押入れをクローゼットにする！リフォームをする前に知っておきたい豆知識

押入れは使いにくい！？

ご自宅に押入れがあるという方の多くは、布団や箱に入れた衣類、使わなくなった日用雑貨を収納しているのではないでしょうか。

和室に備え付けられている押入れは、布団を収納することを前提として作られていることが多く、奥行きがあります。一度収納したものを取り出しにくいなど、布団以外の収納スペースとしては不便に感じる方が多いようです。

近年では、洋室を寝室にする方が多く、和室に布団を敷いて寝室として使用している方が減っていることから、洋服や小物を収納しやすいクローゼットへのリフォームの需要が高まっているのです。

もちろん、「和室をゲストルームとして使用するため、布団をいくつか収納しておきたい」といった場合には押入れが活躍するはずです。

ライフスタイルにあった収納になるようにリフォーム業者と一緒に相談した上で、押入れのままにするか、クローゼットにするかを決めましょう。

押入れをクローゼットにした施工事例

押入をクローゼットにリフォームした事例をご紹介します。

【Before】

【After】

扉を3連動引き戸にしたので、右からでも左からでも開けることができ、とても便利な収納に生まれ変わりました。

３連の引き戸は連動しているため、スムーズに軽い力で動かすことができ、内部を見渡すことができます。

クローゼットを大きく開口できるのも、大きなアイテムを収納しやすくなる利点です。

クローゼットへのリフォームの知識

押入れをクローゼットにする前に知っておきたいポイントをお伝えします。

扉の種類によっても使い勝手が変わる

クローゼットというと折れ戸をイメージする方も多いですが、そのほかに引き戸と開き戸があり、扉の種類によって使い勝手が変わります。

折れ戸…内部を見渡しやすく、軽い扉もあるので開閉が楽です。開き戸よりは開閉の際のスペースをとりませんが、多少のスペースが必要となります。

引き戸…場所をとらないため、クローゼットの前に障害物がある場合でも開閉がスムーズです。特に開口部分が広くなる３枚扉のタイプは大物の出し入れが簡単です。

開き戸…折れ戸のように内部を見渡しやすいですが、ほかの扉よりも開閉スペースを必要とするため、十分なスペースを確保できるかあらかじめ確認をしておく必要があります。

ウォークインクローゼットにすることもできる

クローゼットの中を歩いて回れるような、広々としたウォークインクローゼットにする方法もあります。

既存の押入れよりもクローゼットの面積を広げる必要があるため、リフォーム業者と相談し、広さや機能性についてよく相談し、ウォークインクローゼットを作った場合の間取りなどもよく確認しましょう。

まとめ

いかがでしたか？

押入れは現代のライフスタイルに合わないことが多く、クローゼットへリフォームしたいと検討される方が多い部分です。

押入れのままだとなかなか思うように収納ができなかったり、収納したものを確認しにくかったりと、押入れに不便さを感じてしまうこともあると思います。その場合、思い切って押入れをクローゼットにリフォームするのも一つの手なのです。

リフォームを成功へと導くためにも、収納についてあらかじめ検討しておくことが大切です。

ライフスタイルにピッタリの収納スペースにリフォームを行い、住まいをより快適な空間にしましょう。

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