歌舞伎の舞台裏と職人の技を知るイベント第3弾!歌舞伎座で俳優のトーク&落語も楽しむ特別な一日

江戸文化の華として親しまれてきた歌舞伎。その歌舞伎を裏で支えてきたのは工芸品を生み出す職人たちでした。そんな歌舞伎×職人によるイベントを2019年2月27日(水)・28日(木)の2日間にわたり〔歌舞伎座タワー〕で開催します。職人みずから実演する伝統工芸を間近で見れる貴重なチャンスです! どんなアイテムを見ることができるのか、当日の詳細をご紹介します。

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歌舞伎の粋と匠の職人技に触れるイベント

江戸文化の中で育まれ、いま現在も多くのファンに愛されている歌舞伎。そんな歌舞伎を支えてきたのは、匠の技と心意気をもった江戸職人たちでした。江戸職人たちの洗練された技術は、現在も東京の伝統工芸品として世界中から注目を集めています。

東京が誇る匠の作品の魅力をお伝えするプロジェクト《東京手仕事》は、これまでも歌舞伎×職人によるイベントを開催してきました。そして2019年2月27日(水)・28日(木)に〔歌舞伎座タワー〕で『歌舞伎と手仕事 第3弾』を開催します。実演で登場する6人の職人をご紹介しましょう。

鮮やかな色彩が幻想的。手差し型染め(藤本染工芸/藤本義和)

東京中小企業復興社

今回実演をする藤本氏は手差し型染めの職人。手差し型染めとは白生地に型紙を使った糊をつけ、小さな刷毛で色を差し込んでいく手法です。藤本氏の手から世界にふたつとない幻想的な世界が紡ぎ出されていきます。

東京中小企業復興社

藤本氏が手掛けたバッグがこちら。しっとりとした手触りの人工スエードに、手差し型染めを施したメガネケースやバッグは毎日の「取り出す」という行為を楽しみに変えてくれるはずです。

美しく、そして力強い手仕事。鍛金(長澤製作所/長澤利久)

東京中小企業復興社

長澤製作所は3代続く鍛金工房。長澤氏が力強く鎚を振るえば、1枚の金属板は美しく形を変えていきます。

東京中小企業復興社

3代目の長澤氏は先代から受け継いだ技術に、独自の工夫を追加。金属板に施された「古美の色」は、手に取った瞬間からまるで何年も一緒にいたかのように手になじみます。

唯一無二の艶とハリ! 村山大島紬(田房染織有限会社/田代剛章)

東京中小企業復興社

素朴で温かな風合い、肌触り。江戸時代後期から愛されてきた村山大島紬は、発祥の地でもある武蔵村山市で4代続く染織工房です。「板締め注入染色」と呼ばれる独自の染色方法を施した糸は、職人の手によってリズミカルに紡がれていきます。

東京中小企業復興社

伝統柄をモダンに使用したデイリーユースなアイテムもラインナップされ、使い心地も抜群です。

美しい線が交わり生まれる文様。玻璃(玻璃匠 山田硝子/山田真照)

東京中小企業復興社

ダイヤモンドホイールが刻む線が重なり、やがて美しい文様になっていく江戸切子。カットする対象や文様によって巧みにガラスを持ち替え、刃を自在に使い分けていく姿はまさに匠の技!

東京中小企業復興社

メープルの一片を1センチ角のクリスタルに閉じ込め、江戸切子の技術を施したピアスは作り手のこだわりと温もりを感じさせてくれます。

削る、組む、生まれる。指物(指物益田/益田大祐)

東京中小企業復興社

木肌を撫でて、表面のわずかな差異を豆鉋(まめがんな)で薄く削ぎ取っていき、できあがった木と木を組み合わせてつくられる指物。金釘を1本も使わずともピタリと密着する技術に驚かされます。化粧鏡台や茶道具など、確かな審美眼をもつ人々に愛されてきた珠玉の技術をご覧あれ。

美しく繊細。江戸の美学が詰まった江戸小紋(有限会社大松染工場/中條康隆)

東京中小企業復興社

繊細な江戸小紋は、職人たちの手によって何度も繰り返し工程を積み重ねてつくられる繊細な文様。まさに「心血を注ぐ作業」の末に生まれた手仕事です。鮫、行儀、通しなど江戸の暮らしぶりや美学を表現した柄は海外でも高く評価されています。

東京中小企業復興社

従来の江戸小紋よりもカラフルな配色を施したワインマーカーは、ホームパーティーをはじめ、大切な人に贈るプレゼントにもぴったり。美しい色合いはワインの魅力を最大限に引き立てます。

演技とは一味違う、歌舞伎俳優トーク&落語も必聴!

職人たちの実演だけでなく、歌舞伎俳優のトークショーや落語など、貴重な裏話を交えたイベントも開催。知ればもっと歌舞伎と落語が楽しくなるエピソードが満載です。

また、特別展示販売コーナーでは、東京都内の工芸品や着物を特別価格にて販売!(※一部商品及び東京手仕事採択商品を除く) 職人技がきらりと光る逸品をお得に手に入れるチャンスをお見逃しなく。

来場者アンケートにご協力いただくと、全員に東京組紐のチャーム(お一人様おひとつ)をプレゼントなど魅力的な企画もあります。2月27日(水)、28日(木)は〔歌舞伎座タワー〕で江戸文化をたっぷり堪能してみませんか?

イベント概要

●イベント名:『歌舞伎と手仕事 第3弾』
●開催期間:2019年2月27日(水)、28日(木)
●開催場所:歌舞伎座タワー3階『花篭』
●住所:東京都中央区銀座4-12-15
●開催時間:11:30~14:00/18:30〜21:00(※二部完全入替制)
●入場料:4,500円(税込、※お弁当・お茶付き)
※WEB申込の締め切りは2019年2月24日(日)

●実演/伝統工芸一覧
1. 手差し型染め:事業者「藤本染工芸」
2. 鍛金:事業者「長澤製作所」
3. 村山大島紬:事業者「田房染織」
4. 江戸切子:事業者「玻璃匠 山田硝子」、「清水硝子」
5. 指物:事業者「指物益田」
6. 江戸小紋・更紗:事業者「大松染工場」
※出演者は予告なく変更となる場合があります。

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