水槽のヒーターを検討中の人に。ワット別の電気代やおすすめを紹介

熱帯魚の飼育をするなら水槽用ヒーターが必要なことを知っている人は多いでしょう。しかし、最適なヒーターの選び方まで正しく理解できていますか? ヒーターの寿命、最適なワット数、設置位置はもちろん、改めて熱帯魚の飼育にヒーターを使う理由についても解説します。おすすめの水槽用ヒーターも紹介するので、最適な商品を選びましょう♪

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水槽用ヒーターが必要な理由

熱帯魚の飼育をするなら当たり前ですが、大切な熱帯魚を元気に飼育するため水槽用ヒーターを用意する必要があります。改めて水槽用ヒーターが必要な理由について確認しましょう!

本来の生育環境に近づけるため

観賞用の魚の多くは、熱帯魚です。その名の通り熱帯が原産の魚のため、温かい水の方が飼育しやすい特徴があります。

沖縄など熱帯に近い温かい地域であれば、ヒーターが必要ないこともあるでしょう。しかし、熱帯魚にとって、日本の気温は低すぎます。ほとんどの日本国内の環境では、水槽用ヒーターが必要です。

水温を温かく保つことは、病気予防にも役立つといわれています。魚の健康を保ち元気に飼育するためにも、ヒーターを使ってできるだけ本来の生育環境に近づけることを心がけましょう。

水槽用ヒーターの寿命はどれくらい?

どのくらいの期間なら、水槽用ヒーターは問題なく使い続けられるのでしょうか? 水槽用ヒーターの寿命を知り、安全に使いましょう。

1~2年で買い替えが必要

ヒーターの買い替えのタイミングは1~2年といわれています。メーカーの保証もほとんどが1年間なので、安全を考えるなら、1年ごとの買い替えが最適です。

メーカーによっては2年間の動作保証がある場合もあります。できるだけ長く使いたいなら、保証期間の長い製品を選ぶとよいでしょう。

もちろん、壊れるまで使い続けることもできますが、自己責任による使用です。

その場合、ヒーターがうまく機能しなくなり、気づいたら水温が下がっていた、というリスクもあることを知っておきましょう。

故障したときのために予備を用意して

水槽用ヒーターが故障すると、水温はどんどん下がってしまいます。万一の故障に備え、予備のヒーターがあると安心です。

ヒーターが故障したときの対処法に、部屋の暖房をつける、保温性をあげるため新聞紙やアルミホイルを巻く、温かいものを水槽のそばに置く、といったものがあります。

しかし、どれも一時的に水温を下がりにくくするための方法です。故障のタイミングによっては、水温が温かいうちに水槽用ヒーターを手に入れられないこともあるでしょう。

ヒーターはいつか故障し使えなくなるものです。事前に予備を購入しておけば、いざというときに慌てなくてすみます。水温が低くなることによるトラブルも避けられます。

ヒーターの設置位置も知りたい!

水温を温かく保つ水槽用ヒーターは、水槽内のどこに設置するのがよいのでしょうか? 全体の温度を均一にする設置のポイントを解説します。

水が温まりにくい下へ設置する

水槽用ヒーターの設置位置は、水槽の下側が正解です。

水は冷たいと下へ、温かいと上へ移動する性質があります。そのため、下にヒーターを設置すると、水槽内の下の水が温められ上へ移動する流れが生まれるのです。

結果、全体がムラなく均一に温まります。

ヒーターを上に設置した場合、水槽内の温度は、下が冷たく上が温かい状態から変化しません。上の温かい部分と下の冷たい部分、二層に分かれ、温度にムラができてしまいます。

排水口近くや水流ポンプも活用

水流のある場所にヒーターを設置するのもおすすめです。水流に乗って温められた水が移動し、全体がまんべんなく温まります。

例えば、フィルターの水が水槽に注ぎ込む排水口付近はぴったりです。注ぎ込む水の勢いに乗って、温かい水が全体に行き渡ります。水槽の水全体が同じ温度になりやすいのです。

