子どものお気に入りも一緒に！　見せて飾るスタイリングのコツ

本棚は、雑貨を合わせてオープンボックスに

本棚は、雑貨も飾るオープンシェルフとして活用するのがおすすめです。きっちりと立てて飾るのではなく、ゆとりを持たせることで洗練された印象に。本も立てておくだけでなく、重ねておくと見た目が変わっておしゃれに見えますよ。

好きな雑貨やボックス、子どもの書いた絵をフレームに入れて飾っても楽しいコーナーに。大好きなものが映える場所として活用してみましょう。

やさしい風合いのカゴをリビングの収納に

「子どもの絵本がソファに置きっぱなしで………」。そんな悩みには、カゴを活用しましょう。自然素材のカゴは、そのままで絵になる「見せる収納」の定番アイテムです。

雑誌や本を入れるマガジンラックを、子どものおもちゃを入れる定位置にすれば、散らかることなくオブジェに大変身！　何といっても持ち運びできるのがメリットです。素朴な雰囲気もリビングのアクセントになります。

見せてすっきり！　そのままサッと掛けて、入れてOK

「子どものお出かけバッグや帽子、脱ぎっぱなしの洋服を何とかしたい！」。そんなありがちな悩みには、仮置き用のハンガーやかごを用意して入れるのはいかがでしょう。散らかった印象がなくなるからすっきりしますよ。ハンガーは、子どもが使いやすいように、下のほうにもフックのあるものが便利です。

玄関スペースにハンガーやフックを設置して「お出掛けのものはここ」と、決めておけば、忘れ物もなくなるかも？

趣味道具をオブジェのようにディスプレー

手芸や絵画、日曜大工、釣り、ランニングなど楽しんでいるものがあれば、その道具をディスプレーしてみては？　眺めるだけで楽しくて、「よし、今週末は公園に行ってスケッチしよう！」とやる気がアップすること間違いなし。手芸作品などは、完成途中のものもカゴに入れて、オブジェのように飾ってしまいましょう。

好きなものは、1カ所にまとめてデコレーション

お気に入りの雑貨は、あちこちに置くよりも「お気に入りコーナー」を決めて１カ所に。色味だけでなく、アンティーク調、ヨーロッパ調などテーマを決めてテイストを揃えるとすっきりとまとまります。雑貨の高さや幅を考えながら、余裕を持たせてバランスを取るとうまくまとまるでしょう。

小さな子どもがいる場合は、小ぶりな雑貨などは手が届かない位置の棚に飾れば安心です。

キッチンは使い勝手優先でOK！　見せるものを厳選して

まな板や包丁、フライ返しやトングに、数々のスパイス。キッチンにはこまごまとしたものが多く、外に出しておくと散らかってしまうけど、しまい込むと使い勝手が悪いですよね。そんなときは飾ってしまいましょう。

ただし、出しておくものを厳選するのがポイントです。例えば、色とりどりのスパイスは見た目がきれいなので、ガラス製のスパイスボトルに入れて外に出しても絵になります。でも、ふだんづかいの雑多なカトラリーは引き出しにしまうほうがいいかも。デザイン性も重視しながら自分なりのルールを決めておけば、キッチンがすっきりとして家事が楽しくなりそうです。

色味を合わせるだけでスッキリと！

雑然としがちなサニタリーの収納は、しまうものの色合いを絞るだけで、すっきりとした印象に。例えばタオルは白と茶色という風に決めておくと、オープンラックでもきれいに見えます。子どもの好きな色をひとつ決めて、手の届く棚を子ども専用にすれば、タオルは自分で出す習慣がつくかも？

思い出深い品を、味わいのあるボックスに入れて

大切にしたい絵はがきや、幼稚園のときにこどもが作ったクリスマスの飾りなど、思いが詰まった品は宝物ボックスを作って入れておきましょう。トランクケースに入れたり、きれいなお菓子のボックスに入れたり。子どもにその品にまつわる思い出を聞かせれば、家族みんなで物語のあるインテリアが楽しめます。

いかがでしたか。見せる収納のテクニックを使えば、モノが見えていても雑然とせず、おしゃれな空間に仕上がります。ぜひおしゃれなスタイリングに挑戦してください。