車の寿命が短くなるNG行為。

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車の寿命はどの程度?長持ちさせるためのメンテナンスやNG行為もチェック

大切な愛車はできることなら寿命となるまで大切に長く使いたいものだが、そもそも車の寿命がどのくらいかご存知だろうか。今回は、車の寿命について走行距離や年数の観点から解説する。長持ちさせるために日頃から心がけたいメンテナンスや、寿命を縮めてしまうといわれるNG行為についても紹介していく。

1. 車の寿命の目安となる走行距離はどのくらい?

車を走らせると各パーツは消耗するため、走行距離が長くなればなるほど劣化する傾向がある。使い方や車種にもよるため一概にはいえないが、一般的に車は走行距離が10万~15万kmになると寿命を迎えるといわれている。これは、だいたいそのくらい走ると、エンジンにさまざまなトラブルが起きるようになるためだ。

エンジンの寿命の指標とされることが多いのが、タイミングベルトが切れる状態だ。タイミングベルトとはエンジンを構成するパーツの1つで、ある自動車メーカーは走行距離10万km程度で交換することを推奨している。10万kmぐらい走ると、そのほかのパーツにも故障が出てくる。エンジンを修理するとなると相応にコストがかかるだけでなく、エンジン以外にも問題が目立ってくるため、車を買い替える目安としている方が少なくないようだ。

年数が車の寿命の目安とされることも多い。一般財団法人「自動車検査登録情報協会」によれば、平成30年3月末の車の平均使用年数はおよそ13年である。車の性能があがるにしたがって故障や事故が減るのにくわえ、都市生活者の車の使用頻度が低くなっていることなどから、平均使用年数は毎年伸びる傾向があるようだ。

車に使用されているほとんどの部品は交換することができるため、不具合が出るたびにパーツを交換していけば、車を使い続けることが可能ということになる。とはいえ、メーカーが半永久的に部品を供給するわけではないため、交換する部品がなくなったときが車の寿命ともいえるのかもしれない。

2. 車の寿命を伸ばすために日頃から心がけたいこと

10万~15万kmほど走ると車が寿命を迎えると説明したが、これはあくまで、きちんとメンテナンスをせずに部品交換も必要最低限とした場合の話だ。逆のいい方をすれば、日頃からメンテナンスをこまめにしていれば、車の寿命は伸ばすことができる。

とくに心がけたいのが、エンジンオイルの交換だ。1年に1度ないしは15,000kmごと(悪路や高速走行が多いようであれば5,000kmごと)に行うのがよいといわれている。1度おきにオイルエレメント(エンジンオイルに混入した異物を取り除くための部品)を交換することも寿命を伸ばすうえで重要だ。

タイヤ交換もこまめに行いたいメンテナンスの1つである。タイヤのコンディションがエンジンに負担をかけてしまうことがあるからだ。車の寿命を伸ばすことを考えるなら、溝が1.6mmより浅くなったときが交換のタイミングである。タイヤを長く使うとブレーキの効きに影響するので、溝が十分にあったとしても、長くても4~5年で交換するのがよいだろう。

3. 車の寿命を縮めるNGな行為とは?

車の寿命を伸ばす方法があるのなら、当然、縮める方法もある。ぜひとも避けたいのが、急停止、急なハンドル操作、急発進、急加速など「急」のつく行為だ。車への負荷が大きく、寿命を縮めることになってしまう。

車にのらない期間を長く設けるのもよくない。エンジンオイルがエンジン内に行き届きにくくなり、エンジンの寿命を縮めることになるといわれている。

エンジンをかけてすぐに走り出すのもNGである。ある程度低負荷の状態で運転させないと、エンジンが調子を落とすことにつながるようだ。

結論

車の寿命は走行距離にして10万~15万km、走行年数にしておよそ13年だといわれている。こまめにメンテナンスをしたり、扱い方を工夫したりすることで、大幅に寿命を伸ばすことが可能だ。ぜひとも参考にして大切な愛車を長持ちさせてほしい。

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オリーブオイルをひとまわし編集部

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