掛け捨て型の死亡保険。何を基準に選んだら良いの?

毎月の保険料が安いにも関わらず、手厚い保障がついている掛け捨て型の死亡保険。最近では、インターネットから簡単に申し込むことができたり、健康診断の結果や喫煙の有無などによって割引きを受けることができたりと、保険見直しの際の選択肢の一つとして検討される方もいらっしゃるのではない...

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毎月の保険料が安いにも関わらず、手厚い保障がついている掛け捨て型の死亡保険。最近では、インターネットから簡単に申し込むことができたり、健康診断の結果や喫煙の有無などによって割引きを受けることができたりと、保険見直しの際の選択肢の一つとして検討される方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、ファイナンシャルプランナーの坂本卓也(所属:ブロ-ドマインド株式会社)が、掛け捨て型の死亡保険の選び方について解説いたします。

■掛け捨て型の死亡保険。どんな種類があるの?

掛け捨て型の死亡保険は、2種類に大別されます。

1つ目は、一般的な「定期保険」です。たとえば、30歳の方が60歳まで保険料を支払い、保険料の支払い期間中に万が一のことがあった場合に、遺族に500万円、1,000万円といった死亡一時金が支払われるタイプの保険のことです。

こちらは、いつのタイミングで契約者に万が一のことがあった場合も、遺族が受け取れる死亡保険金額に変わりはありません。仮に1,000万円の死亡保険金が支払われる契約だった場合、万が一のことが30歳のタイミングで起ころうと50歳のタイミングで起ころうと、遺族が受け取れる金額は1,000万円のままということですね。

【定期保険のイメージ】

2つ目は、「収入保障保険」です。たとえば、上記と同様に30歳の方が60歳まで保険料を支払い、保険料の支払い期間中に万が一のことがあった場合には、万が一のことがあったタイミングから60歳を迎えるはずの時期まで、遺族に月10万円、20万円といったように年金形式で死亡保険が支払われるタイプの保険のことです。

こちらは、いつのタイミングで契約者に万が一のことが起こるかによって死亡保険金の受取期間が異なるため、その分遺族が受け取れる死亡保険金額も異なります。仮に、月10万円の死亡保険金が支払われる契約の場合、契約直後の30歳のタイミングで万が一のことがあったとすると、遺族は月10万円×12ヵ月×30年(60歳を迎えるまでの期間)=3,600万円の死亡保険金を受け取ることができますが、58歳のタイミングで万が一のことがあったとすると、遺族は月10万円×12ヵ月×2年(60歳を迎えるまでの期間)=240万円しか死亡保険金を受け取ることができないというわけですね。

【収入保障保険のイメージ】

■「定期保険」と「収入保障保険」のメリット・デメリット

死亡保障を一時金で受け取る「定期保険」と年金形式で受け取る「収入保障保険」、それぞれのメリット・デメリットについてみてみましょう。

【定期保険】

 メリット
契約開始時から契約終了時まで、保険料および保障内容が変わらない

 デメリット
契約が終了すると保障そのものがなくなる

【収入保障保険】

 メリット
保険料が割安なため、若いうちは手厚い保障をかけることができる

 デメリット
年齢が上がるにつれて保障内容が次第に減る

■「定期保険」と「収入保障保険」。何を基準に選ぶと良いの?

前述の通り、定期保険も収入保障保険も一長一短あるわけですが、何を基準に選ぶと良いのでしょうか?

それは、何のためにご自身(配偶者)の死亡保障を残すべきなのか、その目的を基準に考えると良いでしょう。たとえば、残された遺族の生活費を補てんするためであれば、一時金で2,000万円、3,000万円という死亡保障を一気に受け取るよりは、遺族年金の上乗せとして毎月10万円、20万円と出るタイプのほうが、遺族にとっては使いやすいですよね。そのため、一時金で受け取る定期保険よりも年金形式で受け取る収入保障保険のほうが適切といえます。

また、遺族の生活費のための死亡保障という考え方でみると、30歳の時の必要保障金額と40歳の時の必要保障金額を比べると、すでに経過した分(10年分)の生活資金は必要なくなります。よって、年齢が上がるにつれて保障金額が減少するタイプの保険を選ぶことにより、無駄な保険料を抑えることにもつながるというわけです。

一方で、子どもの教育資金のための保障であれば、教育費が大きくかかってくるのは高校卒業後の大学や専門学校での学費です。小学校・中学校・高校が公立学校であれば学費はかかりませんが、大学の場合は国公立でも年間50万円程度、私立の場合100万円程度かかります。四年制の私立大学で考えると、最低でも計約400万円の保障が必要になります。このように、契約時から数年経過した時の大きな支出に備えたい場合は、いつのタイミングでも保障金額が一定の定期保険のほうが適切といえます。

いかがでしたでしょうか?掛け捨て型の死亡保険にもさまざまな種類があり、掛け金だけで単純に比較できない点が多々あります。また、保険会社によっても、同じ保障内容であっても掛け金が大きく異なります。保険選びに迷った際は、Sodan[ソダン]のファイナンシャルプランナーにご相談ください。

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