年末年始に知っておきたい、子連れ帰省&旅行の飛行機の乗りかた

年末年始は帰省や旅行など、なにかと飛行機に乗る機会は増えますが、赤ちゃんや小さな子どもを連れての移動は思った以上に大変です。飛行機を予約する前、乗る際に知っておきたいことや航空会社の提供サービス、用意しておくと便利なモノを全日空空輸(株)広報部の大田優美子さんにお伺いしました。

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航空券の予約時から子連れ旅はスタート!

※写真はイメージです

子連れでの飛行機旅行は、予約時から始まります。チケットを予約・購入して、座席を指定しましょう。お子様連れの場合は、インターネットでの予約よりも、直接、相談ごとをお話しできる電話予約がスムーズかもしれません。

「窓際の席は景色を楽しめて、赤ちゃんも大喜び。ただし、オムツ替えなど出入りが多くて気を使うという場合は、通路側を選ぶといいかもしれませんね。

また、ANAの場合には、10kg未満のお子様の場合、壁に取り付けるタイプのベビーベッドをお貸出しできます(台数・取り付け場所等に制限があります)。離陸してベルト着用サインが消えてから、着陸態勢に入るまでの間、使用が可能ですので、お電話でご予約ください」(大田さん)。
※お問い合わせ先は別途記載しております。

※写真はイメージです
※飛行状況によりご使用になれない場合もあります。

そのほか、チケット予約時に申し込んでおきたいのが、空港内でのサポートや国際線の場合、アレルギーがある場合には機内食についてもお知らせしておきましょう。

ベビーカーの貸出しや、ベビーカーやチャイルドシート、携帯用ベビーベッドの持ち込みの可否、サイズの規定、事前申し込みの要不要などは、事前に利用する航空会社のHPで調べておきましょう。チャイルドシートを持ち込む場合には、年齢に達していなくても小児運賃がかかることがありますので、注意が必要です。

「ANAでは、大人1名での旅行で、かつ3歳以下のお子様を1名以上同伴の場合また、妊娠中のお客様はぜひ、「エアポートサポート」をご活用ください。空港スタッフが、空港でのチェックインカウンターから搭乗ゲートまでのご案内のお手伝い、到着ロビーまでのお見送りもしくは乗り継ぎ便へのご案内をしますのでお子様連れでも安心です。
※エアポートサポート は出発72時間前までにお電話で予約必要です。


また、ANAの国際便では、通常のベビーミール、お子様用の機内食のほかに、お子様向け7品目アレルゲン対応機内食、乳幼児用27品目アレルゲン対応の機内食をご用意しています。日本発着便、海外発着便どちらでも対応可能ですので、ANA電話窓口までお申し込みください」(大田さん)。

※写真はイメージです
ベビーミールの一例
※写真はイメージです
7品目アレルゲン対応幼児食の一例

※特別機内食は事前の予約が必要です。アレルゲン対応食のお申し込みはANA電話窓口まで。申し込み期限は、日本出発便が出発の24時間前まで、日本到着便は出発の48時間前までとなります。グルテン対応ミール、その他特別機内食は出発24時間前までANAウェブサイト、もしくはANA電話窓口へ。

事前の完璧な準備でスマートな子連れ旅を

子連れ旅行はなにかと荷物が多くなりがちです。なるべくコンパクトにしつつも、いざというときに慌てないように使い勝手の良さを考えて手荷物を用意しましょう。

「シートベルト着用のサインが点灯しているときは、荷物の上げ下ろしができません。機内に持ち込む荷物は、あらかじめ座席の上の物入れに入れるものとおむつやミルクなど、機内で使う赤ちゃん用品を入れたバッグと2つに分けておき、座席の下に収納しておくと便利です。
※ 壁掛けのベビーベッドは壁に面しているため、座席の下の収納がありません。

おむつやミルク以外で機内持ち込み用の荷物に入れておくと便利なものは、音の出ないおもちゃや絵本、大判のブランケットなど。離着陸前に耳が詰まって泣き出したときには、おしゃぶりがあると軽減されるようです。おむつやウェットティッシュ、ビニール袋等は機内にもご用意がありますが、多めに持っておくと便利です。

