マンションのロフトをリフォームしたい!上手な空間の活用方法とは?

マンションのような集合住宅は、一戸建て住宅と比較した場合どうしても空間的なゆとりが少なくなる傾向があります。そこで、近年では限られたスペースを有効活用するために、ロフトを設置して生活空間に余裕を与えている物件が増えています。マンションのリフォームをきっかけにロフトを新設したいと考えている方も多いでしょう。今回は、マンションのロフトのリフォームについてお話します。さまざまな実例も紹介しますので、お悩みに合った方法を見つけてリフォーム計画にお役立てください。

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既存のロフトをさらに使いやすくリフォームするには

すでにロフトのあるマンションの場合、その用途や使い勝手に悩みを抱え、リフォームを検討するケースが多くなります。なかでも、「はしご・階段が急で危険を感じるうえに上り下りが億劫」「殺風景で快適装備もなく、物置き程度にしか使えそうにない」の2つのお悩みが多数です。

しかし、リフォームでそれらのお悩みが克服できるだけでも、ロフトは今以上に快適で使いやすい空間になるともいえます。マンションのロフトをリフォームするときは「はしご・階段」「照明や空調などの快適装備」の2点に注目して計画を立てるとよいでしょう。予算やマンションの管理規約などに制限があり、リフォームできる範囲が限られているときも、これらの2点を優先して考えることで満足度の高いリフォームが実現できる可能性が高くなります。

リフォームでロフトを新設して空間を有効に使いたい

マンションに新しくロフトを作りたいと考えている場合、まずは既存の天井の高さをチェックしましょう。天井高に余裕がない状態でロフトを作ると、ロフトと既存の室内の両方に空間的余裕がなくなってしまう可能性もありますから注意が必要です。

ただし、マンションの最上階にお住まいであれば、既存の天井高が低くてもその上部に小屋裏が広めに取られている場合があります。天井を解体して小屋裏までの空間を利用することができれば、十分ロフトを作るのに適しているといえるでしょう。ただその場合、工事も大掛かりになりますし費用も高くなります。また、マンションの管理規約などで天井部分のリフォームが規制されていないか、あらかじめ管理者さんに確認しておきましょう。解体作業が伴えば騒音が発生することもあるため、近隣の入居者さんへの配慮も必要になります。

また、マンションによっては、玄関やキッチンなどのスペースだけ天井が低く設けられている場合があります。この天井裏の空間をロフトにすることで、意外に広いスペースを確保できることもあります。

マンションのロフトリフォーム実例

それでは、アイデアと工夫を凝らしてマンションのロフトリフォームを成功させた実例をいくつかご紹介します。

収納専用のロフトに階段と空調設備を設置して生活空間とし、メゾネット風に

マンション最上階にある部屋で、もともとロフトもついていましたが、寝室からはしごで上り下りすることしかできず収納として利用するだけでした。内装の全面リフォームを機に、リビングから出入りできるよう手すり付きのスチール階段を付け、天井も一部解体して高くすることで生活空間としています。リビングから気軽に出入りできるようにしたことで使い勝手が増し、メゾネットのようになりました。また、天井にクーリングファンを設置することで暑くなりがちなロフト部分の空調効果を高めています。

使いにくかったロフトの天井を高くして収納と手洗い場を設置

マンション最上階の部屋で、ロフトからテラスに出ることができる珍しい間取りでしたが、天井高も低くはしごが急なためほとんど使う機会がありませんでした。そこで、はしごを固定階段に替え、床を低くすることで高さを確保して寝室として利用できる空間にリフォーム。収納棚を造り付けて使い勝手も向上させています。また、ロフトから出られるテラスを愛犬のドッグランとして使うため、コンパクト手洗い場も増設しました。

マンション最上階の部屋にロフトを新設して子ども部屋に

天井が高い割に床面積が狭く、子どもさんの成長に伴って空間の余裕のなさを感じるようになったためロフトを新設しました。配管や梁などを避けた位置には収納スペースも設け、吹き抜け風の子ども部屋として使えるようにしています。移動には手すりのある固定階段を設けて安全にも配慮。また、既存の室内に置かれていた多くの荷物もロフト内収納にすっきりしまうことができ、家全体を広々使えるようになりました。

おわりに

いかがでしたか?マンションのリフォームには一定の制約がある中、創意工夫で開放感と楽しさにあふれるロフトリフォームを実現している方が多いことは驚きですね。マンション暮らしでのデッドスペースの活用は、常にある課題ともいえます。施工業者さんとも相談を重ね、アイデアを出し合って最大限のスペース効率をかなえるロフトリフォームを成功させましょう。

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