アクアパッツァを家で楽しむ。何と一緒に食べたら良い？

アクアパッツァをより映えさせる献立とは？副菜やスープを幅広く紹介

魚介類の出汁がきいた「アクアパッツァ」を主菜とした献立には、何を合わせればよいだろうか。この記事では、アクアパッツァに合う副菜やスープのほか、アクアパッツァそのものをアレンジしてさまざまな献立に合わせる方法も紹介しよう。

1. アクアパッツァに合う副菜

まず、アクアパッツァに合わせる副菜をTPOに合わせて紹介していこう。

普段の食卓におすすめの副菜

ごくごく普通の日の食卓にアクアパッツァを出すのなら、使い勝手がよいのはチーズを使った副菜だ。アクアパッツァはイタリア料理のため、チーズ系はとかく合いやすい。たとえば、炒めた野菜に粉チーズをふりかけたものや、ゆでた野菜にとろけるチーズをかけてオーブンで焼いたものなど、簡単な副菜でもチーズさえあればアクアパッツァにはよく合うだろう。また、アクアパッツァそのものが比較的あっさりとした味わいのため、副菜には少しパンチのあるものを持ってくるのもよい。たとえば、にんにくをたっぷりときかせた炒めものなどだ。

そのほかサラダであれば、アクアパッツァに使用していない魚介類と水にさらしたオニオンスライスと合わせ、カルパッチョ風の酸味あるソースをかけるのもよいだろう。海鮮づくしでリッチ感も出るため、特別な日の献立にも利用したい。

パーティーメニューにおすすめの副菜

ホームパーティーや記念日にアクアパッツァを出すのであれば、副菜にはピンチョスやオードブルなどつまめるものをいくつか用意するとよいだろう。たとえば、クリームチーズを生ハムで包んだものや、同じくチーズをクラッカーに乗せたものならすぐに用意できる。そのほか、肉が好きなメンバーがいるのなら、からあげなどの揚げ物でもいいだろう。

そのほか、アクアパッツァを食べ終えた後には出汁の出た美味しい汁が器に残るため、いっしょに楽しめるフランスパンなどを用意することをおすすめする。

2. アクアパッツァを邪魔しないスープ

次にアクアパッツァによく合うスープを2パターン紹介しよう。なお、アクアパッツァは通常スープも器によそって出すことが多い。そのため、場合によっては献立にスープを加えないのもありだ。

甘みのあるスープで中和

アクアパッツァはあっさりとした塩味なので、舌を飽きさせないために正反対の味付けのスープを献立として加えるのもいいだろう。たとえば、かぼちゃのスープやさつまいものスープといったものだ。アクアパッツァが素材の旨味を活かしたメニューなので、スープもなるべく素材の味で旨味を出すとマッチしやすい。そのため、色が濃く美味しい素材を選ぶほか、よく炒めたみじん切りの玉ねぎを加え、やさしい甘みを足すようにしよう。

簡単に作るならコンソメスープ

コンソメスープはコンソメの素などを使えば、あとは家にある野菜を煮込んで簡単に作ることができる。アクアパッツアに足りない野菜を補う意味でも、いろいろな野菜を入れて栄養バランスをととのえよう。また、塩気よりもやや甘みが感じられるほうがアクアパッツァには合うため、こちらでもよく炒めた玉ねぎのみじん切りを使うことをおすすめする。

3. アクアパッツァをアレンジした献立

最後に、アクアパッツァそのものをアレンジして、ほかの献立に合わせる方法を紹介しよう。

まず、献立の数をあまり増やしたくないのであれば、アクアパッツァの汁気を増やし、メインスープにしてしまうのがおすすめだ。なおかつ、副菜に使う食材の種類を豊富にしてしまえば、アクアパッツァと副菜2品でも十分豪華な献立にすることもできるだろう。また、アクアパッツァにパスタを足したり、シチューやグラタン、リゾットへとアレンジしても、ボリュームのある主食や主菜となり、献立が少なくても十分に満足できる。

そのほか、味付けに変化をもたらすアレンジであれば、トマト缶を足してより酸味の引き立つアクアパッツァにしてみるのもよい。
カレーパウダーやターメリックで味付けをして、アジアンテイストにすれば、ごはんにも合わせやすくなる。

あとはキャンプやBBQでアクアパッツァを作ることもよくあるが、そんなときには生の魚の代わりに干物を使ってみることをおすすめする。歯ごたえなどは通常のアクアパッツァとはかなり変わるが、干物ならではの旨味も汁にしみ出し、なんといっても持ち運びが楽なのだ。干物を使うときは、塩分の量をうまく調節しよう。

結論

アクアパッツァは味付けがシンプルなため、意外にもいろんな献立に合わせることができる。この記事では、あっさり過ぎて物足りないということにならないようにこってり系の献立を主に特集してきたが、もちろんあっさり同士でも相性はバツグンだ。好みやダイエット中など、時と場合に合わせて、いろんな献立を模索してみよう。

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投稿者：

オリーブオイルをひとまわし編集部