リノベーション物件のメリット・デメリット。失敗しない物件選びをしよう

今回は、リノベーション物件が持つメリット・デメリットをご紹介します。リノベーション物件とは、一般的に「大きく改修され、新築物件並みの美観や機能性を備えている中古物件」のことを指します。中古物件であるため、購入の際にはメリット・デメリットをしっかり押さえておく必要があります。リノベーション物件は、築年数が経っていて格安な割にきれいで、間取りなどにも古さを感じない点で人気が高まっているので、興味をお持ちの方は、この記事を参考に失敗のないリノベーション物件選びをしましょう!

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リノベーション物件のメリット

■【メリット1】物件の価格が手頃
新築と遜色のないクオリティの住宅が中古価格で購入できるので、新築物件と比較すればリノベーション物件の購入価格は安く済み、お得感があります。「新築住宅の購入を考えたいが、予算が足りない」とお悩みの方には、リノベーション物件は有効な選択肢といえるでしょう。

■【メリット2】購入時に値引き交渉がしやすい場合がある
リノベーション物件は、築年数の経過によって減ってしまった入居者を増やす目的でリノベーションが行われているケースが多くなります。つまり、オーナーさんや仲介業者さんの視点では「ひとりでも多くの人に、一刻も早く入居してもらいたい」と思っている物件のひとつかもしれないのです。

見つけた物件が「手間をかけてリノベーションしたのだから、今すぐ入居者を確保したい」という状況であれば、価格の値引き交渉に応じてくれる可能性もゼロではありません。

■【メリット3】「セルフリノベーション物件」なら、購入後に入居者が自由にリノベーションできる
中古住宅を「リノベーションは入居者にお任せします」という形で売り出す「セルフリノベーション物件」は、中古住宅の価格の安さと、好みの仕様に変えられる自由度を両立した、中古住宅の新しい選択肢です。

「リノベーション物件は魅力的だけど、出来上がったものを購入しても仕様やセンスが自分好みとは限らない」と考え、リノベーション物件の購入に消極的な方もいるでしょう。セルフリノベーション物件を破格で購入して、ご自分やご家族の好みで、こつこつ実費で改修していくことに楽しさや充実感を得られる人には、セルフリノベーション物件がおすすめです。

リノベーション物件のデメリット・注意点

安さや自由度の高さが魅力的なリノベーション物件ですが、中古住宅ゆえのデメリットもあります。あらかじめ知っておき、購入検討時にはある程度、安全な回避策や妥協案を講じておくことが大切です。

■【デメリット1】強度や耐震面で現代の基準を満たさない場合がある
リノベーション物件は、築20年以上が経過した住宅を改修しているケースが多くなります。したがって、現在の建築基準法に準拠した強度や耐震性が確保されていない場合もあるため注意が必要になります。特に、1981年の建築基準法改正で建物の耐震基準が大きく変わっているため、それ以前に建てられた物件の場合は要注意です。

■【デメリット2】リノベーション済み物件の場合、改修工事の過程を確認できない
リノベーション済みの物件は、改修工事がすでに終えられた状態しか確認できません。物件の改修前の状態や、工事の過程を見ることができず、きれいな室内あっても改修前の問題などが改善されているかどうかは確かめられませんから注意しましょう。

おわりに

いかがでしたか?魅力がいっぱいのリノべーション物件ですが、従来の中古住宅と同じようなデメリットや注意点はやはりあります。リノベーションしたからといって新築と同じように暮らせるとは限らないことを意識して、物件選びをすることが大切でしょう。中古住宅ゆえのデメリットが気になる方に

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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