【専門家監修】持て余した和室をリフォーム!洋室からモダンまで5つのおすすめパターンを紹介

「和室って必要かしら?」これは新築時の打ち合わせでよく聞かれるお客さんからの質問です。しっかりと活用されている和室ならばそのままで良いかもしれません。ただ、明らかに使っていない、半分くらい物置のような状態になっているのはもったいないことです。和室を活用できるように洋室や、和モダンにするなどリフォームの選択肢や費用についてご紹介します!

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和室を持て余していませんか?リフォームして大胆に活用!

「どうせ使わないから和室は要らないかな」

「新築した友人が和室を作って失敗したと言っていた」

住宅展示場に来場する方から漏れ出る意見として、けっこう耳にする意見です。

自由に設計できる新築住宅でさえも、和室を作るかどうかを迷うわけですから、古い価値観で作られた和室を持て余す人が多いのはうなずけますね。

ですから、余っている和室、もしくは使ってはいるものの何となくしっくりこない、と感じているならば大胆にリフォームをして暮らし方を一新するべきです。

和室のリフォーム1.洋室に変える

この工事がもっとも多いかもしれません。あまり使われていない和室を洋室に変更して趣味の部屋にしたりクローゼットにしたりするリフォームです。

問題なのはどの程度までのリフォームにするかということでしょうね。洋室といってもただ単に床をフローリングにするだけの場合もあるわけですが、部屋の雰囲気を一新するリフォームであればクロスや照明までも変える必要があります。

ここでは、ごく一般的な洋室変更へのリフォームの事例をご紹介しましょう。

和室を洋室に変えるのですから床は当然のことながらフローリングに張り替えることになります。そして、壁紙も洋風のクロスにすべて変更し、照明も凝ったものではないにせよ洋風のものに変えてみましょう。また、床の間がある場合には、これも取り除いてクローゼットに変えるなどの工事が発生します。和モダンテイストにするのならば、この床の間を活かすリフォームも面白いかもしれません。

このようにリフォーム工事をしたとすると、かかる費用は50万円~80万円でなんとかできると思います。

もちろん床材は一般的な商品になりますし、照明もごく普通程度のものを選んだことを前提としています。

和室のリフォーム2.フローリングに変えるだけ

和室のリフォームではもっとも安価なものでしょう。畳をフローリングに変えるだけならば、10万円台で大丈夫です。ただ、壁や天井はそのままになりますので、完全に一新されるとはいきませんのでそのあたりはご注意ください。

しかし、畳と比べると圧倒的に掃除がしやすいですし、畳のように日が当たって焼けることもありませんので、畳をフローリングに変えるリフォーム工事は一考の余地ありです。

ただし、床だけが洋風のフローリングになったものの、そのほかは昔ながらの和室です。実用性だけを重視するのであればよいのですが、見た目という観点からはバランスが悪くなるのであまりおすすめはできません。

和室のリフォーム3.モダンな部屋に変える

モダンの定義は和洋折衷もあれば完全な和モダンという考え方もあります。いずれにしても、古い箇所をただリフォームするのではなく、できればおしゃれに変身させたいと思うのはみなさん同じでしょう。

フローリングは基本的に洋室となるわけですが、モダンな部屋に変えるには、やはり壁紙も張替えですし天井もリフォームしなくていけません。また、照明も変えないことにはモダンなリフォームとはいかないでしょうね。

この条件を考慮すると、費用としてはおおよそ50万円~100万円ではないかと思われます。

もっとも幅が広く選択に迷うのは照明でしょう。照明自体の値段がピンキリなこともありますが、照明が活かされるようなリフォームをするために、間接照明を取り入れることも選択肢として考えられますからね。

