トイレ掃除のブラシは清潔に！正しい保管方法やおすすめ商品も紹介

トイレブラシは汚い？

トイレ掃除のときに何気なく使っているトイレブラシは、洗剤を付けて使用している人も多いでしょう。そもそもブラシには汚れが付着しているのでしょうか？

8億個以上の細菌が付いている

ある研究によると、トイレブラシ1本あたりには、72万～8億4000万個の細菌と7万2000～330万個のカビが付いているという驚きの結果が出ています。

これは「下水道と同じレベルの汚さ」に値します。このことから、トイレブラシがどのくらい不衛生なのかが分かりますね。

トイレブラシやブラシケースは、どうしても湿った状態になっていることが多いため、菌が繁殖するには絶好の環境となっているのです。

清掃後の水切りはNGだった

トイレを掃除したあと、ブラシを振って水を切っていませんか？

ブラシに付いた水は、ブラシに付着した細菌やカビを含んだ非常に汚い水です。それを水切りすることは、トイレマットや壁、足元など、さまざまなところに汚水をまき散らしていることになるのです！

飛び散った菌によって、抵抗力の弱い子どもやお年寄りなどの場合、感染症やアレルギーなどを引き起こす心配もあります。

ブラシの乾きをよくして清潔に保つために行っていたことが、逆効果だったとは残念な結果ですよね。

使用後は日光消毒がマスト

掃除後のトイレブラシは、受け皿やケースの中では完全に乾き切ることがなく、常に濡れた状態です。そのままではさらに菌を繁殖させてしまいかねませんので、完全に乾燥させて保管するようにしましょう。

トイレ掃除が終わったら、トイレブラシをベランダなどに出して日光に当てておきます。ただ乾かすだけではなく、日光に当てるというのがポイントです。

日光の紫外線には殺菌力がありますので、乾かすと同時に「日光消毒」もできますよ。

機能的でおしゃれなトイレブラシ3選

機能的でおしゃれなトイレブラシなら、ぜひトイレに置いておきたいですよね。トイレが一気におしゃれになりそうなブラシを紹介します。

水ハネしにくい《トイレブラシ ホワイト》

〔マーナ〕が販売する《トイレブラシ ホワイト》は、トイレ掃除がしやすいようにさまざまな工夫がされています。

ブラシ部分の全方向に硬めと柔らかめの両タイプのブラシが植毛されているため、トイレのさまざまな箇所を磨きやすく、水が飛び散らないように作られています。

また、グリップにはすべり止めが付いているため、力の加減がしやすく、手にフィットしやすいのが特徴です。

ブラシ立てもくぼみを深めに取ることでブラシが乾燥しやすいようにデザインされています。

デザインは非常にシンプルで変に主張がないため、トイレの空間に自然に溶け込みます。

衛生的に使える《トイレブラシ RETTO》

〔I'mD (アイムディ)〕から販売されている《トイレブラシ RETTO》はスタイリッシュなデザインで、トイレにあるとおしゃれな雰囲気がします。

カラーはブラックとホワイトがあり、それぞれのカラーで全く違った印象になります。

ブラシの柄の部分までケースの中に全て収まり、上面にあるくぼみから簡単にケースを持ち上げて移動させることもできるので、使い勝手がよいですね。

機能面ではブラシがしっかりと乾くデザインで、ほどよい硬さのブラシが半分だけ植毛されており、便器の内側など細部までしっかりと洗うことができます。

デザイン性の高い トイレブラシ〔gedy（ゲディ）〕

〔gedy（ゲディ）〕はイタリアのバス用品、トイレタリー用品の老舗ブランドで、有名なデザイナー達と共に日常品にデザイン性を持たせたプロダクトが特徴的です。

《Toiletbrush》は日本人デザイナー蓮池 槇郎さんのデザインで、初めてトイレブラシにデザイン性を持たせたアイテムです。「MoMA（ニューヨーク近代美術館）」のパーマネントコレクションにも選ばれました。

ブラシの形は根元から湾曲しているため、便器の内側までしっかりと洗いやすい構造になっていて、機能面でも評判が高いため、ずっと同じデザインが引き継がれています。

その見た目から「クッチョロ」というイタリア語で子犬の意味の名が付けられています。

使い捨てできるトイレブラシ3選

常に清潔にしておきたいトイレブラシですが、使い捨てタイプのものならば、汚れたブラシをすぐ捨てられるので安心ですね。おすすめの使い捨てタイプのトイレブラシを紹介します。

防汚効果も 流せる《スクラビングバブル》

掃除洗剤などで有名な〔SC Johnson〕の《スクラビングバブル》シリーズ、《トイレ洗剤 流せるトイレブラシ》は人気の使い捨てタイプのトイレブラシです。

使用後のブラシ部分をトイレに流せるので、汚れたトイレブラシをそのまま置いてくことに抵抗があった人もストレスを軽減できます。

ブラシに洗剤が含まれているので洗剤を買う必要がなく、使用後は防汚のバリア効果もあるのが嬉しいですね。

専用のホルダーに柄の部分だけを立てかけておくので、狭いスペースでも邪魔にならず、必要なときだけ先のブラシ部分を付けて掃除できます。

フチ裏まで磨ける《スコッチブライト トイレクリーナー》

〔スリーエムジャパン〕から販売されている《スコッチブライト トイレクリーナー》は、トイレ専用の使い捨てタイプのスポンジです。

特殊な形をした洗剤付きのスポンジで、適度な硬さで便器裏などにも届きやすく、便器のコーティングなども傷付けることなく、しっかりと汚れを落とすことができます。

スポンジに含まれた青い洗剤は、水に浸すと白く溶け出てきます。洗剤の位置を把握しながら、しっかりと掃除ができるのがうれしいですね。

使い終わったらそのまま外して毎回トイレに流すタイプなので、ずっと衛生的に使うことができます。

ブラシ無しで掃除できるアイテム2選

「トイレブラシを使わないでトイレ掃除をする」という選択もあります。ブラシを使わないトイレ掃除アイテムを紹介します。

こすらない《洗浄力 モコ泡わ トイレ》

〔エステー〕が販売する《洗浄力 モコ泡わ トイレ》はムース状の泡でトイレ掃除をする、新しい感覚のトイレ洗剤です。

ノズルが出ていて、狙いたいところにしっかりと泡が届くような仕組みになっているので、便器のフチ裏を掃除するのも便利ですね。

泡がどんどんと膨んで便器の汚れに馴染んでいき、しっかりと汚れを包み込んでいくので、あとはトイレの水を流すだけで終了、という簡単さがポイントです。

爽快なミントの香りとツヤ出し効果があるので、使えば使うほど便器がピカピカで爽やかな香りになっていきますよ。

汚れが付きにくい《トイレマジックリン ツヤツヤコートプラス》

〔花王〕から販売されている《トイレマジックリン ツヤツヤコートプラス》は、この1本でトイレ掃除や消臭、床の掃除までできてしまうオールマイティな洗剤です。

《トイレマジックリン ツヤツヤコートプラス》を使うと便器の表面の細かい傷がコーティングされ、使い続けていくことで汚れが付きにくくなります。

トイレ洗剤独特の刺激の強い香りではなく、優しいシトラスミントの香りが好評です。

トイレブラシを清潔に使おう

トイレブラシは便器に触れるもので、掃除のあとにきちんと乾かさないと不衛生な状態でトイレに放置しておくことになります。

機能的なブラシや、使い捨てのブラシ、ブラシ要らずの洗剤までさまざまなアイテムがありますが、自分に合った方法でトイレブラシを清潔に管理しましょう。

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