室外機の手入れでエアコン長持ち!掃除方法や騒音対策に室外機用カバーも紹介

エアコンを購入する際に、室内機とセットで付いてくるのが室外機。室内機本体の性能や機能にばかり注目したり、お掃除も室内機のフィルター掃除だけのちょっとしたケアで済ませてしまったりというご家庭も多いことと思います。しかしエアコンの性能や機能をより高めて長持ちさせるためには、室外機のお手入れがとても重要なんです! 今回はそんな室外機に注目し、掃除方法や騒音対策などをまとめていきます。

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エアコンの仕組み

まずはエアコンの仕組みとして大切な、室内機と室外機の関係をしっかりと理解しておきましょう。

エアコンの室内機と室外機がホースで繋がっていることはみなさんご存知だと思います。ではそんなホースの中では、一体どんなことが起こっているのかはご理解しているでしょうか?

実は、エアコンやホースの中は冷媒と呼ばれるガスがぐるぐると回っている状態になっています。

冷媒の役割は外気や室内の熱を運ぶこと。冷房時は熱を外に、暖房時には熱を室内に運ぶことで、室内の温度を快適にしてくれるんです。

では何故このようなことができるのでしょうか。

冷媒として使われているフロンガスは、常温では気体。しかしそこに圧力をかけると液体に、さらに圧力を下げるとまた気体に戻るといった性質を持ちます。

その性質を活かして、暖房時には室外機の中で“液体→気体”となりながら外気にある熱を取り入れます。

反対に熱をもらった冷媒は、室内機に移動。“気体→液体”となって熱を部屋の中に送ってくれるんです。(冷房の場合はこの反対と考えればOKです。)

室外機の設置場所に適しているのは?

室外機の設置場所と言われても、とくにあまり気にしたことがない。そんな方も多いはずです。

しかしエアコンの稼働効率をアップさせるためには、室外機の環境がとても大切!

1度設置してしまうと、なかなか変更することが難しいものですので、設置前にしっかりと場所を確保しておくようにしましょう。

室外機の設置場所① 風通しのよさ

室外機の設置場所を検討する際に、1番大切にしたいことは、風通しのよさ!

熱がこもりにくい場所を確保することで、室外機の動きが悪くならないようにする他、熱がこもったために温度が上昇し室外機そのものが故障してしまうことを避けることができます。

室外機の設置場所② 直射日光を避ける

風通しの次に気をつけたいのが、直射日光。

直射日光や地面からの強力な照り返しが室外機に当たることで、室外機そのものを傷めてしまう心配があります。

屋根のあるスペースがベストですが、難しいようでしたらすだれやカバーを掛けて直射日光を防ぐのもgood! おすすめのカバーなどのちほど詳しくご紹介します。

室外機の設置場所③ 稼働音に注意

室外機は使用している際に、ファンの稼働音がするものです。

設置する際には、壁を振動させない場所や、窓の近くを避けるようにしましょう。

またご近所さんの迷惑にならないように、設置場所を考えることも大切。

室外機の下やホースからは水が出てきますから、水で濡れて困る場所には設置しないように気をつけてください。

室外機を掃除してエアコンの効き目をキープ

基本の掃除方法は?

基本的な室外機の掃除方法をご紹介します。

【用意するもの】
・歯ブラシ
・雑巾などのいらない布
・ほうき
・(あれば)ハンディ掃除機やウェットティッシュ

【掃除方法】

①コンセントを抜き、室外機前面にある、網状の吸い込み口のほこりを取る
→室外機の内側にほこりが落ちないよう、歯ブラシなどで掻き出したり、掃除機などで吸い取るようにしましょう。

②室外機の裏面や底面のほこりを取る
→ほうきなどで大きめのものを取り除いた後、細かなほこりを掃除機などで吸い取るのがベスト。
裏面や側面に薄い金属板は、熱の交換を行うフィンと呼ばれる部分。しっかりと汚れを落とすことで運動効率が上がりますが、フィンの部分は意外と柔らかく、指で簡単に曲がってしまいますので、優しく慎重に作業するようにしてください。

③水抜き穴をチェック
→室外機の底面にある水抜き穴。水抜き穴にはホースが繋がっていますが、その中にほこりや蜘蛛の巣などが詰まってしまうこともあります。

水抜き穴の使用は暖房時のみですので、久しぶりに暖房を活用する際には、1度確認しておくようにしましょう。

④室外機の外側の汚れを濡れ拭き
→砂やほこりがこびりついていますので、しっかりと拭いてあげましょう。

⑤最後に周辺のお掃除をすれば完了

水洗いはしてもいい?