和室のリフォーム4.和を活かして費用を抑える

和を活かすという考え方もあります。これは【和室⇒和室】【和室⇒和洋折衷】の二種類の考え方があるでしょう。

もともと和室なのですから、それを立派な和室にリフォームするのもありですし、少し変化を加えてモダンな雰囲気を取り入れるリフォームも捨てがたいところです。

ここで取り上げたいのは和のテイストを残しながらの斬新なリフォーム。ただし、もともとある和のテイストを活かしながら、つまりそれだけ費用を抑えながらリフォームを考えてみます。和を活かすのですから障子(しょうじ)や襖(ふすま)は取り払わらずにいきたいところでしょう。枠が古ければ交換となりますが、変わった柄を選択して張り替えるだけでも随分とイメージが変わります。一般的には布団などを入れる押入れがあるはずですが、これも外観はそのままにして、中身だけを洋風のクローゼットに変更してみましょう。

もう一つ需要なポイントがあります。

それは床の間。和室から完全に洋室へリフォームする際には、このような床の間は完全に撤去するのが通常のやり方です。でも、それには撤去費用が掛かりますし、どうしてももろもろの工事が必要となるでしょう。そこで、この床の間の配置はそのままにしてリフォームをするのです。床板などは張り替えた方がいいですが、壁紙と照明を工夫すれば全くイメージの異なる空間となります。

具体的に何を飾るかがポイント。和風の掛け軸では気分は変わりませんので、新進気鋭の画家が描いた荒々しい日本海の油絵といった作品を掛け軸調で飾ってみるのです。そして、その絵を凝った照明で照らせばOK。和を活かしながら全く異なった空間を演出できます。

問題となるのは費用ですが、ここまで書いたような内容のリフォームであれば50万円~100万円の間で可能だと思います。

和室のリフォーム5.仕切りをなくしてリビングとつなげる

リビングと和室が離れていては手も足も出ませんが、壁1枚を隔ててリビングと和室が隣同士であれば、仕切りをなくして大きな部屋としてリフォームしてはいかがですか?

もちろん現在の和室が事実上の死に部屋になっていることが前提なわけですが、和室としてさほど機能していないのならば思い切って大リビングを作るべきです。費用の目安は壁を1枚取って細かい部分を仕上げる程度であれば、10万円から可能です。ただし、この金額は純粋に壁を取り払うだけとお考えください。

壁を取り払うだけではちょっとな……という方は、リビングと和室を完全に一体化させる案もあります。この場合は和室を洋室に変え、かつリビングと和室の壁紙を合わせるなどのリフォームをおすすめします。この場合、壁除去費用に加えてクロスの張替え、さらには照明を合わせるなどの費用も必要です。大まかな費用ですが、ざっと100万円〜150万円程度を見ておけば十分にできます。

リビングは家族が集まる場所です。その横に誰も使うことがない和室が放置されているのは、どう考えても無駄な状況と言わざるを得ないでしょう。余った和室をリビングと一体化させるリフォームは、私がもっともおすすめしたいリフォームの一つです。

和室をリフォームして充実した暮らしを

「和室を和室として再生するのか?」
「和室を捨て新しい洋室として生まれ変わらせるのか?」
「リビングと一体化させて大きな部屋の一部として復活させるのか?」

このように選択はいろいろとあるのです。迷っているのであれば、すぐに動いてください。和室が埋もれて死に部屋になっていることがもっともよくない状態なのです。

このアイデアの監修者

森住宅コンサルタント株式会社 代表取締役 森雅樹

名古屋生まれ。法政大学卒業後、大手ハウスメーカーに就職し戸建て住宅営業を経験。
退職後は都内の零細工務店において戸建て営業とリフォーム営業に従事。その後、森住
宅コンサルタント㈱を興して独立。現在は住宅会社と消費者向けの講演、執筆、コンサ
ルティング活動を行う。買う側、売る側双方の立場を熟知したうえでのアドバイスを行
っている。住宅購入者向け、住宅販売者向けの単行本20冊以上。

森住宅コンサルタント(株)
http://mori-consultant.com/


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