【決定版】正しいコースターの使い方|作り方も

コースターの正しい使い方と作り方を紹介。ただなんとなくコースターを使っているという人は多いのではないでしょうか。コースターを使う目的や基本的なマナーをチェックして、コースターを上手に日常へ取り入れていきましょう。合わせて簡単なコースターや作り方も解説します。

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そもそもコースターとは

コースターというと、「冷たい飲み物とセットで出す物」という知識こそあるものの、それ以上のことはほとんど知らないという人が少なくありません。

まずは、「コースターとはどのようなアイテムなのか」という基本から確認していきましょう!

飲み物を出す際に使われる敷物

一般的に「コースター」は、ドリンクを入れるグラスやコップの下に敷く小ぶりの敷物を意味します。

「コップ敷き」「グラスマット」「コップ受け」などとも呼ばれ、木や紙、コルク、レース、布、シリコン樹脂、珪藻土などから作られていることが多いでしょう。

コースターにはさまざまな形やデザインがあり、中でも自在に絵や文字をプリントできる紙製のコースターでは豊富なデザインが展開されています。

宣伝を兼ねて、店名やロゴ、連絡先などをデザインしたコースターを作ってドリンクの提供を行っているカフェや飲食店も多いですね!

基本的に冷たい飲み物で使われる

コースターは、基本的に冷たい飲み物の提供時に利用されるアイテムです。これには、「グラスやコップで結露した水滴がテーブルに垂れるのを防ぐ」という、コースターが利用されるそもそもの目的が大きく関わっています。

結露した水滴がテーブル上に広がってしまっては、見た目が悪いのはもちろんのこと、大切な書類を濡らしてしまうといった、ビジネスシーンでの重大なトラブルにも繋がりかねませんよね。

コースターが冷たい飲み物で使われ、また、吸水性の高い素材ばかりを原料としているのにはこのような理由があるのです。

なお、コースターを利用する目的には、以下のようなものもあげられます。合わせてチェックしておきましょう。

●グラスやコップがテーブル上で滑るのを防ぐ
●テーブルの熱がグラスやコップに伝わるのを防ぐ
●グラスやコップによってテーブルが傷付くのを防ぐ
●形やデザインを楽しむ

コースターを使う時のマナー

せっかくコースターを利用するのなら、誰に対しても失礼のないようにしっかりとマナーを踏まえておきたいものですよね。コースターを使用する際の基本マナーを確認しておきましょう。

グラスを置く前にコースターを

客などに冷たい飲み物を用意する場合、まず覚えておきたいのが、「始めにコースターを置く」という点です。

以下、基本的な流れを確認していきましょう。

●客の正面にコースターを置く(正面が空いていなければ右側)
●コースターの上にドリンクを置く
●グラスの手前にストロー、客から見て右手にガムシロやフレッシュを置く

複数名の来客時には、この3ステップを上座から順に行います。全員にコースターを出してから、続いて全員にドリンクを出していくといった手順はマナー違反になってしまうので気を付けたいですね!

おもてなしの心が大事

「テーブルを濡らさない」「テーブルの熱がドリンクに伝わるのを防ぐ」などのコースターが利用されるそもそもの目的を考えたとき、その根底にあるのは「おもてなしの心」です。

あくまでも、「いらしたお客様に不快な思いはさせたくない」「できるだけおいしいままでドリンクを楽しんでいただきたい」といった思いをかなえる方法をマニュアル化したものがマナーなので、あまりがんじがらめになる必要はありません。

おもてなしの一部として、スマートにコースターを使いこなしていきましょう!

おしゃれなコースターおすすめ3選

では、実際におすすめのコースターにはどのような物があるのでしょうか。人気の素材を三つ紹介していきましょう!

ナチュラルな雰囲気がうれしい【木製】

木製のコースターは、使用シーンを選ばない定番アイテムとして高い人気を誇っています。

ナチュラルな雰囲気が、和、洋どちらにもマッチするので、デザイン次第で冷たいドリンク用のコースターとしても、温かいお茶用の茶托としても活用できますよ!

年齢や性別を問わないアイテムのため、1セット用意しておくとさまざまな場面で大活躍してくれるでしょう。

機能面なら断トツ【珪藻土】

吸水性にこだわるのなら、珪藻土のコースターを選ぶのがおすすめです!

