レザーにもいろいろあるんです。本革・合皮のちがい

様々なレザーの違いについて、解説してみました!

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様々なショップ(お洋服屋さん、靴屋さんや家具屋さんなど)では、現在多くのレザー商品が流通し、実際にそういった商品を手に取る機会も非常に多いですね。

今日は、カーサカーサ名古屋ショールームでもよくご質問をいただく、「レザー」の種類について、少し解説してみたいと思います!!

合皮と本革の違い

動物の革全般を本革(天然皮革)と言います。

よく聞くのは牛や羊の革ですが、ワニからエイ、最近ではうなぎなど、バリエーションは多岐に渡ります。
また、同じ動物でも加工方法や使用する部位・成長の度合いによって名前が変わったりしますよね。

例:スエード(革の内面を毛羽たせたもの)・カーフ(生後6ヶ月以内の仔牛革)・ブライドル(蝋で鞣した馬革)など



逆に、合皮とは、人工的に作られたレザーを指します。

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合皮「フェイクレザー」…合成皮革

基布上にポリアミド・ポリウレタンなどの合成樹脂を塗り重ねて、天然皮革に似せたもの。
※大辞林より

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本革は、色の変化やシワなど、(良い意味でも悪い意味でも)経年変化が出てきます。

あとはやっぱり高級感がありますよね。

(ハイブランドのレザー製品ですと、カバンだけでも数百万など…)



合皮は、経年変化がでない分、いずれは劣化が発生します。

用いられる商品の種類など、どちらがいいとは一概に言えないところですが、最近ではお手入れのしやすさや、「動物愛護」の観点から敢えて合成革や合成毛皮をお選びになる方も多いと聞きます。

合皮にも、いろいろ種類がある「PVCレザー・PUレザーの違い

近年の科学の進歩により、合成皮革にも様々な種類が出てきました。

以下は、合皮の中でも代表される2種類となります。



PVCレザー…布地表面に塩化ビニール樹脂を塗ることで、
質感を天然皮革に似せた素材

→ポリ塩化ビニール “Polyvinyl Chloride” の略

PVCレザーは安価な分、ビニールに近い質感です。(触るとツルツルとした感触)

加工がしやすいので、カバンや靴などのファッション小物に用いられることが多い素材です。

通気性や弾力/柔軟性は低く、経年劣化で表地が割れやすい特徴があります。



PUレザー…布地表面にポリウレタン樹脂を塗ることで、
質感を天然皮革に似せた人工素材

→ポリウレタン “Polyurethane” の略

PUレザーは、より一層天然革に近い質感です。(しっとりもちもち)

PVCに比べると経年劣化に強く、通気性・弾力/柔軟性があり、家具などにも多く用いられる素材です。

ただ、水分には弱いので、汗がついたままだったり、水拭きした後に乾拭きを怠ったりすると、「加水分解」という化学反応が起こり、表地がべたついたりポロポロと剥がれることがあります。

逆に、乾拭きや専用のクリーナーでお手入れしていただければ、長期使用が可能な合皮と言えます。



(PUレザー・PVCレザーの細かなお手入れ方法については、また後日改めて…)

クルー・ゼロシリーズのPUレザーはとっても高品質

PU・PVCの中にも、細かな種類やメーカーがあり、値段も「ピンからキリまで」ございます。

ちなみに、弊社正規品「クルー・ゼロ」シリーズに使用されているPUレザーは、国内の検査機関にて【ジャングルテスト】という耐久性の試験を行ったところ、通常使用であれば7~8年間の耐久性があるという結果が出ております!※使用状況により異なります。

他社類似品と比べますと、劣化に強い素材を使用しております。

ソファは毎日使うものですし、せっかくだったら長く使えるような、品質のよい素材のものを選びたいですね!

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