リフォームでマンション生活を快適に。費用相場と業者選びのポイント

壁紙の張り替えや部屋のバリアフリー化など、マンションのリフォームにかどれくらいの費用がかかるか気になりますよね。戸建てと違い、管理規約に基づいた工事を行うことも大切です。よい業者を見分ける方法や相談窓口についても確認しておきましょう。

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マンションリフォームの基礎知識

マンションのリフォームは一戸建てとは違ったさまざまなルールがあり、工事の騒音に伴う隣人とのトラブルも心配です。まずはトラブルなくリフォームを進めるための注意点を確認していきましょう♪

マンションの規約を業者と確認しよう

マンションの部屋のリフォームを行うときは、工事ができる部分とそうでない部分を明確にしておく必要があります。

『専有部分』はその部屋の所有者が独占して使用できますが、リフォームや修繕に関しては、管理組合などが定めた『リフォームガイドライン』によって制限が設けられている場合があるのです。

たとえば壁面改装に際しては、建物全体の構造を知り、耐震性などに影響を及ぼさないことも重要でしょう。

協定・細則に違反する工事を行った場合、自己負担で原状回復を強いられるケースもあるようです。まずはリフォーム計画前に、管理組合の規約およびガイドラインの内容を把握し、工事の委託業者にも確認してもらいましょう♪

挨拶まわりは欠かさずに

大きな騒音が発生し、工事車両が多く出入りするリフォーム工事では、ご近所トラブルが多発する可能性があります。必ず管理人および近所への挨拶まわりを行い、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。

挨拶は工事がはじまる1週間前までには済ませておくのが理想です。工事の日程が相手の予定に影響する場合があるため、直前ギリギリでの報告は控えます。

訪問するタイミングは、仕事や家事で忙しい時間を避けた『土日の午前中』をおすすめします。留守が続くときは、ポストに手紙を投函して工事があることを伝えましょう。

工事が長期間にわたり、近所に不便を強いる場合は、菓子折りやタオル、洗剤などを準備するのもよい方法です。

また自身の挨拶まわりとは別に、リフォーム業者も挨拶まわりを行うため、日時がかぶってしまわないように、事前の打ち合わせを忘れないでくださいね。

部位ごとのリフォームにかかる費用

ほとんどのリフォーム費用は『材料費+作業費』で構成され、工事の範囲や面積、傷み具合、使用する素材などによって価格は大きく変わります。部位ごとのリフォーム費用と気をつけるべきポイントを説明します!

壁紙の張り替え費用

壁紙の張り替えには、具体的にどのような費用がかかるのか、気になりますよね。材料費に作業費が含まれているケースもあるので、見積り時にしっかり確認しましょう。

●材料費:接着剤・クロス材料・副資材
●作業費:養生・下地調整・貼り付け・残材処理

6畳の場合、作業費は2万2,000円~、材料費は3万3,000円~が相場ですが、クロスのグレードによって費用は大きく変わります。

『スタンダードクロス(量産品)』はもっともポピュラーでリーズナブルなタイプです。『ハイグレードクロス(1000番台)』は、高いですが、色や素材が豊富で、汚れ防止などの機能性も持ち合わせています。

料金の表示方法は『平米単価』と『メートル単価』の2つがあり、メートル単価のほうがお得に見えますが、計算してみると、平米単価のほうが安く済むケースもあるようです♪

床の張り替え費用

床の張り替え費用は、もとの床の素材によって費用が変わります。ここでは、6畳のフローリングに張り替えをすると想定しましょう。

カーペットをフローリングにする場合は、合板で12~15万円、無垢板で13~17万円が相場です。はがし作業に手間がかからないため、費用は比較的安価でしょう◎

一方畳をフローリングにする場合は、床面の高さを合わせる『下地調整』が必要です。合板で15~18万円、無垢板は16~20万円が相場です。

そしてフローリングからフローリングへの張り替えは、張り方によって費用が変わります。もとの板をはがさない『上張り』は合板で11~14万円、無垢板は15~18万円です。板をはがす『張り替え』は、上張りよりも4~5万円ほど高くなるケースが多いです。

ガス給湯器の交換費用

給湯器タイプを変更しない場合は、交換工事費用のみになるので、5万円以内におさまることがほとんどです。他のタイプのガス給湯器を付け替える場合は熱源によって価格が異なります。

以下は本体に設置費用を含めた目安ですが、便利機能をどこまで付帯するかでも価格は変わってくるでしょう。

●ガス給湯器:数万~35万円
●電気温水器:30~50万円
●石油給湯器:数万~45万円
●エコキュート:70~100万円

交換時は、まず管理組合に交換の意思を伝え、機種・号数・設置形態などの確認を行います。マンションによっては設置できない機種もあるので注意が必要です。

取り付け工事は、資格を持った専門業者が行います。追加費用の有無も忘れずにチェックしてください♪

水回りリフォームの相場

マンションの水回りのリフォームは、戸建ての場合と異なり、管理規約上で細かくルールが定められているケースが多いです。トラブルを防ぐためにも、できることとできないことを事前にチェックしておくのが、リフォーム成功のポイントです!