水流ポンプを使っているなら、その付近もよいでしょう。水流ポンプが作る流れに乗って、温まった水が一帯に広がります。

サイズに合わせたワット数や電気代を紹介

水槽内を適切な温度に保つには、水槽のサイズに適したヒーターを選ぶことが大切です。水槽のサイズに対してヒーターのワット数が足りない場合、水温がなかなか上がらないこともあります。

サイズごとの最適なワット数や電気代を知り、最適な水槽とヒーターの組み合わせで使用しましょう。

30cm以下の水槽には50W(ワット)

小型でインテリアにも取り入れやすい30cm水槽は、水の量も10Lほどということが多いです。そのため、水槽用ヒーターは50Wで十分でしょう。

50Wのヒーターを10時間使ったとき、電気代はおよそ13.5円です。30日間毎日10時間稼働したとしても405円と、ワンコイン以下に負担を抑えられます。

また、水を入れたときの重さも、20kg前後と扱いやすいのがポイントです。

45cmの水槽には100W(ワット)

45cm水槽は、およそ40Lの水が入る水槽です。30cm水槽の4倍近い水が入るため、その分ヒーターのワット数も大きいものを使います。

目安として、100W以上の水槽用ヒーターを選ぶとよいでしょう。1日に10時間ヒーターを動かすと、かかる電気代は約27円です。30日稼働して810円と、少し負担が大きくなります。

水槽の重さは、水が入ると40kg以上になります。棚や台に置くときには、耐荷重を調べてから設置しましょう。

90cmの水槽には300W(ワット)

大型水槽に分類される90cm水槽は、150Lほどの水が入る大容量の水槽です。そのため、全体を十分に温めるには、300W以上の水槽用ヒーターを選びましょう。

電気代を計算すると、10時間の稼働でおよそ81円です。30日間で2,430円と、負担は更に大きくなります。

水槽によっては水を入れると200kgを超えることもあるので、自力で場所の移動をするのは難しいでしょう。また、置き場所の補強が必要なこともあります。

水槽用ヒーターのおすすめ商品

たくさんの商品がある水槽用ヒーターですが、具体的にどれを選ぶとよいでしょうか? 特におすすめの商品を紹介するので、ヒーター選びの参考にしてください。

簡単なオートタイプのヒーター

水温を自動的に26度前後にしてくれる《ジェックス セーフカバーオートヒーター SH160》は、コンセントを入れるだけなので、初心者でも簡単に扱えます。

こちらも次に紹介する商品同様、縦横置き可能となっているヒーターです♪

安全性も確保されています。万一ヒーターが水面から出てしまっても、表面温度を安全に調節するのです。また、カバー付きなので、熱帯魚のやけどを防げます。

●商品名:《ジェックス セーフカバーオートヒーター SH160》

ジェックス セーフカバーオートヒーター SH160
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縦横設置可能な安全機能付きヒーター

《ジェックス NEW セーフカバー ヒートナビ SH160》の特徴は、水温を15~35度の間でコントロールできることです。飼育している魚の生育環境に合わせ、より適した水温に調節できます。

縦横どちらの向きでも設置できるので、水槽に合わせてすっきり設置できるのも魅力です。

ユーザー登録をすると、保証期間が2年間に延長できるのもポイントです。1年間の保証期間が多い水槽用ヒーターですが、2年間の保証ということで、それだけ長期間使えます。

魚のやけどを防ぎ安全に使えるよう、ヒーターカバー付きです。

●商品名:《ジェックス NEW セーフカバー ヒートナビ SH160》

ジェックス NEW セーフカバー ヒートナビ SH160
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ヒーターで水槽の環境を整えよう

熱帯魚が住む場所は、本来、熱帯の温かな水の中です。そのため、温帯気候の日本にある常温の水槽は、熱帯魚にとって温度が低すぎます。そこで活用したいのが水槽用ヒーターです。

水槽に合った適切なワット数のものを選び、設置しましょう。水槽の下側や、フィルターの排水口付近に取りつけると、水温が均一になりやすいです。

大切な熱帯魚を元気に飼育するためにも、水槽用ヒーターを活用しましょう。

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