Amy’s talk ♯6 クラシック名曲喫茶【月草】堀内愛月さん

エイミーことエントリエ編集長の鈴木 栄弥が見つけた気になる人を訪ねて、自分らしい暮らし方や生き方のヒントをいただいてしまおうというこのシリーズ。第6回目のゲストは、国立市でクラシック音楽専門の名曲喫茶『月草』を営んでいる堀内 愛月さんです。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 952
  • 2
  • 0
  • いいね
  • クリップ

古いものと新しいものから、 新しく生まれる雰囲気を

堀内愛月(ほりうち いつき)さん。ご実家が老舗喫茶店『カフェ・ガラス玉遊戯』だった影響で、幼少期から喫茶店やクラシック音楽に親しむ。國學院大学文学部卒業後、出版社に入社。退社後、お母様とともに生まれ故郷である国立市に『cafe flowers』を開店する。2012年夏、同店舗内に『名曲喫茶 月草』を開店。2015年、ワーナークラシックス・ジャパンからリリースされたヘルベルト・フォン・カラヤンの配信コンピレーションアルバム『カラヤン! カラヤン! カラヤン!』の選曲を担当。2017年は「名曲喫茶から始まる新しいカルチャー」を扱うweb出版社『月草編集室』を立ち上げた。

安寧の時を過ごす場所

とても落ち着いた雰囲気ですね。静かだし、普通の喫茶店とは違う感じ。

愛月さん:名曲喫茶に行かれたことはありますか?

なかったんです。なんだか敷居が高そうで……。

愛月さん:たしかに「いつでもクラシック音楽がかかっている」「大声でお喋りできないところが多い」っていう特質から、入りづらい印象を持たれている方は多いかもしれませんね。

僕は「名曲喫茶」っていうのは、基本的に、クラシック音楽を聴くための場所を通して、お客様の心に安寧をもたらすための場所だと思ってます。僕自身も「クラシックを聴くため」というよりは「静かな心持ち」を取り戻すためにふらっと名曲喫茶に入ることが多いです。

名曲喫茶には昔から行かれてたんですか?

愛月さん:たまたま、昔住んでいた家のすぐ近所に名曲喫茶があったんです。そこのマダムに子供の頃から可愛がってもらったこととか、クラシックのレコードを聴かせてもらっていたことも凄く大きいです。10数年前にそこは閉店されて、マダムも亡くなられたんですけど、閉店する直前まで通っていました。

その名曲喫茶の影響を受けているんですね。

愛月さん:やっぱり意識はしています。当時のその名曲喫茶に来ていたお客様が、もうかなりご高齢の方が多いですけど、遠方からいらしてくださるので。そういう方たちにとっても、古き良き名曲喫茶の雰囲気を思い出してくれるような店でありたいなって。

  • 952
  • 2
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

関連キーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

entrie-エントリエ- は、創業27年、6万4,000件の施工実績がある株式会社ホームテックが、これからのライフスタイルにあわせてつくる新しいリノベーション…

entrie-エントリエ-さんの他のアイデア

コラムのデイリーランキング

おすすめのアイデア