インテリアデザイナーが解説!いまどきの洗面トレンドとアイテムの選び方

顔や手を洗ったり、歯を磨いたり、ドライヤーで髪を乾かしたり。洗面所は家族全員が頻繁に使うスペースですよね。それだけに洗面台は機能が重視されますが、最近はさらにデザイン性も追求する方も増えています。そこで今回はインテリアデザイナーである〔株式会社ベルリーナ〕代表の樋口泰輔さんより洗面所のトレンドをお伺いしました。

  • 6100
  • 34
  • 0
  • いいね
  • クリップ

洗面台を選ぶ際のポイントとトレンド

洗面所で使用するアイテムには水栓やボウルやキャビネットなどさまざまなものがあります。毎日使うだけに、新築でもリフォームでも、こだわって選びたい部分ですよね。今回は、洗面台まわりを選ぶ3つのポイントをインテリアデザイナー・樋口泰輔さんに聞いてみました。

ボウルデザインを選ぶポイント

ボウルデザインは使い勝手とデザインの両面で種類の幅が広く、まず最初に決めたいポイント。近年海外の展示会等では、ボウルの縁(リム)は薄めが主流です。例えば、形状がスクエアで排水溝が見えないデザインや、天板とフラットで使うときだけ自動で凹んでシンクになるタイプなど、多岐にわたっています。

カラーはブラック、グレイッシュ、白でもマットホワイトなどがトレンド。日本では汚れが溜まりにくいように排水口の金具のないなめらかな形状になっているものもあり、お手入れがしやすいタイプがおすすめです。また、ヘアキャッチャーは従来より髪の毛などのゴミが捨てやすくなっているのも特徴です。

キャビネットを選ぶポイント

キャビネットは、インテリアに合う家具調のものが好まれる傾向にあります。とくに、ホテルライクなブラックやダークトーンのパネルが増えています。

また、収納は引き出し式の人気が高まっているようです。従来の開き戸式に比べて奥にしまったものを一目で確認しやすく、取り出しやすい構造が大きなメリット。キャビネットは目を引く部分なので、実用性を考えて収納も重視しながら好みのデザインを追求しましょう。

水栓を選ぶポイント

水栓も多様化しています。例えばこちらのようなビルトインタイプの水栓は、水栓を洗面ボウルの上部に設置しているので根本部分に水たまりができず、お手入れが簡単です。

また、空間が広く使えるので洗面台で洗いやすいというメリットも。節水機能の高い、水の出し止めが簡単にできるタッチ式やセンサー式なら必要な水量だけ出てくるので、節水にもなっておすすめです。

例えばこんなアイテムがそろっています。洗面所のトレンドアイテムをチェック!

では具体的にどんなアイテムがトレンドなのでしょうか。インテリアデザイナーの観点から樋口さんにアイテムの解説していただきました。

スクエア? 丸形? ボウルデザインのトレンドはこれ!

片寄せの洗面ボウルは見た目におしゃれで、物を置くスペースが広くて便利です。掃除は丸型の方がしやすいでしょう。スクエア型は掃除が雑だと四隅の汚れが落としにくくなってしまいますが、形状が主張しすぎず、さまざまなテイストに調和しやすいと言えます。

カウンターの天板は人造大理石に質感もあり、ブラックやブラウンの濃いめのカラーを選びたいところ。

キャビネットはフルスライドタイプがおすすめ!

フルスライドタイプのキャビネットは見た目のすっきりさが魅力。そして収納スペースが広く、ひと目で物が見やすく、仕切りで細かく整理もできるのでとても便利です。ただし家族全員が使う場合、自分だけの収納が欲しいなら通常の引出タイプが良いでしょう。

カウンター下にオープンスペースのあるものは、家具としての見栄えもよく、浮遊感があり、洗面所がスタイリッシュに演出されるのでおすすめです。

水栓は自動センサー付きを! 手が汚れていても使えます

新築やリフォームなど水栓を変える機会があれば、ぜひ自動センサーが付いているものを選んでください。汚れた手、泡のついた手だと操作しにくい……という小さなストレスが解消されます。そういった日々の行動を根本から変えることも“デザイン”の領域なのです。

今後の注目はインテリアの一部になる家具調洗面台

まるで建築家にオーダーしたかのような家具調洗面台は、インテリアをランクアップさせてくれるため、注目を集めています。オープンキャビネで“見せる収納”にするのもいいですね。

最近はミラーも進化していて、顔がきれいに見えるフェイスフルライトなどが特徴的。ミラーキャビネットの下部に、間接照明としてライトを取り入れても、ニュアンスが出ていいでしょう。

機能性もデザイン性も高い洗面台に注目です!

いかがでしたか? 洗面台は家族が毎日使うので、掃除の回数も多く、つねに清潔に保っておきたいですよね。

洗面台を選ぶ際は、機能性はもちろんのこと、掃除のしやすさや利便性、デザインなど、重視する点は人それぞれ。最近の洗面台はデザイン性も高いだけではなく機能性も充実していて種類が豊富なので、きっと理想とする洗面台が見つかりますよ。

インテリアのプロの意見を参考に、ぜひご家庭に合った洗面所プランを考えてみてください。

お話を伺ったインテリアデザイナー・樋口泰輔さん

●樋口泰輔(Taisuke Higuchi)
株式会社ベルリーナ代表。乃村工藝社を経てベルリーナ設立。主な仕事はJOTARO SAITO ginza six、八芳園NUIT、MOJA、Justin Davis 、VALLEY、AMARANTH、等。米T&L’s DESIGN AWARD(英GLOBE-TROTTER & Mackintosh)、IES Illumination Awards(八芳園Nuit)、他

株式会社ベルリーナHP:http://berlina.co.jp/

  • 6100
  • 34
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

このアイデアを投稿したユーザー

住宅設備メーカー

住まいと暮らしの総合住生活企業・LIXIL(リクシル)です。キッチン、バスルーム、トイレ、窓、玄関などLIXIL製品の情報や、豊かで快適な暮らしや住まいづくりに…

おすすめのアイデア

話題のキーワード