イザという時にしっておきたい!【さくらんぼ】の保存

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イザという時にしっておきたい!【さくらんぼ】の保存

初夏から梅雨の時期に実る艶やかな紅色でかわいいハート形をしたさくらんぼ。1粒の小さな果実に甘みと酸味がギュッと凝縮されており、まさに果物の宝石と讃えたくなる。雨よけなどをして大切に育てなければいけないデリケートな果実だけに、自宅での保存方法もしっかり覚えておこう。

1. さくらんぼの保存方法:常温保存でお早めに

さくらんぼは収穫したてが一番美味しいフルーツ。産地の山形県や山梨県などでさくらんぼ狩りを体験すると、摘みたてさくらんぼのみずみずしさと、甘味と酸味が渾然一体になった美味しさに驚くはず。特に早朝に摘んだものがベストな状態。時間が経つにつれ水分が飛び、味も落ちていくので、購入したらすぐ食べることを心がけよう。

すぐには食べられないという時は、冷蔵庫に入れず、10度ほどの冷暗所で常温保存し、2日程で食べ切るとよい。さくらんぼは温度や湿度の変化を受けやすく、劣化しやすいので、次のポイントを守っていこう。

■通気性のよい容器やざるに入れる

高級品のさくらんぼで、1粒ずつスポンジなどの上に並んでいる場合はそのままでもよいが、プラスチックのケースに重なって詰められている場合は、通気性のよいざるや紙容器に重ねたペーパータオルを入れたものの上に移し替えよう。

■水分をしっかり補う

デリケートなさくらんぼは、乾燥も湿気もどちらも苦手。時間が経つにつれ、水分が蒸発し、徐々にしなびてくるので、容器やザルの上にやや高さを付けて、水に濡らしてよく絞った布巾やペーパータオルをかぶせておこう。

■食べる直前に冷蔵庫で冷やす

適度に冷えていた方が美味しく感じるので、サッと水洗いして30分から1時間ほど冷蔵庫で冷やしてから食べよう。うっかり長時間冷やしてしまうと、実が硬くなり、乾燥してみずみずしさが失せてしまうので注意を。

2. さくらんぼの冷凍のコツ:1~2ヶ月は冷凍可能

高級な贈答品としても人気の高いさくらんぼ。たくさんもらって食べ切れないという時は、新鮮なうちに冷凍を。

深めのざるにさくらんぼを入れ、水を張ったボウルに浸してそっと揺らすように洗おう。長く浸すと水っぽくなるので、汚れをさっと落とす程度でOKだ。ざるに引き上げ、キッチンペーパーで水気を拭き取ったら、ジッパー付保存袋か密閉容器に重ならないように入れて、冷凍庫へ。1~2ヶ月は保存が可能だ。

ちなみに軸や種は、解凍後そのままつまんで食べたい場合は付けたままでもよいが、デザートやドリンクに活用したい場合は冷凍前に取り除いておこう。

3. さらくんぼの解凍方法

冷凍したさくらんぼは、解凍するとみずみずしい果肉の食感が損なわれてしまう。凍ったまま、または半解凍で1口サイズのシャーベットとして味わおう。

6月頃、甘く豊かに実ったさくらんぼを真夏に冷たくシャリッとした食感とともに楽しむと、その贅沢さに暑さも忘れてしまうほど。凍ったままスムージーやジェラートはもちろんのこと、ジャムやコンポート、パウンドケーキやチーズケーキ、タルトの材料に活用できる。

簡単で美味しく子どもも一緒に作れるデザートとしては、さくらんぼパイがおすすめだ。市販の冷凍パイシートを好みのサイズにカットし、クリームチーズを厚めに塗って、解凍したさくらんぼを載せ、蜂蜜をさっとかけて折り畳む。パイシートの縁を指ではさむようにして口を閉じ、オーブンで指定の時間焼くだけだ。アイスクリームを添えれば、極上な夏のおもてなしデザートになるだろう。

結論

美しい輝きと繊細な甘味が魅力のさくらんぼ。気温や湿度の変化を受けやすいので、常温保存の際も要注意。冷凍しておくと、ドリンクやデザートの材料として幅広く使えるので、たくさん入手して2~3日で食べ切れないという時は、迷わず即座に冷凍庫へ。

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オリーブオイルをひとまわし編集部

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