室外機は基本的に外で使うことが考えられて作られています。そのため強い雨風に耐えられる耐久性があるものです。

さらに外にある分、ほこりや排気ガスの影響で強く汚れやすいのも特徴の1つ。あまりにも汚れが目立つ際には、思い切って水洗いをしてあげるのも1つの手ですね。

【水洗いをする際に用意するもの】
・ビニールシートやビニール袋
・霧吹きやジョウロなど
・歯ブラシや大きめのブラシ
・雑巾やいらない布

【水洗いの方法】
①コンセントを抜き、窓や壁など汚れたくない部分に、ビニールシートやビニール袋などを使ってカバーをする

②室外機の外側に水を掛け、汚れを拭く
→室外機内部には綿密な部品が多く使われています。外側から軽く水を掛けるのであればまったく問題ないのですが、アルミフィンや空気口などに高圧洗浄機などで水を掛けるのはやめましょう。

繊細な部分には、霧吹きやジョウロで水を掛けて、汚れを取るといいですね。専用洗剤があれば、霧吹きやジョウロの水に専用洗剤を注釈するのもおすすめです。

【注意点】
室外機を水洗いしていると、ついつい内部までしっかりときれいにしたくなってきます。しかし水洗いの際はムリをしないことが鉄則! 

目に見えるけれど手に届かない汚れがあれば、そこはもうプロの領域です。故障の原因に繋がりますので、注意して行いましょう。

掃除の頻度はどのくらい?

室外機の掃除は、最低でも2年に1度。簡単な掃除であれば1年に2度ほど行うのが理想です。

時期としては冷房を使い始める5月、6月あたりや、暖房を使い始める9月、10月頃がおすすめ。

「汚れがたまってきたな」「音が大きくなったかな?」と思ったら、1度しっかりと掃除してあげましょう。

業者に掃除を依頼する場合の相場

セルフ掃除とは違い、業者に頼むことでしっかりと内部まで掃除をしてもらうことができます。

業者に頼めば、本体カバーを外し内部のファンやパーツを洗浄してくれますので、嫌な音の解決にもなる他、室外機そのものの寿命も延びるでしょう。

設置場所や年式、機種、地域、頼む業者によって異なりますが、相場としては室外機のみで6,000円から8,000円ほど。室内機とセットで10,000円から13,000円となるようです。

日よけカバーを上手に活用して節電を

室外機の適した設置場所について、「直射日光の当たらない場所」と説明しましたが、実際に室外機を置くことが多いのはベランダやお庭。なにかの日陰になればいいですが、日が避けられるないような場所に設置せざるを得ないことがほとんどです。

そんなときにぜひ活用したいのが、室外機の日よけカバー! カバーとは室外機の上や前面、側面に取り付ける、屋根のようなものと考えればOK。

カバーをつけることにより、エアコンの室外機が日光に直接当たること防ぎ、室外機本体や、周辺空気の温度を下げることができます。結果的に効率的なエアコンの活用が期待できるんです。

そこで、おすすめのカバーとカバーを設置するさいの注意事項について紹介します。

①アルミ製室外機カバー

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雨に強く腐食しにくい特徴を持つ、アルミ製の室外機カバー。

アルミ製のため4.5㎏と軽く、女性にも手軽に持ち運ぶことが可能。お掃除がしやすいのもうれしいですね。

②大型室外機カバー

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サビに強いとされる、ガルバリウム胴を鉄板に採用。室外機スペースが、幅96cm×奥行35cm×高さ95cmと比較的大きめの室外機カバーです。

前面には、上下どちらでも向きでも付けられるルーバーが付いているので、室外機から出る温風の向きを調節できるのも魅力です。

③手軽に試せるニトリの室外機カバー

ニトリの室外機カバーは、屋根部分を専用のベルト2本で固定するタイプ。

上からの日差しが強い場所や雪やつららの心配がある場所などに適している他、コスパのいい室外機の日よけアイテムをほしい方におすすめです。

日よけカバーは自作も可能

リミアでこんなすてきな記事を発見しました!

1つ目はDIYクリエイターのmirinamuさんの作品。無機質だった室外機を、雑貨も飾れるおしゃれな空間に変身させています。作り方も丁寧に写真付きで紹介しているのでわかりやすいです!

