憧れのヘリンボーン床を実現するために知っておきたい5つのこと

インテリア好きなら誰もが憧れを抱くヘリンボーン床。リノベーションをきっかけに、長年の夢を実現する人も多いもの。デザイン性に富み、重厚かつインテリアの可能性に富むヘリンボーン床の人気の理由と採用するために知っておきたい相場やポイントをご紹介します。

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ヘリンボーン床が人気の理由

T男:
今日はピンポイントで知りたいことがあってきました。

アドバイザー:
今日はお一人ですね。どのようなご質問ですか?

T男:
床材についてです。リノベーションするにあたって、インテリア全般は私が主にアイデアや希望を出しています。

アドバイザー:
そうでしたね。奥さまは間取りや機能的な部分、デザイン全般はT男さんがリードすると役割分担ができているとのこと、すばらしいですね。

T男:
一人暮らしをしていた頃からインテリア雑誌を見たり、家具店回りをするのも好きだったので。それで、実はずっと憧れていたインテリアを今回のリノベーションで実現したいんです。

アドバイザー:
それが床材。

T男:
はい、とにかく床はヘリンボーン張りがいいとずっと思い描いてきたんです。

アドバイザー:
ヘリンボーン床はとても人気が高いですね。リビングをヘリンボーン床にしたいとご希望される方、これまでもたくさんいらっしゃいましたよ。T男さんにとってどのようなところがヘリンボーンの魅力ですか?

ダイナミックで芸術的

T男:
なんといってもあのダイナミックさですよね。私がこれまで少しずつ買い足してきた家具は、ヘリンボーンに似合うイメージのものばかり。家具店やホテルとかでも採用されているので結構イメージは固まっているんです。事例写真も結構みてきました。

アドバイザー:
山型と谷型を組み合わせて張るあの独特の模様は、芸術的でもありますね。

T男:
使う素材、種類によっても雰囲気が変わりますよね。私はダーク系が好みです。

色との相性を楽しむ

アドバイザー:
床が個性的に仕上がりますので、色との相性も楽しめます。

T男:
たしかに、ビビッドな色をアクセントウォールにしても、負けないというのもヘリンボーンの特徴かもしれません。海外ドラマとかで出てくる部屋という感じかも。

アドバイザー:
男性的と思われがちですが、女性にも人気の理由はこのあたりにありそうですね。木目をしっかり感じるので、けっしてとがったイメージだけになりません。

ヴィンテージに似合う

T男:
ヴィンテージに似合うというのが、そもそも私がヘリンボーンに憧れた理由です。こだわりの家具店でよく見かけましたし、インダストリアル系のインテリアにも似合いますよね。

アドバイザー:
人気が高いですね。最近は、そうしたヴィンテージ感のあるお部屋に、インテリアグリーンを合わせることで、小さいお子さんのいるご家庭でもヴィンテージスタイルを楽しむ方が多いようです。

T男:
こうしてあげてみると、ヘリンボーンって懐が深い気もしてきた。ますますヘリンボーン床にしたい気持ちが強くなりました。

アドバイザー:
不安要素は何ですか?

ヘリンボーン床の価格と相場

T男:
価格のことなんです。これまでもオープンハウスにお邪魔したことがありますが、ヘリンボーンは最終的にあきらめたという声もあったので、妻は完全にヘリンボーン=(イコール)高いと思ってしまっていて、任せると言った割には、「ヘリンボーンじゃなくてもいいんじゃない?」なんて言い出して。

アドバイザー:
では、ヘリンボーン張りの価格についてみてみましょう。バーチ、カエデ、ケヤキ、チェスナット、ウォールナット、オークなど樹種や素材によって違いがありますが、無垢材で材料が1.5倍、工費が1.5~2倍程度アップするのが一般的な相場です。

T男:
やはり、それくらい上がりますか。手間がかかるからなぁ。一片というか一枚のサイズもいろいろですよね。

アドバイザー:
職人が一枚ずつていねいに貼る作業があって、あの独特の柄が生まれます。T男さんのおっしゃる通り、一枚のサイズが細かい場合は枚数が増え、貼る手間が増えますね。工期もその分長く見積もる必要があります。細かいから高いと一概にはいえませんが。

優先順位を考える

T男:
予算と工期がかさむとなると、こりゃあますます妻が黙っていないな。

アドバイザー:
具体的にどのスペースをヘリンボーン張りにするか、イメージされていますか。

T男:
メインのリビングダイニングを全面ヘリンボーンにしたいのはもちろん、私の部屋と寝室も。まあ、将来の子ども部屋スペースはヘリンボーンじゃなくてもいいかもしれないけれど。

アドバイザー:
優先順位をつけていきたいですね。それぞれの面積に対する予算を出して、採用できる箇所を検討していきましょう。
特にT男さんのお宅はリノベーションを予定されていますので、費用を考える際に、見落としてはいけない点があります。それは、暮らしに直結する箇所の修理・修繕です。

T男:
給排水菅の交換とか劣化している部分の交換や修繕ですね。たしかに、それは先送りに出来ない部分なんですよね。

アドバイザー:
当初のお見積りから増えてしまうこともありますので、必要な箇所の予算をしっかり付け合わせて、予算組みをしていくといいですよ。

ヘリンボーン張りの仕上がりをイメージする

T男:
部屋の仕上がりイメージも見えたほうがいいですね。

アドバイザー:
はい、リビングは奥さまをはじめ、ご家族皆で過ごされることが多い場所なので、イメージを事前に共有しておくことは必要です。

T男:
長年の夢、なんだよなぁ。

アドバイザー:
さきほど家具もヘリンボーン床をイメージして買い足してきたとおっしゃっていましたね。それらをリノベーションしたお部屋でも使うのであれば、イメージは湧きやすいですね。同時に、リビング以外のスペースで夢を実現するという考え方もあります。

T男:
寝室なら濃い色で重厚感出してもいいかもしれないな。でもベッドを置いてしまう分、見えなくてもったいない。

アドバイザー:
ご自身のお部屋を優先するという方法もありますね。

T男:
でもあまり広くないスペースだから圧迫感が出ちゃって不向きというのも聞きます。

アドバイザー:
その場合は幅が細いものを選ぶといいとされています。

T男:
その手もありますね。なんとか説得できるかな。

事例をみる

アドバイザー:
ご家族でぜひ、たくさんの事例写真を参考にされてください。お一人暮らしや男性の部屋より、ご家族で過ごすリビングの様子がわかる事例写真だと、イメージしやすいと思います。

T男:
そうですね。これまで、どちらかというと男部屋や商業スペースの事例写真を見ることが多かったので、実際のリノベーション事例をたくさん探していこうと思います。

アドバイザー:
ご家族でぜひ、たくさん共有してみてください。

T男:
リビングダイニングをヘリンボーン床にするか、というか出来るか、見積もりをしっかり出してもらうことにします。妻には事例写真も見せて、もう一度確認してみます。「どっちでもいいよ」じゃなくて、「これがいいね」と同意してもらうほうが自分としても安心できますから。

下記は、多くのメディアに取り上げられたヘリンボーン床が特徴のリノベーション事例です。

まとめ

人気のヘリンボーン床についてご紹介しました。リノベーションに関する情報はたくさんありますが、情報からイメージが先行しすぎて計画が進まなくなることもありがちです。また、予算や優先順位は、物件やご家庭によって異なります。事例を参考にそれぞれの優先順位に叶うリノベーション計画を立てましょう。

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「大人を自由にする住まい」をテーマに、お金と空間の不自由から解放される家の買い方、空間造りを提案しています。物件さがし・リノベ設計・工事のことなら「ゼロリノベ」

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