植物のエキスパートが教える お部屋をすてきに見せるグリーンの飾り方♪

グリーンで涼しげな心地いい空間に♪

　ユニークな枝ぶりや葉形の種類が出回り、楽しみがより広がるようになったグリーン。部屋の奥に大きなグリーンを置くと遠近感で奥行きが生まれ、部屋が広く見える効果も。
　スペースに余裕があれば、背丈の低い観葉植物やサボテン類、小さな多肉植物の鉢をプラスしてサイズ違いで組み合わせたり、ツル性のグリーンをハンギングすれば空間に変化と立体感が生まれますよ！
　
　涼を感じさせるグリーンを効果的に配したカッコいいお部屋は、みんなの憧れですよね。お部屋で丈夫に見た目よく育てるには、専用の肥料を併用するのもポイントのひとつ。

それでは、今すぐ真似できる５つのアイデアをご紹介したいと思います。

idea 1　大きなグリーンで、木陰のようなくつろぎ感を演出

　グリーンの選び方や組み合わせ方をちょこっと工夫するだけで、部屋のコーナーが見違えるように変わります！

　まずは、どこに置きたいかを決め、その背景に映えるグリーンを選ぶのが上手に飾るコツ。リビングに最初に取り入れるなら、シンボルツリーになる大型のグリーンがおススメです。部屋のコーナーに置けば邪魔にならず、見映えがします。

　上部にボリュームがある大木は空間に広がりを生み、木陰でくつろいでいるような感覚を得られます。光沢のある葉色を選べば、お部屋も明るい印象になりますね。
　「フィカス・ルビギノーサ」は30cm～2mと大きくなります。きれいな葉っぱも楽しめます。

idea 2　すっきり見せるには、大きく広がるリーフを活用！

　本棚や飾り棚など背景が複雑な場所には、葉が大きく大らかなフォルムの植物が好相性。花が咲く「アンスリウム‘ジャーマニー’」なら変化を楽しむこともできます。鉢の中に置くと、空気まできれいにしてくれる活力錠剤もありますよ！
　「アンスリウム‘ジャーマニー’」は程よい大きさなので、圧迫感なく、すっきりと飾れます。

idea 3　個性的な形をしたグリーンやサボテンで、アートのようにディスプレイ

　直線的な葉がおしゃれなグリーン「サンスベリア」にアートな形をしたサボテンを組み合わせて、オブジェのように飾って。個性的な形をしたグリーンをいくつか集めて飾ると、お部屋がパッと華やぎ、おしゃれに変わりますね。
　細い葉が扇状に広がる「サンスベリア」は、視線を引きつけたい時におススメです。

idea 4　グリーンを吊り下げて、緑あふれる室内に！

　昨今は、コンパクトで枝が垂れる植物が流行中。天井や鴨居に下げれば、空間を有効活用できます。専用の鉢で、逆さに吊るす飾り方もおススメです。
　手前は「コウモリラン」、奥は「リプサリス」。旬のハンギングスタイルで空間に変化をプラスしてみては？

idea 5　食卓には、ひと鉢のグリーンで彩りを

　食卓の中心にグリーンがひと鉢あると、料理映えする効果もあります。虫がわかないよう土の表面にはクルミの殻を敷くといいですよ。葉の色をきれいに保つために、ハート型の肥料や活力錠剤を一緒に使って、鉢の中にかわいく飾ってもいいですね♪
　写真で使用したのは「ポトス‘マーブルクイーン’」。ハート形の葉っぱがかわいらしい、おススメのグリーンです。

　手間いらずで、みずみずしく涼やかな葉っぱを楽しめるグリーン。よりきれいな葉っぱを保つなら、「肥料」や「活力錠剤」を使うと、グリーンがいきいきと育ちます。
　元気がなくなってきたら、ハイポネックス ジャパンの錠剤肥料≪錠剤肥料 観葉植物用≫と活力錠剤≪ガーデンエッセンス≫が手軽に使えておすすめです。

　いかがでしたか？
　もともとグリーンは、シンプルに個性を楽しむもの。
　ひと鉢でも絵になるシーンがつくれるので、あまり考え過ぎず自分の直感で選び、
　気軽に部屋に取り入れてみてくださいね♪

教えてくれた人

堀田裕大さん
人気の園芸店「Green Gallery GARDENS」バイヤー。園芸知識が豊富で、最新のグリーン事情にも詳しい植物のエキスパート。

Green Gallery GARDENS
植物の苗や種子、土、肥料、資材のほかヨーロッパ直輸入のアンティーク雑貨までガーデニングに関するあらゆる商品が揃う園芸店。敷地内にはレストランやマルシェ、アクアショップも併設。個人邸の庭の設計・施工も行っている。
DATA
住所：東京都八王子市松木15-3
営業時間：10:00～19:00（火曜10:00～17:00）
定休日：火曜（レストランのみ）、その他は無休（年始を除く）
電話番号：042-676-7115
http://www.gg-gardens.com/