無垢材フローリングの種類と特徴は?お手入れ方法もご紹介!

ナチュラルでおしゃれな無垢の床にあこがれている人も多いのではないでしょうか?今回は無垢材のメリット・デメリットや特徴など、詳しくご紹介します。

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木材本来の雰囲気を存分に楽しめる無垢材。特に、素足で直に木のぬくもりを感じることができるフローリングに、無垢材を使用したい人も多いでしょう。無垢材には他のフローリング材と違った魅力がありますが、そのお手入れ方法にも気を配ることが必要です。この記事では、無垢材フローリングの種類や特徴について説明します。メリットとデメリットを理解したうえで、自宅に適しているかどうかを考えてみましょう。

無垢材とはそもそも何?各種類と特徴について

木の温かみを感じられると人気の無垢材ですが、この無垢材がどのような素材を指すのかよくわからない人も多いでしょう。無垢材は特定の木材を指すわけではありません。ここでは、フローリングに使われる代表的な無垢材の種類と特徴について説明します。

無垢材は自然な状態の木材のこと

フローリングの場合、無垢材以外の素材でよく使われるのが集成材です。集成材とは、薄くした木版を接着剤で張り合わせ、ブロック状にした木材のことを指します。いわば、人工的に作られた木材です。それに対して、自然な木材といわれるのが無垢材です。無垢材は、丸太から切り出した自然な状態のままの木材のことをいいます。

集成材は木版を張り合わせて作るので、品質が安定しています。反対に、無垢材は切り出したままの木材なので、品質にはばらつきがありますが、ひとつ一つの木材の表情が豊かなのが特徴です。

無垢材フローリングの5つの種類と特徴について

無垢材といっても、無垢材となる木材の種類はさまざまです。そして、木材の種類によって部屋の印象や価格も変わるのです。ここでは、フローリングによく使われる無垢材を5種類の紹介とともに、それぞれの無垢材の特徴についてお伝えします。

パインの無垢材フローリング

無垢材として使われる木材のひとつにパイン材があります。パイン材は、素朴でのどかな部屋に合う無垢材です。経年変化で独特の深みが出ることから、昔から多くの人に親しまれ、普遍的な人気があります。たとえ、時が経ち、傷ができたり色が変わったりしたとしても、それもパイン材の味として楽しめます。パイン材はアンティーク家具にも使用される素材で、経年変化によってヴィンテージ感を味わうこともできるのです。よく無垢材に使用されるパイン材ですが、他の無垢材より少し価格が高いという難点があります。しかしながら、柔らかい素材のため、小さな子どもや年配の方の部屋にも適しています。

スギの無垢材フローリング

スギの無垢材もフローリングによく使用される木材です。スギは、昔から日本で使われている素材で、和風な部屋に合うとされています。しかし、スギは柔らかい無垢材であるため、幅広いデザインが可能です。そのため、今では洋室にもよく利用されています。スギの特徴として、柔らかい無垢材ということがあげられます。柔らかいため、肌触りもよく、素足でスギのフローリングを歩くのは非常に気持ちがいいでしょう。赤ちゃんのハイハイにもスギの無垢材なら安心です。

ただ、スギには独特の香りがあります。フローリングとして、広い面積にスギを使用することを考えた場合、部屋全体がスギの香りに包まれる可能性が高くなります。スギの香りが好きな場合はよいですが、苦手な場合は使用を控えたほうがいいでしょう。

ヒノキの無垢材フローリング

ヒノキは言わずと知れた日本を代表とする高級な木材です。ヒノキ風呂なども人気があり、その香りに癒されます。このヒノキも無垢材として一般的に使用される木材です。独特の芳香があるため、スギと同様に、フローリングに使用することで部屋全体がヒノキの香りが広がります。また、ヒノキは強度や耐久性に優れているため、フローリングにぴったりの素材だといえます。しかし、他の無垢材に比べて価格の変動が激しいという面があり、使用する時期によって安くなったり高くなったりするため注意が必要です。

チェスナット(クリ)の無垢材フローリング

無垢材として聞きなれない人もいるかもしれませんが、フローリングに使用される素材にチェストナットがあります。チェストナットとはクリの木のことです。はっきりした木目が特徴で、力強い印象をもたらします。また、力強い印象をそのままに、木材自体の強度も強く強固で硬い木材です。耐湿性にも優れているため、水回りのフローリングに使用するのに適しているといわれています。

