高級マンションもリノベーション!より良い家に長く住もう!

今回は、高級マンションのリノベーションにスポットを当ててまとめました。一般的に、マンションのリノベーションというと格安物件をイメージします。しかし近年、築年数がそれほど経過していない高級マンションをリノベーションする事例が増えています。周辺環境や管理体制も申し分なく、室内設備も充実している高級マンションをあえてリノベーションして住まうのには理由があるはずです。それでは、その理由を解説していきましょう!

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高級マンションをリノベーションする理由

環境や利便性に恵まれ、何一つ不満を感じることなく暮らせる高級マンション。老朽化などの事情がない限り、リノベーションする必要はないように思えます。しかし、築浅の物件をわざわざリノベーションして暮らす動きが活発になっているのはなぜなのでしょうか。

■1.理想の条件が揃っているからこそ、室内にもこだわって妥協したくない
高級マンションを選択する人の中には、生活スタイルやインテリアに強いこだわりを持っている人も多くいるでしょう。そんな場合、交通の便や建物自体のクオリティには満足できても、室内の雰囲気などが、無難すぎて愛着がわきにくいと考えることもありえます。

高級マンションは、内装などの設えはハイグレードなものの、全体のイメージは保守的でオーソドックスにまとめられている場合が多くなります。「理想のイメージ通りの住まいにリノベーションして、長く暮らしたい」と考える人も、一定数はいると考えることができるでしょう。

■2.自然など、あたたかみのある生活環境を求める
24時間管理体制が整い、セキュリティも万全な高級マンション。共用部分もホテルのようにくつろげる設備が整い、室内も生活感がなく整然とまとめられていることが多いでしょう。しかし、それでは毎日帰宅しても十分にくつろげないと感じ始める人がそれなりにいるといいます。

しばらく暮らすうちに、「窓を開けて自然の風を感じられるようにしたい」「内装などに天然素材を取り入れて、身体にやさしく癒される空間を作りたい」と考える人が増えてきます。そのような方は、木や塗り壁などをふんだんに取り入れたナチュラルな住まいにリノベーションし、長くゆったり暮らせる環境を早めに整えるケースが少なくありません。

■3.セカンドニーズに対応させたい
高級マンションには、住居としての利用や投資目的などの一般的な需要のほか、「セカンドニーズ」と呼ばれる新しい需要形態が存在します。具体的には、「宿泊施設の代わり」「ハイクラスな会議室」「接待用のスペース」「書斎の代わり」などの用途が挙げられます。

それらのような用途の場合は、住居向けの内装や間取りでは不便になる場合があるでしょう。空室になったマンションを、不動産業者がこれらの用途向けにリノベーションして販売するケースも増えています。

高級マンションのリノベーション事例

それでは、高級マンションを実際にリノベーションした成功例を取りあげていきましょう。

■【事例1】高級マンション特有の、リビングとDKの間仕切りを取って暮らしやすく
リビングとダイニングキッチンが高級なガラス張りの間仕切りで仕切られていた高級マンションの例です。一般的なマンションではLDKが一般的になりましたが、高級マンションでは欧米の住宅のようにリビングとDKが仕切られていることが多くなっています。

しかし、実際に暮らしてみると、間仕切りを含めたガラス張りの面が多すぎて壁面が少なく、家具などをほとんど置くことができませんでした。また、窓も必要以上に大きすぎたため、思い切ってリノベーションを決意。ガラスの間仕切りを撤去するとともに、リビング一面の窓の大半を壁面にして通常サイズの窓に替えました。間接照明が内蔵されていた折り上げ式の天井も、フラットな天井に替えています。

ナチュラルであたたかみが感じられ、木の家具や建具のぬくもりに癒される室内にイメージチェンジを成功。上品ですっきりとした、シンプルな室内に生まれ変わりました。

■【事例2】都会的すぎて息苦しい室内を、自然素材の味わいが感じられる空間に
都心の一等地にあり、地上30階以上。エントランスは大理石でまとめられ、遠くの山並みまで見渡せる絶好のロケーションにある高級マンションです。利便性や暮らしやすさにはなんの不満もありませんが、5年ほど暮らしてみると、もっと自然を感じられる空間が恋しくなってきました。

空調優先で、窓が開けられない造りが最も気になっていたため、はめ殺しの窓を掃き出し窓に替え、窓からもバルコニーへ出入りできるようにしました。床暖房も思い切ってやめ、床材はカーペットから杉材の無垢フローリングに。建具も杉板を中心に使い、壁は漆喰の塗り壁にしました。

リビングとダイニングキッチンがきっちり壁で仕切られていたため、壁を撤去して明るいLDKに。できるだけ間仕切りを少なくし、自然の風が流れる広々とした空間を生み出しました。窓から出入りできるようになったバルコニーにも、杉板を敷いてウッドデッキ風に。念願の、居心地がよく早く帰ってくつろぎたくなる家へとリノベーションできました。

おわりに

いかがでしたか?マンションはグレードが重要といわれますが、高級さを重視するあまり非日常的すぎる空間になってしまうと住みにくい、という人もいます。せっかく良い住環境が確保できているのですから、あきらめず前向きにリノベーションを考えてみませんか?高級マンションのリノベーションに積極的に取り組む業者さんも増えていますから、まず相談から始めてみるのもよいでしょう。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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