準備も後片づけも簡単になる「セット収納」

片づけるときの「面倒」、使うときの「面倒」は、セット収納が解決してくれます。たったこれだけのことで、毎日がラクにできる収納方法をご紹介します。

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毎日の家事をラクにしてくれる収納に「セット収納」があります。「セット収納」とは、使うときのことを考えて、あらかじめ「セット」して収納しておくことを言います。

収納するときに、セットしておく最大のメリットは、準備も後始末も簡単になること。今日は、ラクになるセット化できる3つの方法をご紹介します。

●使える状態にしてセット化
●数のセット化
●一緒に使うものをセット化

「使う状態にしてセット」収納

実は、普段の生活の中には、本で見たり、育った環境の中で思い込んでるものが多いのが収納。「当然」と思ってることを、ちょっとしたことで、ラクにできる方法が「使う状態でのセット」収納。

例えば、キッチンでよく使う保存容器があります。保存容器は、重ねてスタッキング収納している方も多いですよね。実はこんなことが原因で、片づけが難しくなることもあるのです。

実家はスタッキング収納をしていたので、蓋と容器は別々に収納するのが当たり前のように思っていたわが家。だけど、「使うときにサッと取り出せないのが、ちょっとしたストレス」と、ふと思ったことがあり、「スタッキング収納」から「セット化収納」に変えて見ました。

うちらしく暮らしやすく

最初から、容器と蓋をセットにして収納します。「こんなこと?」と思うのですが、これが、ラク度をあげました。サッと取り出せることがわかると、これまでストレスがあったことにも気がついたのです。

これまでは、
「この容器の蓋は ・・・」
「容器と蓋を取り出すのに、両手が必要」
ときには、「蓋がない」と探すこともあったのです。

たったこれだけのことですが、準備も片づけも「ラク」になったのです。ただ、たくさん収納したいときには、やはりスタッキング収納がいちばん。たくさん収納したい思いが強かった頃は、数個だけ、セットしておくことから始めてみました。実は、この数個セットで「ラク」と感じたのです。「ラク」になると、頻度や適量がわかり、最適な収納スペースも確保できるようになりました。

実は、このやり方で、家のものを見直して行くうちに、「たくさん持っておきたいもの」「減らせるもの」も徐々にわかり、わが家の「最適な量」を知ることができました。

「数のセット化」収納

「数のセット化」は、毎日使うものを数でセットしておくというもの。例えば、食器です。家族の人数分だけを、あらかじめセットしておきます。3人家族だと、3枚セットしておきます。

わが家では、箸やカトラリーも家族分だけ、シンク下の引き出しに収納しています。他の箸やカトラリーは、シンクから少し離れた食器棚の引き出しに収納。お客様や親戚が来た時に使うものは、分けて収納しています。

食器が家族人数分以上ある場合は、同じお皿でも、重ねて収納するのではなく、奥行きがあれば、前後に分けて収納しておきます。こんなちょっとした「数える」ことがなくなるだけでも、ラク度はかなりアップします。



「一緒に使うものセット」収納

この「一緒に使うものセット」は、使う時に必要なものをひとまとめにして収納しておくことです。
引き出しや棚、小箱など、いろんな箇所に収めがちなものを一緒にまとめることで、作業効率もUPします。
セット収納は、「めんどくさい」と思った時がチャンス(笑)、片づけも用意もぐっとラクになります。


例えば、「朝食」セット。



一緒に使うものをセットにしておけば、必要な道具をひとつずつ取り出さなくても良いので、片づける作業もアクションを減らすことができます。「セット化」でラク度アップです!!


毎日をちょっと振り返ってみると、セット化しておいたら良いものは結構あります。
「銭湯セット」「スポーツ観戦セット」「水泳セット」「お手紙セット(便箋・ペン・切手)」「コーヒーセット(コーヒー・カップなど)」「家計簿セット(家計簿・電卓など)」・・・。

普段の行動をちょっと意識するだけで、発見ありますよ〜。

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