こちらはベランダにある室外機のカバー。chi-koさんは、室外機カバー上部におしゃれな背板をつけることで、ガーデニングに映えるベランダに合うように仕上げています♪

ほかにもいろんな室外機カバーのDIY作品が掲載されているのでチェックしてみてくださいね♪

室外機カバー設置のさいの注意点! 排気口を塞がない

室外機の日よけカバーを付ける際、排気口を塞がないように注意しましょう。

排気口を塞いでしまうと、日よけどころか逆に熱をこもらせてしまいます。

また日よけカバーを室外機に密着させてしまえば、カバーの受けた熱がそのまま室外機に伝わってしまいます。

ある程度の空間を作って日よけをしてあげましょう。

ブーン、キュルキュル……室外機のうるさい騒音の原因は?

室外機の音が今まで以上に大きくなった。そう感じた際には、下記の確認や対策をしてみてください。

①室外機はきれいな状態がチェック
→とくにファンや背面にほこりなどの汚れが溜まっていないか見てみましょう。

②室外機と床は安定した状態かチェック
→数年間使用していれば、床の状態も変化してガタガタと不安定な状態になることもあります。

ただでさえ音の出る室外機ですから、床にしっかりと構えることができていなければ、より振動してしまい音が激しくなってしまうものです。

この場合、防振ゴムなどのクッション材をはさんであげる他、可能であれば新たな土台に位置を変更してあげるのがおすすめです。

③それでも改善しない場合は……
→この場合は室外機内部のパーツが劣化している可能性があります。専用業者に見てもらうのがおすすめです。

室外機が動かない! そんなときはどうする?

室外機はもともと、室温が設定温度に達していれば自動で停止する仕組みになっています。ですので「あれ?動いてないけど大丈夫?」と、逐一心配する必要はありません。

それでも停止している時間があまりにも長かったり、エアコンを付けてもずっと止まったままであれば下記のチェックをしてみましょう。

①室外機の周りを片付ける
→室外機の周りを物が塞いでいることで、空気の流れが悪くなっている可能性があります。

②エアコンの設定を極端に変える
→室温が設定温度になっていれば室外機は止まります。問題無く動くことを確認するため、暖房であれば30度、冷房であれば18度など、極端な設定温度に変更してみてください。

これで室外機が動いたのなら心配無し。設定温度は適温に戻してOKです。

③コンセントを抜く
→それでも室外機が動かない場合は、コンセントを抜いてみましょう。数分休ませてから、再びコンセントをオン。内部のシステムにエラーが出ている場合は、これですぐに直ります。

④それでも動かない場合は……
→ここまできたら故障の可能性が高いです。専用業者に見てもらいましょう。

【取り付け・取替・修理】室外機の値段は?

取り付けの値段

室外機は室内機とセットで取り付けるものとなりますから、2つセットの値段となります。

最初にざっくりとした値段をあげると、通常の一般的な設置方法であれば10,000円〜15,000円ほどとなります。

しかしこれはあくまでも標準的な取り付けをした場合のお値段。2段階にして室外機を設置したり、屋根の上に設置など、難しいシチュエーションになるほどお値段は上がります。

またエアコン用の穴が開いていない場所の場合は穴あけ費用がプラスになったり、配線が足りない場合は追加のオプションとして付け足してもらうことになります。

ある程度多めに予算をみておくことをおすすめします。

買い替えの値段

室外機のみを買い換えることは可能なのでしょうか?

答えは、「その室外機による」としか言えません。

比較的新しく人気の商品である場合は、室外機のみでの購入が可能となりますが、お値段は室内機とセットで購入するより、気持ちお安いかな? という程度です。

購入から1年以内であれば、メーカーの保証期間であることも多いので、困った際はそちらに聞いてみるといいですね。無料で修理や交換をしてくれるかもしれません。

修理の値段

修理といえど、非常に範囲が広くなるため、一概にいくらというお値段を上げることは難しいものです。

実際に業者に問い合わせてみても、1度本体を確認してからでないとわからないという答えばかりでした。

とはいえ簡単な修理であれば4,000円〜5,000円ほど。内部の基盤やコンプレッサーの修理であれば50,000円〜100,000円ほどしてしまうこともあるそうです。

とても高額な修理費用となりますので、日常的な清掃やケアをしっかりと行いたいものですね。


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