大家さん、管理組合も必見！マンション・アパートの傾きの調べ方！対策もご紹介

マンションやアパートの傾きを簡単に調べる4つの方法

アプリで調べてみる

手軽に調べることができる方法として、スマートフォンアプリで調べる方法があります。調べたい場所にスマートフォンを置くと、その場所の傾きがわかるなど、使い方も簡単です。無料のアプリもあるうえ、まだ借りていない部屋の内見でも気軽に試すことができるでしょう。

水の入ったペットボトルを置く

既に住んでいる部屋の傾きを調べたい場合は、ペットボトルに半分ほど水を入れ、調べたい場所で横向きにおいてみましょう。水面とペットボトルの模様が並行かどうかで、傾いているかがわかります。微妙な傾きはわかりづらいかもしれませんが、大きく傾いている場合はわかりやすく、手軽に調べることができます。

水平器（水準器）を使う

水平器とは、DIY等に使われる「水平かどうか」を確かめる道具です。ガラス管の中に液体が入っており、気泡の位置で水平か調べることができます。手のひらサイズのものもあり、ホームセンターなどで入手できるので、DIYをする方や正確性を求める方にお勧めです。

ビー玉を転がす

TVなどでよく見る、ビー玉を転がす方法もあります。ただし床材の性質にもよるため、少し転がっただけでは傾いているとは言えず、場所によっては床材がへこんでいるだけということもあります。正確に測りたい場合には、あまり向いていません。

家の傾きの許容範囲は「1mにつき6ミリ未満の傾き」

傾きを調べる場合、実際にはどの程度の傾きなら許容範囲なのでしょうか。実は、傾きの程度に明確な許容範囲の指定はありません。「住宅の品質確保の促進等に関する法律(国土交通省)」によると、「1000分の6以上の勾配の傾斜は瑕疵の存する可能性が高い」とされています。つまり、「1mにつき6ミリ以上の傾きがある場合は、問題である可能性が高い」ということです。

また、日本建築学会によると、100分の1以上の傾きは「めまいや頭痛が生じて水平復元工事を行わざるを得ない。」とされています。つまり、「1mにつき1cm以上の傾きがある場合は、めまいや頭痛が生じ、水平復元工事を行わざるを得ない」ということです。

1mにつき1cm以上はもちろん、6ミリ以上の傾きがある場合は、なんらかの対策が必要だと考えましょう。

傾きが発覚した場合の対策は「ホームインスペクション」

1mにつき6ミリ以上の傾きが発覚した場合、契約前ならほかのマンション・アパートを探せます。しかし、既に住んでいる場合はどのように対策すればよいのでしょうか。管理会社や大家さんの対策も含め、具体的に見ていきましょう。

住民の場合：まず管理会社や大家さんに相談を

自分が住んでいる部屋の傾きがわかった場合、一人で悩んだり行動したりせず、すぐ管理会社や大家さんに相談しましょう。実際の対策は、管理会社や大家さんが行ってくれます。

管理会社や大家さんの場合：ホームインスペクション（住宅診断、傾き診断）を依頼する

管理会社や大家さんは、まず専門業者にホームインスペクション（住宅診断、傾き診断）を依頼しましょう。個人で対策せず、正確な傾きの程度とその原因を調べてもらい、原因に合った対処を行う必要があります。傾きが大きい場合、住民がめまいや頭痛などの健康被害を受ける可能性もあるため、できるだけ早く診断してもらいましょう。無料診断を行っている業者も多くあるため、まずは業者に見積もりを依頼をするのが確実です。

詳しくはレフトハウジングのWEBサイトへ！

マンション・アパートの部屋の傾きが気になった場合は、アプリなどを使って傾きを確認しましょう。1mにつき6ミリ以上の傾きがある場合は、問題のある可能性が高いといえます。その場合、管理組合や大家さんに相談し、まずはホームインスペクションを行ってもらうと良いでしょう。もしホームインスペクションが必要な場合は、レフトハウジングへの依頼がおすすめです。最新レーザーによる見積もり・診断を無料で行ってくれます。気になった方は、ぜひ一度HPをご覧ください。