リノベーションのメリット・デメリットをあらかじめ知っておこう!

今回は、住宅をリノベーションするメリットとデメリットについてご紹介します。リノベーション住宅を検討する動機は、新築住宅や建て替えなどと比較したときに、何らかのメリット(利点)を期待してのケースが大半かと思われます。「古くなった住宅をリノベーションしたい」「中古住宅の購入を機に、リノベーションしてから居住したい」とお考えの方も多くいることでしょう。メリット・デメリットをしっかり押さえて、満足いくリノベーションを行いませんか?

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目次

・リノベーションが持つメリットとは?
・失敗しないために、リノベーションのデメリットも覚えておこう
・おわりに

リノベーションが持つメリットとは?

リノベーションとは、単なる中古住宅の改修とは異なり、傷んだ箇所の補修にとどまらず、住まいそのものを住む人のライフスタイルや現代の価値観に合わせて「住みやすく造り変える」ことといわれています。しかし、リノベーションにはただ家を住みやすくできることだけではなく、購入や環境条件などの面でもメリットが沢山あります。

■【メリット1】予算を大きく抑えながら希望どおりの住まいを実現できる
住宅の購入計画の中で最も重要といえるのが「予算」です。もし「こんな住宅を建てたい」「希望の立地に住みたい」という希望があっても、予算オーバーならそれらの希望の一部は妥協せざるを得ません。

しかし、新築住宅や建て替えなら夢で終わってしまうかもしれないマイホーム計画も、リノベーション住宅を選択すれば最大限の理想を予算内でかなえられることが期待できます。リノベーション住宅の価格は、都心マンションを例とした場合、新築相場の50~90%の価格で購入することも可能です

■【メリット2】理想の間取り・インテリアと希望する立地を両立できる
中古住宅や中古マンションなどは、インテリアや間取りが既に決められています。居住するご家族は、その中から好みの仕様を立地などの環境条件とすり合わせて選ぶことになりますが、ご家族の好みのテイストにぴったり合う家が見つかる可能性は低いでしょう。

たとえば、希望どおりの立地で中古住宅が見つかったものの、その家の内装や間取りはどうしても自分たちの暮らしに合わないものだとします。しかし、そこであきらめて妥協せず、リノベーションを行ってから居住することを視野に入れれば、好みの間取り・インテリアの住宅に希望の立地で住める可能性が大きくなります。

■【メリット3】不動産所有者の場合、リノベーションで住宅の商品価値を上げられる
住宅を不動産物件として持っているオーナーさんなら、家が古くなって商品価値が下がってしまうことは悩みの種です。古い物件といえども、空室続きにはしておけません。リノベーションすることで、物件の魅力を高めて入居率を上げたり、転売時の価値を上げたりしながら不動産を効率的に運用できます。

最近では「リノベーション済み住宅」にはブランド的な付加価値があると考える人も増えていますし、「あえて新築をやめ、リノベーション住宅を選ぶ=エコな暮らし」という新しい価値観も生まれています。これからは、リノベーション住宅であることを訴求ポイントとして物件を積極的に売り出すのも効果的です。

失敗しないために、リノベーションのデメリットも覚えておこう

新築にこだわらないマイホーム選びを考えているなら、リノベーション住宅には大きなメリットがあることがわかりました。しかし、中古物件であるゆえすべて思い通りというわけにもいかないのが実情です。以下に、リノベーション住宅が抱えるデメリットについても紹介します。あらかじめ知識として頭に入れておき、希望の物件で妥協や回避が可能かどうか検討できるよう準備しておきましょう。

■【デメリット1】古いため、強度や耐久性には注意が必要
リノベーションするとはいえ、元々の築年数はそれなりに経過している中古住宅ですから、現時点での耐久性や耐震性には気をつけておく必要があります。状況次第で、内装のリノベーションと並行して構造面での補強工事を行うことを視野に入れておいたほうがよいでしょう。

■【デメリット2】そのまま購入するよりも、入居までには時間がかかる
中古住宅やマンションをそのまま購入すれば比較的すぐに入居できますが、入居前にリノベーションするとなると設計・施工業者さんとの打ち合わせに始まり、その後の工事なども含めればかなり長い期間を要します。場合によっては新築住宅を建てる場合と遜色ない時間がかかってしまうこともありますから、長期的な計画を立てておかなければなりません。忙しい方や、入居を急ぐ方などは特に注意しておきましょう。

■【デメリット3】リノベーションにも既存の状況次第で条件がある
戸建て住宅の場合なら構造上の制約、マンションの場合なら管理規約への抵触というように、既存住宅の状況によって改修がむずかしい箇所が出てきます。完全に思った通りのリノベーションができるとは限らない場合も多いため、設計・施工業者さんとの打ち合わせなどで今の条件と照らし合わせて最善策を考えながら計画を立てることが重要です。

■【デメリット4】金利の高いローンしか用意されない場合がある
リノベーションの施工でローンを組む場合、住宅ローンは使えず、リフォーム用のローンしか適用されません。リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高めになる傾向があるため資金面では慎重に計画を立てましょう。ただし、リノベーション済みの住宅やマンションを購入する場合は、通常の住宅ローンを利用することができます。

おわりに

いかがでしたか?住宅のリノベーションを考えるなら、メリットを最大限に生かし、デメリットがあれば後悔につながらない妥協や安全な方法での回避を考えていくことが大切です。「好みの住まいを安く手に入れられる」ことがリノベーション住宅の魅力ですから、居住での不安や不便はなくすこと前提でプランを立てましょう。一括見積をうまく活用しながら、頼りになる設計・施工業者さんを見つけ、しっかり相談しながらご家族の暮らしに合ったリノベーション住宅を手に入れましょう。

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