羽毛布団は切って処分しても大丈夫?羽毛布団の正しいゴミ分類や捨て方。

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羽毛布団は切って処分しても大丈夫?羽毛布団のゴミ分類や捨て方。

軽くて温かい羽毛布団は寒い時期に大活躍する寝具のひとつ。日常的に使っている人も多いと思うが、引っ越しや掃除を機に買い替えることもあるだろう。羽毛布団を捨てるとき、どのゴミ分類で捨てるべきか迷ったことはないだろうか。環境に配慮するためにも、正しい羽毛布団の捨て方を知っておこう。

1. 燃えるゴミとして捨てても大丈夫?羽毛布団のゴミ分類

羽毛布団のゴミ分類は自治体によって異なっているので、ここでは羽毛布団が一般的にどんなゴミとして扱われているのか紹介する。

羽毛布団は燃えるゴミか粗大ゴミ

羽毛布団はさいたま市や浜松市などでは燃えるゴミとして分類されているが、大きいものや枚数が多い場合は粗大ゴミの対象となることがあるので注意しよう。

荒川区、横浜市などでは、羽毛布団は粗大ゴミとして扱われている。粗大ゴミの定義は自治体によってさまざまだが、1辺が30~50cmを超えるものは粗大ゴミに分類されるケースが多い。

粗大ゴミとして回収された羽毛布団はリサイクルされる場合もある。たとえば横浜市では回収した羽毛布団の中身を再利用し、新品の羽毛製品を製造するときに役立てている。

切断するのはダメ?

自治体にもよるが、枕や綿布団など一部の粗大ゴミは切断して小さくすれば可燃ゴミや不燃ゴミとして出せる場合がある。しかし羽毛布団を切断すると中身の羽毛が飛び散ってしまい、周囲を散らかしてしまうおそれがあるので、羽毛布団は切らずに小さく折りたたみ、ひもでしばってゴミに出した方がいい。

布団カバーのゴミ分類

羽毛布団にカバーをかけて使っている場合は、分別してから捨てるようにしよう。布団カバーは布類や資源ゴミとして扱われる場合があり、古着などと一緒に出せば回収してもらえる。自治体によっては燃えるゴミとして扱う場合もあるので、事前に確認しておこう。

2. 羽毛布団を粗大ゴミとして捨てるときは事前準備を忘れずに

羽毛布団を粗大ゴミとして出す場合の基本的な捨て方を紹介する。細かい点は自治体により違いがあるので、捨てる前に確認しておこう。

事前申し込みをする

粗大ゴミをいきなりゴミ捨て場に出すと不法投棄とみなされることがあるため、事前に自治体指定の連絡先に収集希望を伝える必要がある。申し込みは、電話かインターネット、もしくはFAXで行う。各自治体のホームページやごみ収集表に連絡先が記載されているので確認しておこう。
申し込みから実際の回収日までは時間がかかることがあるため、早めに連絡するといいだろう。引っ越し時期や年末年始などは予約が混みあうため、余裕のある日程で申し込もう。

料金を支払う

粗大ゴミの回収には、別途費用が必要になることが多い。払い込み先や料金は自治体ごとに異なるので、事前申し込み時に料金の払い方を確認しておこう。

回収日に合わせて出す

料金を支払ったときに収集シールをもらった場合はシール内に氏名や連絡先などの必要事項を記入する。記入が終わったら粗大ゴミにシールを貼り付け、回収日に合わせてゴミ捨て場に出す。自治体によっては、自宅まで回収に来てくれることもある。羽毛布団は大きくてかさばるため、収集所のスペースを圧迫してしまうえ、束ねないと運ぶのも大変なので、小さくたたんでひもで縛り、回収しやすいようにしておくとよいだろう。

3. 各自治体では羽毛布団をどう捨てている?

羽毛布団のゴミ分類の基準や捨て方は各自治体で異なるため、事前に確認する必要がある。

世田谷区における羽毛布団の捨て方

世田谷区では羽毛布団は粗大ゴミになる。捨てる前に「世田谷区粗大ごみ受付センター」に電話かインターネットで連絡を入れ、収集日の予約をしよう。予約が完了したら、世田谷区内のコンビニなどで「有料粗大ごみ処理券」を買って必要事項を記入する。

手数料は400円だが、「船橋粗大ごみ中継所」に持ち込む場合は200円になる。収集日当日は午前8時までに処理券を貼った羽毛布団を収集所に運んでおこう。

相模原市における羽毛布団の捨て方

相模原市では、羽毛布団は大きさにかかわらず粗大ゴミとなる。「粗大ごみ受付事務所」に電話かインターネットで申し込むと戸別収集をしてもらえる。ただし、実際の収集までは1~2週間かかるため期間に余裕を持って連絡を入れよう。羽毛布団2枚までであれば320円で収集してもらえる。

早急に羽毛布団を処分したい場合は、自分で相模原市指定の施設に持ち込めば予約なしで羽毛布団を引き取ってもらえる。費用の目安は粗大ゴミ10kgごとに150円だ。持ち込み時の予約が必要かどうかは各自治体で異なるので確認しておこう。

さいたま市における羽毛布団の捨て方

さいたま市では、1辺が90cm以上の羽毛布団は粗大ゴミとして扱われるため戸別収集になる。しかし、たたんでひもでしばり、1辺を90cm未満にすれば燃えるゴミとして扱ってもらえる。ただし、2枚以上の羽毛布団を出す場合は戸別収集の対象となるので注意が必要だ。

各自治体における捨て方や手数料は変更されることもあるので、捨てる前に最新の情報を確認しておこう。

結論

羽毛布団は自治体にもよるが、燃えるゴミか粗大ゴミに分類される。粗大ゴミは収集までに時間がかかるため、羽毛布団を買い替える場合は早めに申し込みをしておこう。羽毛布団をゴミに出すときはそのまま出すのではなく、小さくしばって出すと収集所のスペースを占拠することを避けられる。これまでお世話になった羽毛布団を正しい捨て方で処分し、新たな羽毛布団で熟睡しよう。

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オリーブオイルをひとまわし編集部

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