回鍋肉(ホイコーロー)は冷凍保存してはダメ?正解はなに?
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回鍋肉(ホイコーロー)は、余っても冷凍保存せずにリメイクしよう!
食べ終わった回鍋肉(ホイコーロー)が余ってしまったら、どうするべきか?冷凍保存は避けた方がよいのか?今回は、回鍋肉(ホイコーロー)が余った際の保存方法について紹介する。
1. 回鍋肉(ホイコーロー)の冷凍保存は避けよう
回鍋肉(ホイコーロー)が余ってしまった場合に、冷凍保存するのはやめておくべきだ。一番よいのは1回で食べ切れる程度の分量を作ることだが、それでも余ってしまうことはあるだろう。翌日に同じ回鍋肉(ホイコーロー)を食べるなら冷蔵保存でもよいが、時間がたつにつれ、炒め物のシャキッとした歯ざわりは失われ、美味しくなくなってしまう。前日は美味しかった料理の味が落ちた残り物を食べるのは、誰しも気が進まないものだ。
かといって冷凍保存すれば、回鍋肉(ホイコーロー)の味はさらに落ちる。これは、解凍されるときに野菜から水分が出てしまうためだ。そもそも水分量の多い野菜類は、一般的に冷凍には向かない。冷凍食品メーカーからは多種多様の冷凍野菜が出ているが、それらの多くは料理素材としてのものだ。回鍋肉(ホイコーロー)のように、でき上がった野菜のおかずが冷凍食品として売られている例は、料理素材としての冷凍野菜商品に比べれば少数だろう。回鍋肉(ホイコーロー)のように、野菜を多く用いた料理を家庭で冷凍しようという考えは、初めから捨てた方が無難である。
2. 回鍋肉(ホイコーロー)を冷凍保存するなら、半調理段階で
調理済みの回鍋肉(ホイコーロー)をどうしても冷凍保存したい時のために、もっとよい方法を提案したい。それは、半調理段階で冷凍することだ。豚肉には下味をつけて、さっと炒めておく。キャベツなどの野菜はすぐに炒められるように適当な大きさに切って、フリーザーバッグに入れて冷凍する。このとき、できるだけ空気をぬいて平らになるようフリーザーバッグに入れるのがコツだ。さらに、味付け用のタレも合わせてしまってからフリーザーバッグに入れて冷凍する。豚肉、野菜、タレを別々に冷凍するのはもちろんだが、キャベツ以外に複数の種類の野菜を使いたい場合は、それぞれの野菜ごとに別のフリーザーバッグに入れて冷凍しよう。面倒なようだが、ここを徹底すれば、でき上がりの味は確実に変わる。これは、野菜によって火の通る早さに差があるためだ。
こうして冷凍した材料で作る回鍋肉(ホイコーロー)は、生の状態から作ったものに比べれば、やや味は落ちるかもしれない。しかし、でき上がりを冷凍保存したものに比べれば格段に美味しい。冷凍保存の段階でここまでしておけば、炒め合わせるのはごく短時間で済むので、時間をかけずに手作りのおかずを用意したい場合には重宝する。手際よく作れば、冷凍保存した材料で作ったとは家族も気付かないかもしれない。
3. 回鍋肉(ホイコーロー)は、冷凍保存よりリメイクが吉
回鍋肉(ホイコーロー)という料理にこだわらなければ、ほかにもよい方法がある。違った料理にリメイクしてしまうのだ。この方法のよい点は、「昨日の残り物を食べている」という感覚を家族に味わわせなくて済むことだ。揚げ春巻きやサモサのように皮で包めば、元の状態を思い出すことはないだろう。春巻きなら春雨、サモサならジャガイモなどで増量してもよい。増量した分だけ味が薄まるので、ソースなどでほかの味を新たに加えることもできる。見かけが変わって味も違えば、春巻きやサモサの中身が前日の回鍋肉(ホイコーロー)だったということには思い至らないだろう。これは回鍋肉(ホイコーロー)を、1つの料理素材として扱う方法である。チーズや納豆と一緒に餃子の皮で包むのも面白いし、油揚げの中に詰めて焼いてみるのもよい。たっぷりの大根おろしに香菜を添え、ポン酢とともに出してみよう。立派な創作料理のでき上がりである。
包んでリメイクするほかに、もっとも単純な方法としては回鍋肉(ホイコーロー)の残りを細かく刻んで、チャーハンの具にするのもよい。もともとチャーハンの味付けにオイスターソースを使うという方には、何の違和感もないはずだ。甘めの味付けが気になる場合は、たっぷりの刻みネギを添えれば、辛味が加わってすっきりするだろう。
結論
回鍋肉(ホイコーロー)を作るなら、なるべく1回で食べ切れる量を作るようにしよう。余ってしまった場合は、冷凍保存は避け、別の新しい料理にリメイクすべし。どうしても冷凍保存したい場合は、半調理段階で材料ごとに分けて冷凍しよう。
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オリーブオイルをひとまわし編集部
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