エアコンの室外機にはカバーをかけて節電！おすすめアイテム10選

エアコンの室外機にカバーは必要なの？

エアコンの室外機カバーは大きく分類すると二種類あります。

●「屋根型の日よけタイプ」
電気代の節電に効果的

●「室外機を囲う箱型タイプ」
生活感のある室外機をすっぽり囲み、家の外観や庭の雰囲気に合わせておしゃれに見せる

箱型タイプは室外機周囲の温度を上げてしまうため、省エネには逆効果となってしまう所が注意点です。

エアコン使用時にカバーをかけてしまうとエアコンの効果・効率ダウン

暖房、冷房どちらの場合でもエアコン使用時にカバーをかけたまま使用してしまうと、エアコンの機能上効率が悪くなり、余計な電気代がかかってしまいます。

室外機は常に放熱しているので、できるだけスペースを開けて風通しをよくすることが大切。とくにデザイン性が高い周囲を囲うタイプは冷却効果が低下しやすくなるので、真夏の冷房運転の際にはなるべく外してあげるとエアコンの効率がよくなります。

直射日光が当たる場所にあるなら日よけは必須

日陰での設置が理想とされる室外機。直射日光が当たる場所に室外機を設置している場合、室外機が温まりエアコンの電力効率が下がってしまいます。室外機カバーを取り付けることで日よけとなり、省エネへと繋がります♪

冬場は雪から守ろう

雪による目詰まりや雪の付着、室外機の吹き出し口や吸い込み口が雪で空気の通り道をふさいでしまうと、暖房運転の効率を低下させてしまうことも。雪対策として、防雪ネットやフードなどを利用しましょう。

室外機カバーの選ぶポイント

室外機カバーは目的によってデザインや形状、特徴が大きく異なり素材もさまざまです。選ぶ目的を最初に決めることで、選択肢も決まってくるので選びやすくなります。

室外機のサイズにあったものをセレクト

室外機のサイズは購入前に必ずチェックしましょう！　サイズが合わなければ、せっかく用意したカバーも使用できません。大きさだけでなく、ホースの位置なども考慮して実際に測定してみましょう。

目的によって選ぶ

室外機カバーを取り付ける目的には、省エネ用の日よけや雪よけとして、ガーデニングと合わせておしゃれに演出させるためや生活感あふれる室外機を目隠しするため、シーズンオフでの保護など取り付ける理由はさまざまです。目的によって室外機のデザインや特徴も変わってきますので、使用目的に合わせた室外機のカバーを選ぶ必要があります。

耐久性や素材にこだわって選ぶ

室外機カバーに使われている素材には主に木製、アルミ製、スチール製などがあり特徴や耐久性に差があります。

木製は柔らかな雰囲気で庭との相性もいいのですが、年月がたつと劣化しやすくなります。置き場所のおすすめは、ベランダや屋根の下。屋根がなく雨があたるような場所には、サビに強く耐久性があるアルミ製がおすすめ。メンテナンスの必要もほとんどなく、ある程度の雪の重みにも耐えられるので雪の多い地方の方へもおすすめ。素材によりメリットやデメリットがありますが、特徴を把握しどこを優先するかを決めることで選びやすくなります。

見た目にこだわるならおしゃれなものを！

せっかくなら室外機周りをおしゃれに演出したいですよね♪　室外機のカバーは種類が豊富で、デザイン性が高くおしゃれなものもたくさん！　カバーの上に物置が設置されたタイプなど機能性が充実したものもそろいます。

用途別おすすめエアコン室外機カバー10選

日よけ用や収納スペースのついた機能的なものなど、おすすめの室外機カバーを、用途別にご紹介します。

夏場の節約におすすめ日よけカバータイプ

節約目的にぴったりの屋根タイプです。本体を室外機にかぶせ、バンドで取り付けるだけなので工具は不要。カバーは伸縮式で、75センチ～80センチの間で幅の調整が可能です。素材は耐久性のあるプラスチックで、安心の日本製。オールシーズン取り付けたまま稼働ができます。

直射日光を遮断する効果のある日よけシート。見た目もおしゃれでかわいらしく、ワンタッチのテープで気軽に設置ができます。室外機の上部に取り付けるため、配管ホースの位置を気にすることなく設置できます。幅の調節も可能です。

3面タイプの木製室外機カバー。正面のルーバーはフラップタイプで、傘のようにフラップを上げることができ直射日光を遮ります。排気の熱も逃がしてくれるので、節電にもぴったりですね。サイズはレギュラーサイズの他ジャンボサイズなど大きいサイズ展開もあります。

積雪の対策にも！　3面カバータイプ

大型室外機にも対応した、小江戸風デザインがおしゃれな室外機カバー。抗菌、防虫効果の高い米国産のヒバ材を使用しています。シックな和の雰囲気がモダンな外観のおうちにぴったりです。重厚感があり、耐久性があります。

樹脂製の人工木を使用した室外機カバー。木の温もりを感じながらも、木製と比べメンテナンスフリーで劣化が少ない所が魅力です。日光や雪からしっかり室外機をカバーしてくれます。

雨やサビに強いアルミ製の室外機カバーです。雪による目詰まりや付着からもしっかり守ってくれ、耐久性もあるので雪対策にもおすすめ♪　軽量で移動もしやすく、組み立て後は室外機にかぶせるだけの簡単な設置です。

収納力も抜群！　おしゃれなデザイン

収納庫が付いた、木製の室外機カバーです。デッドスペースを生かしたうえに、見た目もおしゃれでナチュラルな雰囲気がすてきです。ガーデニングを楽しむ方へもおすすめ♪　逆ルーバー仕様なので、室外機の熱を上部へ逃がしてくれます。

大型室外機用のカバー。エレガントなデザインで前部分の脚が猫脚デザインになっているところがワンポイント♪　無機質な室外機の雰囲気をガラリと変えてくれます。

アンティーク調の室外機カバーです。ゴールドがアクセントとなってエレガントでとってもおしゃれ！　他と差をつけたい方にもおすすめです。見た目もすてきですが、風通しのいいデザインで日よけ効果も◎　天板に花鉢を置いて楽しむのもすてきです。

おしゃれな室外機カバーと収納庫のセットです。頑丈なスチール製で、すっきりした見た目。収納庫にはガーデン用品や清掃用具などを家の中へ持ち込まずに収納ができるのでとっても便利です。

室外機カバーをDIYするときに気を付けたいこと

おしゃれな室外機カバーをDIYする前に注意するポイントは、熱の通り道を作ること。室外機の通風孔を塞いでしまうと熱の逃げ道がなくなってしまい、熱がこもってしまいます。

見た目を重視しすぎて熱の逃げ道を作れない場合は節電に不向きですのでシーズンオフのときに使用することをおすすめします。

エアコンを効率よく使うなら室外機まわりの環境も大切！

エアコンを快適に、そして節電を意識しながら使うためにはエアコンのメンテナンスの他、室外機周辺の環境にも気配りが必要です。エアコンを使用する時期には、室外機の周りに植木鉢など物を置かないようにしたり、伸びた草を刈ったりして風通しいい環境に整えておきましょう。

見た目や節電など、目的に合わせて好みの室外機カバーを選んでみてくださいね。

エアコンに関する記事をチェック