方形屋根の家

住宅に囲まれた敷地に建つ方形(ほうぎょう)屋根の平屋住宅。四方住宅に囲まれた敷地全体に大屋根をかけ、屋根の一部を欠き込むことで生まれた3つの庭(前庭・2つの中庭)と方形屋根の中心部の暗くなりがちな場所にトップライトを持つ洗面所を配することで、家全体に光を届け、プライバシーを確保しながら、光と風を家全体に配る計画とした。
LDKをはじめ各室が庭に面し視覚的に抜けることで、それぞれが相乗的により広がりを感じる空間になるとともに、家族の気配を感じ取れる程よい距離感の「ほっとする住まい」になるよう3つの庭にそれぞれ意味を待たせた。
奥行き広く構えた玄関土間は、室内でありながら庭を望み進むアプローチのようであり、アクティブなご家族のロードバイクやスポーツ道具の手入れ等の場ともなる。打合せを重ねて考えたパントリーなどの収納や洗い・干し・たたんで・しまうの一連の洗濯作業の場を集約し家事負担を軽減し、ウォークインクロークやパントリーに回遊性を持たせる平面計画にすることで、生活しやすさについてもしっかり計画した。 また、隣り合わせの2つの子ども室は極力ミニマムに計画し、収納による間仕切壁を簡単な工事で取り外し一室としても使用できるようにすることで、将来的な家族構成の変動にも対応できるよう計画。

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田中伸明(主宰)1972年群馬県中之条町生まれ。1995年東洋大学工学部建築学科卒業。1998年ATELIER N設立。「’00 TOTOリモデルコンテスト」全…

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