【廃材利用】不要になった牛床革を活用して、スマホの滑り止め兼簡易カバー

革製品を作っていると、大抵半端が出ます。
木でも布でも同じですが、いつも「もったいないな、何か活用方法は無いかな」と思います。

今回は、そんな革の廃材を使ってスマホの滑り止め兼簡易カバーを作ります。

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【作り直し】スマホの滑り止め兼簡易カバー

以前、フォトにスマホの滑り止め兼簡易カバーを掲載しましたが、あのときは革を適当に切って貼っただけだったので、型紙から作り直しました。

型紙を作ります

まず、必要なサイズ、穴の位置を正確に測り型紙を作ります。

Luca

革のおもて面を固めます

今回使用するのは、牛革の表面(通常製品に使う部分)を削り取ったかすなので、そのままだと毛羽立ってきます。
なので、表面処理をします。

トコノールという、革のコバ(革の断面)を固めて磨く液体です。見た目は、良く知られている木工用ボンドに似ています。
これを革のおもて面に塗ります。
塗ると少しツルッとしてしまうので、滑り止め効果は若干落ちてしまいますが、長持ちさせるには塗った方が良いと思います。

Luca

型紙に合わせて革を切ります

トコノールが乾いたら、型紙に合わせて革を切ります。

Luca

革の縁を処理します

化粧ネンという、写真のような鉄の道具を火で熱して、革の縁を固めます。

Luca
Luca

貼り付けて完成です

スマホの裏面に、両面テープで貼り付けたら完成です。
毛羽立だないですし、さわり心地も良く、滑り止め効果も残っています。

捨ててしまうはずのものが何かに生まれ変わると、嬉しいし得した気分になります。
皆さんもいかがですか?

Luca
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