その高い吸水力から、バスマットなどで広く利用されている珪藻土ですが、コースターとしてもその実力をいかんなく発揮してくれますよ。

ひどい結露もたちまち跡形もなく吸い取ってくれるので、グラスやコップによる輪ジミを残す心配もなく快適に利用できます。

また、リーズナブルで、カラーやデザインの選択肢が広いのも珪藻土ならではのメリットです。ぜひ一度チェックしておきたいアイテムといえるでしょう。

エレガントで美しい【レース】

ヨーロピアンスタイルをはじめとする、白やペールトーンを基調とした品のあるインテリアの家ならば、繊細なレースのコースターがおすすめです。

ヴィンテージ感あふれるレースのコースターが、洗練された空間のエレガントな雰囲気をより一層引き立ててくれますよ。

編み方によってデザインのバリエーションも豊富なので、好みのデザインで統一したり、あえて違ったデザインを1点ずつ集めたりといろいろな楽しみ方ができますね。

持つ人のセンスと共に、丁寧な暮らしを感じさせてくれる特別なアイテムといえるでしょう。

お気に入りを手作りしても素敵

「お気に入りのコースターを長く使いたい」という人におすすめなのが、「コースターを手作りする」という方法です。初心者でも挑戦しやすいコースターの作り方をチェックしていきましょう!

繰り返し使える手縫いコースター

簡単なコースター作りとして、まず挑戦してみたいのが、布を使った「手縫いコースター」です。以下、手順を解説していきましょう。

●コースターの表、裏用それぞれ13×13cmの布を用意する
●表、裏の布を中表で合わせ、まち針で止める
●返し口を残し、縫い代1cmで4辺を縫う
●それぞれ縫い目から3mmほどの場所で四つ角を斜めに切り落とす(切り落とした布が三角形になるように)
●表、裏ともに縫い代を手前に折り返してしっかりとアイロンをかける
●返し口から表に返し、端から5mmほどのラインにぐるっと一周ステッチをかける

この手順で、約11×11cmのコースターが完成します! 布製のコースターは、丸洗いできるので、万が一汚れても気軽に洗えるのがうれしいですね!

気軽に作れる折り紙コースター

大切な客におもてなしの心を伝えるのなら、あえてひとつひとつ折り紙でコースターを折ってみるのもよいでしょう。

比較的簡単で、なおかつおしゃれに見える折り紙コースターの手順を紹介します!

●折り紙の表を上にして、対角同士を合わせるように折ってから再び広げて十字の折り目を付ける
●四つ角を中心に向けて折り込み、四角にして裏返す
●さらに四つ角を中心に向けて折り込む
●できた四角の4辺のやや内側に、ひとまわり小さい四角のラインをイメージし、中心部にある角四つをそのラインに合わせて手前に折り返す
●裏返し、中心部の角四つを先ほど折り返した裏側の形に合わせて手前に折り返す

まるで四角形をずらして2つ重ねたような、おしゃれなコースターができますよ!

木製コースターだって作れる

木製コースターを手作りというと、少しハードルが高いように感じてしまう人が多いでしょうが、流れさえ押さえてしまえば決して不可能ではありません! 

以下、基本の作り方を紹介します。

●好みの大きさの木材を手に入れる、もしくは板材を好みの大きさにカットする
●全体にヤスリをかけて角を取り、手触りをなめらかにする
●好みの塗料を塗り、転写シールを貼ったりイラストを描き込んだりと自由にデザインする

木材やヤスリは100均でも手に入ります。気軽に挑戦してみましょう!

コースターを導入しておうちカフェを実現

コースターは、「水滴でテーブルが濡れるのを防ぐ」「テーブルの熱がグラスやコップに伝わるのを防ぐ」「形やデザインを楽しむ」など、たくさんのメリットを持つアイテムです。

自分自身で使うのはもちろんのこと、来客時にも、おもてなしの心を示す媒介として大活躍してくれますよ。

コースターの素材にはさまざまな物がありますが、中でも「木製」「珪藻土」「レース」などは、使いやすさや機能性、見た目の美しさといった点からおすすめです。

既製品以外にも、DIYに挑戦してオリジナルのコースターを作ってみるのもよいですね。お気に入りのコースターで、とっておきのおうちカフェ時間を楽しみましょう!

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