キッチンリフォームの費用

リフォームをする前に、ダクトや排水溝、配管などの位置が動かせるかどうかや、電気供給量の制限などを管理組合に確認します。マンションのつくりによっては、位置が自由に動かせないケースや、IHヒーターにできないケースも少なくありません。

配管やダクトなどを移動せず、もとからあるキッチンをリフォームする場合の費用相場は以下の通りです。

●I型キッチン:60~90万円
●L型キッチン:75~120万円
●対面型キッチン:80~130万円

キッチンはさらに、シンプル・スタンダード・ハイグレードの階級に分けられます。必要最低限のリフォームであれば上記よりも10万円ほど安く、素材にこだわったハイグレードであれば10万円ほど高くなると見込んでおきましょう。

お風呂リフォームの費用

マンションのお風呂リフォームというと、ユニットバスの交換が一般的です。価格は、素材とサイズによって決まり、ジェットバスやミストサウナ、テレビなどをオプションで追加できます。

業者にもよりますが、ユニットバスの標準仕様に含まれるものは、バスタブ・天井・カウンター・壁面パネル・床・ドア・水栓・収納棚などです。キッチン同様、3段階のグレードがあると考えましょう。

以下は工事費込みの相場です。

●ベーシッククラス:50万円~
●ミドルクラス:70万円~
●トップクラス:100万円~

上記に、ジェットバスをつけると25万円~、換気暖房乾燥機は10万円~、テレビは5万円~の追加料金がかかります。

トイレリフォームの費用

トイレのリフォームは、便器や壁の解体工事を行った後に、内装工事をし、最後に便器を設置するという流れになります。便器の撤去やクロスなどの剥離作業には、1万5,000円~、クロス張りなどの内装工事には、2万円~ほどがかかるとみておきましょう♪

便器本体は、タンク式とタンクレスがあり、グレードや種類によって料金が変わります。タンク式の場合は、工事費用も含めて23万円~、タンクレスの場合は30万円前後が相場です。

タンクレストイレはタンクがない分、スペースが広く使えますが、水道管の水圧を使って排水をするため、低い水圧のマンションでは十分な洗浄ができません。設置前に水圧を確認しておくのがポイントです。

暮らしを快適にする改修費用

普段の暮らしをより快適にするリフォームには、段差を解消するバリアフリーや収納スペースの増設などが挙げられます。子どもの成長や介護など、未来の必要性を考えて設計してみましょう。

リビングを広くするなど間取り変更の費用

壁を撤去して2室を1室にまとめる『間取り変更』では、壁を撤去し、壁や天井の補修をした後、ドアの設置をするという流れになります。

壁撤去後の補修の具合や、フローリングの張り替え範囲などによって費用は大きく変わってくるでしょう。50~80万円ほどが目安で、壁撤去と簡単な補修のみであれば、30万円以内に抑えることも可能ですよ♪

バリアフリー化の費用

家族に介護が必要な人や小さな子どもがいる場合、段差をなくす『バリアフリー仕様』にすると日常生活がより快適になるでしょう◎ 隣の部屋との段差をフラットにする方法は主に2つあります。

1つは、床組みをすべて撤去し、新たに組みなおす方法、もう1つは板を重ね張りしてフラットな床面にする方法です。撤去して組みなおす場合は6畳で30万円~、重ね張りする場合は10万円~が相場でしょう。

収納増設の費用

限られたマンションのスペースを使って、収納を増設する場合を考えてみましょう。もっともポピュラーなのは、押し入れにクローゼットを設置する方法です。材質やドアのデザインなどによって価格は変動しますが、相場は15~20万円です♪

『壁面クローゼット』を新設する場合は40~80万円、使わなくなった部屋を『ウォークインクローゼット』に改装する場合は、面積や床材に応じて40~200万円ほどかかります。

玄関やトイレに収納スペースを設ける場合は、水回り工事や壁の撤去が必要になる可能性があるため、管理会社や専門家に相談しましょう。

ココが重要。業者の選び方

リフォームをする前は、必ず業者に相談し、見積もりをとります。1社だけでなく、できるだけ多くの業者を比較してみましょう。よい業者とそうでない業者の見分け方や、見るべきポイントを解説します。

見積もりをしっかりチェック

見積もりは1社だけでなく、複数に相見積もりをとることが基本です。1社だけでは工事費用が適正であるかどうかがわかりません。工事費用や材料費に含まれていないものや、追加費用の有無もしっかりと確認しておきましょう。

おすすめは、見積もりの『比較表』をつくることです◎ 業者ごとに数量の積算方法が異なるので、比較できる形に計算しなおしてみると、わかりやすいですよ。

見積もりをする業者の数は、2~3社が理想で、それより多すぎると迷いが生じ、時間のロスにつながる可能性があります。

アフターサービスの有無は?

信頼できる業者は、『アフターサービス』が充実しています。リフォーム後に欠陥や不備が出た場合はどんな対応をしてくれるのでしょうか?

たとえば一定期間内に欠陥が出た場合、無料で修理をしてくれるなど、ほとんどのリフォーム契約には保証が付いています。『リフォーム瑕疵(かし)保険』に加入しているかどうかをチェックするのもおすすめです。

もしくはメンテナンスの保証期間が長い業者や積極的に定期点検をしてくれる業者を選択するのも1つの方法ですよ♪

見積内容が心配なときは窓口に相談

見積内容が適正かどうか、後で不当な請求をされないかなど、はじめてのリフォームは不安ですよね。また見積書に書かれた工事の内容や価格の計算方法が専門的でわからないといったケースもあるでしょう。

リフォームで不安なことがあれば『住宅リフォーム・紛争処理支援センター』への相談をおすすめします。無料のリフォーム見積チェックサービスを実施しているので、気軽に利用してみましょう♪

はじめてのリフォームでも大丈夫!

マンションのリフォームでは、隣人への挨拶や管理規則の確認など、細かい部分まで気を配る必要があります。十分な確認をせずに進めると、思わぬトラブルや出費につながってしまうためです。

リフォームがはじめての人は、リフォームの窓口に相談し、情報収集することをおすすめします♪


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