ビザ免除で行きやすい!! 美しい世界遺産に出会う国「ウズベキスタン」へ

ウズベキスタンは中央アジアのほぼ真ん中にある、比較的治安の良い国です。世界遺産の歴史地区やバザールを巡るのが観光のハイライト♪イスラム建築が美しいモスクなどがあり、日本では味わえないエキゾチックな旅が楽しめますよ。

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ウズベキスタンは日本人にあまり馴染みのない国ですが、メジャーな旅はもう飽きたという方におすすめです。シルクロードの中心に位置しかつて砂漠のオアシスとして栄えました。青いタイルを使った美しいイスラム建築が残るサマルカンドをはじめ、ヒヴァやブハラなど、歴史を感じる観光を楽しめます。2018年2月から30日間までの滞在であればビザが免除されるようになり、ウズベキスタンの絶景を見に行きやすくなりました。どんな観光スポットがあるのかを見てみましょう。

中央アジアで最も古いオアシス都市「サマルカンド」

レギスタン広場

青い都と称されるサマルカンドは、街全体が世界遺産に登録されています。世界中のどこよりも美しい都市を目指し、14世紀にティムールがここを首都としたイスラム教国家を築きあげました。必見なのが街の中心部の「レギスタン広場」にある3つの歴史的建物のメドレセです。ここはウズベキスタンを代表する光景です。

レギスタン広場 マドラサ神学校

シルクロードの要衝地であったことが功を奏し、ペルシアの顔料と中国の陶磁器文化の融合により、「サマルカンド・ブルー」と呼ばれる美しいタイルが生み出されました。青タイルはモスクなどに使われており、街全体が青く輝いてみえます。

サマルカンド(Samarkand)

<アクセス>
タシケント国際空港から飛行機で約1時間

イスラムの聖都ヒヴァの「イチャン・カラ」

イチャン・カラ

アムダリヤ下流に位置するヒヴァの世界遺産です。カラクム砂漠の入り口にあり、年間300日も雨が降らない地にあるオアシスで、高さ8m、厚さ6m、全長2.2kmの二重の城壁に守られています。「イチャン・カラ」とは、“外壁と内壁の二重の城壁”を意味しており、中央アジアの他の国にも存在しています。無傷で残っているのはヒヴァのみで、現在は全体が博物館となっています。

イチャン・カラ

王の宮殿には、20のモスクや20のメドレセ(神学校)、6基のミナレット(塔)などが残っています。高さ45mと一番高いミナレットがあるイスラム・ホジャ・ミナレットや現在はホテルとなっているムハンマド・アミン・ハン・メドレセなど見どころも豊富。中でもジュマ・モスクは美しく装飾された213本もの柱が並び、独特の雰囲気。最古の柱はホレズムの都から運ばれたもので、4本が10~11世紀、25本が17世紀までに建てられています。ちなみにモスク前にある42mの高さのミナレットには登れますよ♪

イチャン・カラ(Itchan Kala)

<住所>
Khiva, Uzbekistan
<アクセス>
タシケントからウルゲンチまで飛行機で約1時間40分、到着後電車で中央バザールへ。バザール前サッカー場からシェアタクシーでイチャン・カラ北門まで約40分。

16世紀の商人の町へタイムトリップ!! 「ブハラ歴史地区」

ブハラ歴史地区 街並み

ブハラは旧市街と新市街に分かれており、世界遺産の旧市街が観光の中心です。シルクロードの中間地点にあり、イスラム世界全体の文化の中心地として「光は地から差し、天を照らす」と称えられるほどの繁栄ぶりでした。特に旧市街地の景観は壮麗で、16世紀のシャイバニ朝に迷い込んだよう♪

アルク城

チンギス・ハーンも壊せなかった高さ46mの「カラーン・ミナレット」は、800年もここに佇みブハラの歴史を見守った生き証人です。日干しレンガで造られた「城壁」やサマルカンドにある中央アジア最大のビビハニム・モスクに匹敵するとされる「カラーン・モスク」、古代ブハラ発祥の地で歴代ハンの居城「アルク城」が見どころです。
街に残る多くのモスクも必見ですが、旧市街地にあるタキというバザールやラビハウズという湖も訪れる価値ありです。

ブハラ(Buxoro)

<アクセス>
タシケントから飛行機で日曜日以外毎日1~2便。所要時間1時間~1時間45分

中央アジアの主要都市としての威厳を感じる「シャフリサブス歴史地区」

世界遺産 シャフリサブス街並み

ティムール帝国王誕生地の近くにあり、王が「首都だったサマルカンドに負けない壮麗な都市にしたい」と、多くの建物を建造した緑多きオアシス都市でしたが、残念なことにティムール時代に建てられたものは16世紀にブハラのアブドゥール・ハンにより破壊されました。

世界遺産 シャフリサブス街並みのティムール像とアク・サライ宮殿跡

青いタイル装飾が残るアク・サライ宮殿跡は、人気のフォトスポットです。♪ティムールが葬られるはずだったドルッサオダット建築群のひとつで、損傷が激しいもののドーム部分が残るジャハンギールの霊廟が見どころです。ただしこの遺跡は、過度の観光開発への懸念で、2016年に危機遺産リストに入れられました。

シャフリサブス(Shahrisabz)

<アクセス>
タシケントからサマルカンド経由の列車に乗りカルシ下車。所要時間約6時間50分。カルシからシェアバスで約1時間。

バザールやシルク工場でお土産探しはいかが?

ウズベキスタンの⼟産物

首都タシケントの台所となっているチョルスー駅前に広がるチョルスー・バザールで、食事やお土産探しをしてみたり、ウズベキスタンでのシルク生産量No.1を誇るマルギランのシルク工場見学も楽しいです。お土産にショールや絨毯をチョイスしてはいかがでしょう。ウズベキスタンは工芸品の生産が盛んなので、その他にも木工細工や陶器、ドッピ帽子などがありますよ。

異国情緒あふれるウズベキスタン。かつて栄華を極めた都市の姿が最大の魅力ですね。ビザ免除となった今、古の栄光を見に、ぜひ一度訪れてみてください!

ウズベキスタン

この記事は2018年3月19日に公開されたものを編集したものです。

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