調べず答えられる?まな板の正しい洗い方。洗剤だけではダメな理由
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調べず答えられる?まな板の正しい洗い方。洗剤だけではダメな理由
まな板は毎日使うものだけあって、汚れやすく不衛生になりがちだ。しかし、具体的な掃除方法をご存知だろうか?たとえば、よく売られている台所用漂白剤でも落ちやすい汚れと落ちにくい汚れがある。今回、効率的な掃除方法をまとめたので、ぜひ自己流ではなく、きちんとした掃除方法をマスターして欲しい。
1. そもそもまな板を汚れにくくしよう!
さっそく汚れの落とし方を紹介してもいいのだが、汚れる度にキレイにしようとするのは、非効率的なことをご存知だろうか?つまり、そもそもまな板が汚れてからキレイにしようとするのではなく、なるべくキレイな状態を維持するほうが建設的なのだ。簡単に実践できて、しかも効果的な汚れ防止方が2つあるので、紹介していこう。
1.使用後に確実に乾燥させる
基本的なことではあるが、まな板の使用後は、まな板立てを使って確実に乾燥させよう。カビなどを防ぐのに効果的だ。とはいえ、直射日光や食洗機で無理に乾燥させる必要はなく、むしろまな板自体が傷んでしまう。布巾で余分な水分をとったら、自然乾燥できる状態に置こう。
2.使用前に、あらかじめ水に濡らす
あまり意識されてないことかもしれないが、使用前に水に濡らし、余計な水を拭き取って使用するのも効果的だ。傷つきを防ぐことができ、汚れもつきにくい。食材の臭いがまな板についてしまうことも予防でき、いい事だらけだ。ぜひ、この使用前の一手間を欠かせないようにして欲しい。
そもそもまな板を汚れにくくする方法を2つご紹介した。しかし、それでも毎日使うものなので、どうしても汚れてしまうのも事実。ここからは、汚れを効率的に落とす方法を紹介していこう。
2. まな板の黄ばみは、塩素系除菌漂白剤を使う!
まな板の汚れは大きく分けて、黄ばみとカビ(黒)だ。そして、それぞれ効果的な落とし方が違うので、ひとつずつ落とし方を紹介していこう。まずは黄ばみの落とし方から紹介する。
黄ばみの汚れを落とすのに効果的なのは、塩素系除菌漂白剤で、入手性も高いので手軽に試すことができる。とはいえ、やたらと量を使ったり、濃度を上げたりしても効果は上がらない。ポイントは、まず食器用洗剤などで汚れをしっかり落としておくことだ。この時ブラシなどで傷目に沿ってこすると、よりキレイに洗えるので、漂白前のスペシャルケアとしておすすめだ。
次に漂白剤を塗布して、除菌と漂白をしていこう。もちろんまな板全体が、まんべんなく液に浸かっていないといけない。また、複数漂白する時には、重ならないように際つけよう。ちなみに、大きな容器がない時は、まな板全体を布巾で覆い、その上から漂白剤をかけるとよい。新品のゴミ袋を活用するのもありだろう。
ここまでやっても黄ばみが残ってしまい、それが気になる場合には、交換ということになる。木製であれば、まな板削りを依頼するのも選択肢としてありだ。ちなみに、アルカリ性はタンパク質を溶かす性質があるので、肌荒れする可能性もある。商品パッケージ裏の手袋をするなどの注意書きは守ろう。
3. まな板のカビや黒ずみは、漂白剤か削る!
まな板が黒く汚れている場合は、ほとんどの場合カビが原因だ。
このカビをキレイに取るための方法を2つ紹介しよう。
1.酸素系の漂白剤を使う
黄ばみを取る際には、アルカリ性の塩素系の漂白剤をご紹介したが、カビには酸性の酸素系が有効だ。キッチン用の漂白剤は塩素系が多いが、漂白剤は性質によって向き不向きがあることを理解して使おう。酸素系漂白剤の使い方は、黄ばみを取る時の方法と同じで問題ない。ちなみに、粉末タイプの酸素系漂白剤は水に溶かさず粉末の状態のまま使うこともできる。その場合は、まな板全体に粉を広げ、その上にラップなどをかけて1時間ほど放置してから、しっかり洗い流そう。
2.削り取る
漂白剤での洗浄方法をご紹介したが、カビの根が深いのはご存知のとおりだ。基本的に木製のまな板の選択肢にはなるが、カビが生えた部分を削り取ってしまうのも一つの手段だ。使うものは、研磨剤の入っているクレンザーやサンドペーパー、重曹などだ。いずれも少量の水をかけながら、カビが生えている部分をこすって、削り取ろう。ちなみに、サンドペーパーを使うなら、80番程度の粗いものと、180~240番程度の中・仕上げ研磨用の物を用意すると、効率的にキレイに仕上げられる。
カビは放置しておくと、どんどん深いところまで侵食していく。普段から点検をかかさず、侵食範囲の狭い内に確実に対処しておこう。
結論
まな板の汚れ別掃除方法とそもそも汚れないようにする方法が、理解できただろうか?毎日使うため、不衛生になりやすい物なだけに、手入れをきちんとしておくことが大事だ。特に、小さなお子さんや妊娠中の女性がいる場合には、忙しくても定期的な手入れをかかさないようにしよう。
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オリーブオイルをひとまわし編集部
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