オークの無垢材フローリング

オークも無垢材フローリングに使用される木材です。オークは、昔から船舶やウィスキーの樽に使われている素材で、高い耐久性と耐水性を備えます。そのため、家族の足元を支えるフローリングに適している素材として人気のある木材です。価格はほかの無垢材と比べて比較的安価です。しかし、安価だとは思えないほど、木目に落ち着きがあり、シックな雰囲気を演出することができます。

無垢材のメリットとデメリットについて

無垢材は味わい深く人気が高い素材ですが、自然のままの木材のため、良い面と悪い面があります。ここでは、無垢材の4つメリットと、3つのデメリットを紹介します。メリットとデメリットを考慮して、自分の家にあったフローリング素材を選びましょう。

無垢材のメリット

無垢材の人気の理由に、木のぬくもりを感じられることがあげられますが、無垢材を使用するメリットはそれだけではありません。ほかにも、室内を快適にする働きがあります。ここでは、まず無垢材のメリットについて紹介します。

・木材本来の味がそのまま残っている
無垢材を使う大きなメリットの1つは、木材本来の味を感じられることです。集成材を使ったフローリングのデザインが向上し、おしゃれなものも普及しています。しかし、木の断面がそのままフローリングとなる無垢材には及びません。無垢材は、丸太からの切り抜き方でも木目が変ります。そのため、同じ木目の無垢材は存在しないのです。無垢材を使用すれば、唯一無二のフローリングの質感を味わることができます。

・経年による変化を楽しめる
無垢材は、時が経つにつれて表情を変える素材です。真新しい無垢材も木の香りや木目を楽しむことができますが、十数年間経ったときの無垢材の味は、なかなか他の素材には出せません。経年とともに変化していく色やツヤを楽しめるのは無垢材だけでしょう。1年後、5年後、10年後と家族とともにその歴史を刻み、その家だけのフローリングが完成されていきます。また、リフォーム後の無垢材フローリングの経年変化を楽しめると愛着もわくでしょう。

・調湿作用によって夏場を快適に過ごせる
無垢材の素晴らしさは、その質感だけではありません。無垢材を取り入れることで、部屋を快適に保つことができるのです。無垢材には、調湿作用があります。調湿作用とは、部屋の湿度によって無垢材が水分を吸収・放出する作用のことで、室内の湿度を一定に保とうとします。つまり、ジメジメして蒸し暑い夏の日には、無垢材が水分を吸収し、部屋の湿度を下げるのです。また、冬場であれば無垢材が水分を放出し、乾燥しすぎないようにするので、部屋の快適性があがります。

・冬場でも冷えない
冬の床のひんやりとした冷たさに、震えてしまう人も多いでしょう。冷たい空気は下方に行くため、フローリングはどうしても冷たくなってしまいます。しかし、無垢材を使用するとその冷たさが軽減されます。たくさんの空気を含んだ無垢材は、その空気が断熱の役割を果たすため冬場では冷気が無垢材に伝わりにくくなり、冷えるのを防ぐ作用があるのです。

無垢材のデメリット

味わい深い木の魅力や快適性など、メリットが多い無垢材をフローリングに取り入れてみたい人も多いでしょう。しかし、無垢材には使用に伴うデメリットもあるので注意が必要です。ここでは、デメリットを紹介していきます。

・膨張と収縮を起こす
調湿作用によって、水分を吸収・放出するため、無垢材が膨張と収縮を繰り返します。その結果、フローリングに隙間や反りが生じることがあるのです。しかし、この収縮は、施工前にきちんと処理をしておくことで回避することができます。無垢材は、含水率が30パーセントを下回ると変形や収縮が起こります。18パーセント以下になるとその変形がなくなり強度が高まるため、建築後の不具合をなくすためにあらかじめ含水率の低い無垢材を選ぶといいでしょう。そして、実際に使用する部屋にしばらく無垢材を置いて含水率を安定させることも大切です。

