経つほど落ちづらくなるものです。日中着ていた衣類をその日のうちに洗うことで、付着した汚れが落ちやすくなりますよ。

また、「脱いですぐに洗濯」するため、雑菌の繁殖を抑えることも可能です。脱いだ衣類を洗濯かごや洗濯機に入れたまま朝を迎えると、衣類に付いた汗や皮脂をエサに雑菌が繁殖してしまいます。

雑菌が増える前に対処できるため、臭いも付きにくくなるでしょう。

朝の時間にゆとりができる

朝の時間をゆったり過ごせるようになるのも、うれしいポイントの一つです。出勤前や子どもの通学前はとても忙しく、バタバタしやすい時間帯といえるでしょう。

夜のうちに洗濯してしまえば、そのような時間に負担の大きい家事をしなくて済むようになります。朝の時間にゆとりが持て、今でできなかったことに手を回せるようになるでしょう。

洗濯を夜にするときに気を付けること

朝でも夜でも、洗濯をすること自体に変わりはありません。しかし、いくつか気を付けておきたいポイントがあるので、詳しく見ていきましょう。

21時までに洗濯を

近年の洗濯機は性能のよい物が多いですが、やはり気になるのが「騒音」ですね。特にマンションやアパートなどの集合住宅では、洗濯機の振動が横や下の部屋に響いてしまうことがあります。

21時ぐらいまでには洗濯を終えるようにしましょう。この時間を過ぎてしまうと、洗濯音がトラブルを招く可能性が出てきます。

お風呂の残り湯ですすぎをしない

洗濯機の水にお風呂の残り湯を使う人は少なくありません。しかし、残り湯で「すすぎ」をするのは避けましょう。

残り湯には、湯船に入った人全員のタンパク質汚れがいっぱいです。この残り湯ですすがれた洗濯物は、タンパク質汚れが付着し嫌な臭いを発するようになりますよ。

温かい残り湯が洗濯洗剤の洗浄力をアップさせるので、洗浄のときに使うのは大丈夫です。水道水ですすげばタンパク質汚れも洗い流せるので、うまく使い分けると水道代の節約になりますよ。

部屋干しは湿気対策をしよう

夜の部屋干しは、どうしても湿気が多くなりがちです。きちんと対策をしないと、臭いやカビの原因にもなりますよ。ちょっとしたコツでそれらの予防が可能です。

まずは洗濯物の干し方に注意しましょう。洗濯物を並べるときは、風通しがよくなるように適度なスペースを空けます。風通しのよさが乾燥時間の短縮につながりますよ。

扇風機やサーキュレーターも活用しましょう。洗濯物全体に風が届くように扇風機を設置します。風通しのよさと扇風機の風が相まって、さらに効果的ですよ。

湿気が多い季節の場合、浴室乾燥機が付いているならお風呂場に干してもよいでしょう。お風呂場なら朝まで干したままでも気になりませんね。

夜の外干しがおすすめできない理由

朝のときと同じように、夜でも外に干したいと思う人もいるでしょう。しかし、夜の外干しはあまりおすすめできません。その理由を詳しく説明していきます。

虫の卵が付いてしまう恐れがある

夜間に外に干された洗濯物は、虫に卵を産み付けられてしまう可能性があります。夜に活動する種類の虫もいるため、昼間は見かけない虫が洗濯物に寄って来ます。

特に、白い衣類は虫が好みやすいので要注意です。洗濯物に卵が付いていると考えるだけでゾッとしますね。そうと知らずに畳んで収納すると、卵が羽化してしまうこともあり得ます。

夜露で濡れる、忘れて放置してしまう

部屋の中に干すよりは、夜でも風の当たる外の方が早く乾くでしょう。しかし、せっかく乾いた洗濯物も夜露で再び濡れてしまうことがあります。

突然雨が降ってきたり、冬は洗濯物が凍ってしまったりということも考えられますね。眠っている間は天候の変化に気付きにくく、取り込むのも現実的に難しいでしょう。

また、朝から忙しく活動していると、つい外干ししていることを忘れてしまいがちです。そのまま夜まで干しっぱなしということにもなりかねません。

防犯上の問題も

防犯面も気になるところです。夜に洗濯物が干されていると、第三者に「この家は昼間、留守にしている」と認識される可能性があります。

夜間の洗濯物の干しっぱなしは、泥棒が留守の家を見極める材料の一つであるともいわれているので注意しましょう。

夜の時間を上手に使ってらくちん洗濯

バタつきがちな朝の家事を楽にするには、夜の洗濯がおすすめです。紹介した注意点などに気を付ければ、得られるメリットもたくさんありますよ。

その日の汚れをすぐに洗うことで、付着した汚れが落としやすくなるのがポイントです。雑菌が増える前に洗濯できるので、臭いの発生も抑えられますよ。

さまざまなトラブル防止のために、外干しではなく部屋の中に干すようにしましょう。生活スタイルに合わせた洗濯方法で、朝の家事をスムーズにしたいですね。

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