大川市の職人が本気でつくった《ネコ家具》が凄すぎる!匠の技が光る、ネコ専用のソファやベッドの製作秘話に迫る

福岡県・大川市の家具職人たちが製作したネコ専用の家具、《ネコ家具》。ソファやベッドなど、私たちが使うものと同等のクオリティで作られています。一体どんな匠の技が使われているのか、必見です。

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家具って人間のためだけのもの?

家具って人間のためだけのもの、そう思っていたら、どうやら違っていたようです。上の写真のネコがくつろいでいるのは、ネコのサイズに合わせて作られた、「ネコ家具」。家具の生産地として有名な福岡県・大川市の職人たちが、腕によりをかけて製作したネコ用のソファです。

ウェーブ加工が美しい《PANCONE》

《PANCONE》をつくった株式会社丸正の制作担当・島崎さん(右)と松延さん(左)

先程のネコが乗っていたネコ用ソファの名は《PANCONE》。イタリア語で「厚板」を意味し、実際に無垢の厚板をしっかりと使っています。サイズは幅88.2×奥行39.44×高さ38.97×座高16.8cm。連結用の金具を小さくするなどして、人間用と同じように分解できる構造に仕上げたところが驚きです。

《PANCONE》をつくったのは、〔株式会社 丸正〕の職人さん。その作り込みには、一切の妥協がありません。肘置きには、人間用と同じく、同社オリジナルの加工技術、「ウェーブ加工」がなされています。今回用に特別に作った刃を用いた「ウェーブ加工」によって、木の表面には自然な波型の凸凹が付いており、木の自然の美しさや温かみが感じられてたまりません。

北欧のデザインと哲学を取り入れた《Banard 2P ソファー》

実は、「ネコ家具」は、大川市が音頭を取って展開しているプロジェクト。《PANCONE》のほかにも、また違う職人さんが製作した、全7種類の「ネコ家具」が存在します。

上の写真の、《Banard 2P ソファー》は、北欧のデザインと哲学が取り入れられた、見た目美しくもリラックスして使えるソファです。

製作したのは、ナカヤマ木工の中山さん。普段通り、使い込む程にアンティーク感も味わえるようにと、カバーリングやパーツを交換すれば長年使えるような仕様になっています。機械が使えない肘置きのカーブ部分などには、やすりを巻いた棒を使うなど、職人技が光る逸品です。

通気性を考えた《Raffine Bed for cat》

「ネコ家具」には、もちろんソファ以外の家具もラインアップしています。上の写真の《Raffine Bed for cat》(製作:立野木材工芸株式会社)は、総無垢仕様でやさしい天然素材で仕上げたベッドフレームが特徴です。スノコは通気性の良い桐材を使用することで、湿気が溜まりがちなベッドの下を清潔に保つだけでなく、爽やかな香りで睡眠をサポートするように考えられています。

大川の匠がゼロから作った《ツリーベンチ》

こちらは、木そのものをモチーフにした家具、《ツリーベンチ》。大川市に8人しかいない、「大川の匠」の1人である〔家具工房 西田〕の西田さんが考案しました。ネコは高く飛ぶことができるから、上から見下ろすのもきっと気持ちいいだろうと考えたのだとか。「ネコ家具」と聞いたときに既存の家具を小さくしてみせるのではなく、ゼロから製作してしまう大川の匠、凄すぎます。

家具の可能性はまだまだ無限大!

「ネコ家具」を通して、改めて大川家具の凄さを思い知らされました。それにしても、人間用と同じクオリティで作られている「ネコ家具」の存在を知ると、家具の可能性ってまだまだ無限大だなって感じますね。

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