・傷がつきやすい
無垢材は天然木であるため、加工される集成材に比べると傷がつきやすくなります。スギなどの柔らかい無垢材であれば、物を落として凹むこともあるので注意が必要です。また、犬や猫の爪の跡も付きやすいため、特にペットを飼っている家庭では傷が多くなる可能性が高くなります。しかし、傷がつくことも経年変化の味わいの1つです。仮に、綺麗な状態に戻したいと考えたときに、集成材では不可能だとしても、無垢材では可能になります。水分を含むことで膨張する仕組みを利用して、凹みをなおすこともできるのです。

・水に弱い
無垢材は、表面を塗装していたとしても水に弱い傾向があります。水を含むことで膨張し、反りが起こる場合もあるのです。そのため、濡れたらすぐに拭き取ることが大切です。フローリングが塗れたままにしておくと、シミや菌が繁殖する原因となります。

無垢材を長持ちさせる!おすすめのお手入れ方法3つ

無垢材を長く使うためには、お手入れが欠かせません。基本的には乾拭きと水拭きだけで大丈夫ですが、より長く使用できるようにするには無垢材に合ったお手入れ方法を実践することが大切です。ここでは、無垢材を長持ちさせるためのおすすめのお手入れ方法を紹介します。

水吹きをする

お手入れの基本は、水拭きです。しかし、毎日行う必要はありません。頻度としては1カ月~3カ月に1回程度です。その際に、雑巾をしっかりと絞る必要があります。無垢材は、水に弱い素材です。そのため、固く絞った雑巾でまんべんなく水拭きをしましょう。水をこぼしてしまった場合も、すぐに拭き取り、無垢材に水が染み込むのを防ぐ必要があります。

クリーナーなどで汚れを落とす

普段のお手入れは水拭きで十分ですが、半年~1年に1回はクリーナーなどで汚れを落とす必要があります。掃除の仕方としては、ワックスアンドクリーナーなど専用の汚れ落としを使い、乾いた布で全体に塗り広げます。まずは、汚れのひどいところから取り掛かりましょう。そして、徐々に範囲を広げ、フローリング全体をきれいにしていきます。

再塗装をする

撥水性が落ち、塗装が傷んできたと感じたら再塗装をしましょう。塗装する前には、掃除機などでホコリをきれいに取り除きます。チリやホコリが残ったままだと、塗装をするときに一緒に塗り込んで固まってしまうので注意が必要です。フローリングのホコリを取り除いたら、木目にそってブラシで薄く塗り伸ばし、塗装をしていきます。

無垢材を取り入れたおしゃれなインテリア

無垢材は、フローリングだけではなく、さまざまなインテリアに使われています。経年変化を楽しめる素材なので、無垢材を使ったアンティーク家具も人気です。ここでは、無垢材を使ったおしゃれでおすすめのインテリアを3つ紹介します。

無垢材のテーブル

無垢材を使用した家具として、人気なのがダイニングテーブルやセンターテーブルです。オーダー品であれば、部屋にぴったりで自分だけの無垢材テーブルが注文できます。比較的大型の家具であるテーブルは、部屋の印象を決める重要なポイントです。無垢材本来の味を活かしたテーブルが部屋にあれば、癒しの空間を作り出せます。

無垢材のチェア

木の温かみが感じられるチェアは思わず座りたくなってしまいます。無垢材は、肌触りがいいので、チェアを引くときや座るときにその良さを感じることができます。また、加工に優れた無垢材であれば、美しい曲線を描いたデザインも可能です。そして、普通のチェアでは出せない座り心地も得られます。

無垢材のラック

無垢材を使ったラックは収納に使えるだけではなく、おしゃれなインテリアになります。ただそこにおくだけで部屋のアクセントになるので、こだわりの1品を選んでみるのもいいかもしれません。趣味のものや写真を飾ったり、本を収納したりしてもオシャレで絵になります。また、ラックにはボックスタイプで椅子になるものもあります。デザインや用途に合わせて、選んでみましょう。

木材本来の味を楽しめる無垢材を有効活用しよう!

自然のまま状態である無垢材には、ほかの素材には出せない味があり、その種類も豊富です。また、肌触りがよく、調湿作用も優れているので、部屋を快適に保つことができます。新しく家を建てるときやリフォームの際に、フローリングの無垢材にしてみてはいかがでしょうか。傷が付きやすく水分に弱い性質がありますが、きちんと無垢材に合ったお手入れをすれば、長く使い続けることができます。時の流れとともに無垢材も変化していきます。家族と一緒に成長していく無垢材の風合いも楽しめるでしょう。

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