また、忘れがちですが、空港内の見取り図をある程度、頭に入れておくと、いざというときに慌てません。出発もいつもよりも時間に余裕を持ってお越しくださいね」(大田さん)。

空港に到着したら、まずはサポートカウンターへ 

※写真はイメージです

空港へ到着したら、まずはチェックインカウンターで、荷物や持ってきたベビーカーを預けてベビーカーの貸出をしてもらいましょう。空港内、搭乗まで借りることができます。慌てないように、なるべく早めに到着しておくのがおすすめです。羽田空港を始め、各空港内にはキッズコーナーが設置されていることが多いので、まわりの人に気兼ねなく、搭乗まで過ごすことができます。

「ANAをご利用の際、空港に到着したら「SPECIAL ASSISTANCE」カウンターにお越しください。「SPECIAL ASSISTANCE」カウンターは、赤ちゃん連れのお客様やその他お手伝いが必要なお客様専用のカウンターです。ベビーカーの貸し出しのほか、チェックイン、お荷物預かりなどもこちらで行えます。

ANA LOUNGE内の「スター・ウォーズ ANAキッズラウンジ」はスター・ウォーズ仕様で楽しさも倍増です(※ANAラウンジはプレミアムメンバー向けのサービスです)。長時間のご搭乗の場合、こうしたキッズスペースで遊んだり、空港内を散歩したりしておくと、機内でぐっすり寝てくれることが多いようですよ」(大田さん)。

※写真はイメージです
優先搭乗サービスもご利用いただけます。
2歳以下の小さなお子様連れのお客様は、優先搭乗サービスにより早めに機内にご案内いたします。ご希望の際は、搭乗口係員までお声掛けください。

楽しく機内で過ごすために

※写真はイメージです

飛行機のような密封空間では「機内で赤ちゃんがいきなり泣き出したらどうしよう…」「子供がバタバタしないかしら」と心配になってしまいますよね。赤ちゃんが機嫌よく過ごせるのが一番ですが、時にはぐずってしまうことも。搭乗後、着席前に周囲に一言、挨拶をしておくのがおすすめです。

「機内でのミルク作り、お母様がお手洗いに行かれる際も客室乗務員がお手伝いいたします。おむつ交換台つきの化粧室もあります。おむつはお化粧室内のゴミ箱に捨てていただいて問題ありません。防水性の袋をご用意しておりますのでおむつ交換の際にはお声がけくださいね。
そのほか、お子様が退屈しないよう、絵本のお貸出しやお子様用グッズ(ANAオリジナルおもちゃ)のご用意もありますし、国内線のオーディオチャンネルでもキッズチャンネルを楽しめます。WIiFiを使用できる機材であれば、スマートフォンやタブレットでキッズ用のチャンネルをご覧になれますよ。

また、小さなお子さまは扉の開け閉めが大好きです。化粧室の扉や座席前のテーブル等で指を挟まないように十分ご注意ください。そのほか、なにかお手伝いが必要なときにはお気軽に客室乗務員にお声がけください(大田さん)」。

もっと楽々、飛行機旅を楽しみたいなら

子連れ帰省&旅行の飛行機の乗り方、いかがでしたか? 事前の準備は大変ですが、「いざというときには空港スタッフや客室乗務員のサポートがある!」と思ったら、少しは気が楽になりませんか?

最後に、「それでもやっぱり不安」という方向けに、赤ちゃん連れ専用のツアーをご紹介しておきます。

「今回で3回目の実施となりますが、赤ちゃん連れ専用の旅行商品があります。その他にも赤ちゃん連れの方のための旅行商品を検討中とのことなので、引き続きウェブサイトでご確認くださいね」(大田さん)。


空港での楽しみ方や飛行機のスマートな乗り方などをマスターして、帰省や旅行などの子連れ飛行機の旅をぜひ楽しんでくださいね。

●取材協力:全日空運輸(株)
https://www.ana.co.jp

●お問い合わせ:ANAあんしんご予約デスク
0570-029-701
受付時間:9:00~18:00(年中無休)

東京 03-6741-8702
上記の番号におかけのうえ、音声ガイダンスをお聞きになり「1番」を選択してください。

※詳しい情報は以下のHPをご参照ください。

●取材・文/池山章子

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